2015年3月21日
1ドル=約33,000リアル
今日からイランはノウルーズという新年のお祭り。いつもより賑やかになるそう!
来る前は知らなかったのですが、いいタイミングでイランに入れたみたいです。
昨夜は嫌な騒動があったので、マシュハド街歩き、どうなるかな…。
マシュハドの街を歩くには、女性は特に気をつけてイランスタイルで歩かなくてはなりません。
スカーフは持っているものの、他の服は何も準備していなかった私。
でも、バリさんがかしてくれました。
前髪も隠して、頭から足までスッポリと被るのですね。暑い日は本当に大変です。
真っ黒のチャードルを着て歩いている人がほとんどでしたが、バリさんによると私のようにイスラム教信者でない旅行者は真っ黒のチャードルは着ないそうです。
この服装を見るとイランに来た実感が湧く
お祭りの時期は、ここ、聖地マシュハドにイラン中から人が集まるのだそうです。(宿の予約はちゃんとしておいた方が良いのですね。)
ノウルーズでは、「S」で始まるものを7つ飾る習慣があるそうです。
例えば、酢(serke)、りんご(sib)、ニンニク(sir)、貨幣(sekke)、ソマーグ(スパイスの一種)(somagh)、草(sabze)、時計(sa’at)…
他にも、水を入れた鉢、鏡、ロウソク、コーランなどの縁起物も飾るそうです。
店先に早速発見!
これは草ですよね。
お次は金魚鉢…これは違うかな。
大きな時計が飾ってあります!
このお祭りならではの風景を見ることができました♪
お土産屋さん
アイス10,000リアル
バーザールで、イラン用の洋服も買いました。(お尻が隠れて、長袖のもの)
220,000リアルと160,000リアル。
これにスカーフを巻いて髪を隠し、ジーパンを履けば、足も隠れるしオッケーです!
お昼ご飯はイランの定番メニューを。
キャバーべ・クービーデ(シャシリクみたいなもの)、ご飯、ナンで100,000リアル
メインのハラムを観光をする前に、明日のマシュハドからヤズドまでのバスのチケットを購入しに、バスターミナルへ。
BRTという市内を走るバス(5,000リアル/一人)
ハラムの目の前の通り、エマームレザー通りから真っ直ぐ一本で長距離バスターミナルまで行けます。
バスの中は、男性と女性は乗る場所が分かれていました。
明日のヤズドまでのバスは320,000リアル/一人。国内のバス移動については、別の記事で後日まとめます。
ハラメ・モタッハル広場(ハラム)へ戻って来て、やっと本格的な観光です。
ここは特に服装に気をつけなくてはなりません。男性も半袖半ズボンは好ましくありません。
まだ中に入っていないのに、ものすごい人です。
荷物を預けてから入り口へ。
男性と女性はここでも分かれていて、それぞれの入り口から入ります。
持っていたパスポートや小さな荷物などをチェックされ、私の方はあっという間に中へ入れました。
待っても待ってもなかなかHiroが入ってこない。どうやら、理由はわからないけど待たされた、らしいです。
さて合流できた!と思ったら、いきなりテレビの取材!
旅行者で目立ったのでしょうか?
あの後テレビで映像が流れたのかは気になるところです笑
取材が終わり、靴をビニール袋に入れて、やっと入ることができました。
人!人!人!本当に混んでいます。
熱心にテレビ中継を聞いているようです。
人の多さ、熱心さに驚く。この光景は圧倒されます。
水を飲んで心を落ち着かせます。
人が多すぎて、どこがどこだか分からずにふらふらしているばかりでした。
本当はガイドをつけないとダメ、と入り口で言われたのですが、ガイドがいる場所にも辿り着けず…すみません、勝手にウロウロしていました。
しかし、入ってもいいところとそうでないところと決まっているそうなので、ちゃんとガイドと回った方が良かったかもしれませんね。
帰り道、ナンを買おうと並んでいると、
タダで持って行っていいよ!
と言ってくれてこのポーズ!
ありがとう!
その後、昨日の事件からは思いもよらぬ出来事が。
ナンを片手に歩いていると、英語を少し話せるおじさんに話しかけられました。
日本から来たんだよ〜なんて話していると、お家においでよ!と突然誘われました。
(いや、ちょっと怖いな…でもほんの少しだけなら、玄関先までなら大丈夫かな…)と2人して戸惑いつつもおじさんのお家にお邪魔させてもらいました。
すると、家にいたおばあさんや、息子さんたち、お孫さん達も私たちを大歓迎してくれました!
気がついたらリビングでリンゴやオレンジやキュウリのおやつをいただいちゃっていました。
イランではキュウリっておやつなんですかね?
しかも皮をむいて食べていたのにもビックリ。
最後にはみんなで集合写真♪
道で突然出会った人に、こんなおもてなしをされたのは旅をしてきて初めて。
こういう人たちともっともっと関わりたいな。
おじさんのお誘いを断っていたら、こんな素敵な出来事は経験できなかったはず。
でももしおじさんが変な人で何かを企んでいたのなら今頃私たちがどうなっているか分からない。
この見極めは本当に難しいです。
昨日の暴力事件でへこんでいた私たちですが、今回の素敵な出会いで、イランを旅する気力が戻って来た気がします(*^^*)
Sho
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