2015年3月26日
1ドル=約33,000リアル
イランには大きな見どころがいくつもありますが、ここシーラーズの近郊にあるのが世界遺産にも登録されているペルセポリス遺跡。
学生時代の教科書に出てきた有名な遺跡に行くのは、なかなかテンションが上がるもの。
今日は日帰りでペルセポリスに行きます!
Travel Info.
◯ペルセポリス Persepolis
イランのファールス州にあり、紀元前6~4世紀にかけて興隆したアケメネス朝ペルシア時代の遺跡。
建造は紀元前518年で、ダレイオス1世及びクセルクセス1世による。
アレクサンドロス大王の遠征により壊滅した。
1979年に世界遺産にも登録されており、シリアのパルミラ遺跡、ヨルダンのぺトラ遺跡と合わせて「中東の3P」とも呼ばれる。
【アクセス】
テルミナーレ・カーラーンディーシュ(シラーズのバスターミナル)
↓
↓ ミニバス 所要1時間 8,000リアル/一人
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マルヴダシュト Marvdasht
↓
↓ 乗合タクシー 所要30分 ※同乗のイラン人におごってもらったので不明
↓
ペルセポリス
【入場料】
150,000リアル/一人
【その他】
鞄などの手荷物は入口で預ける必要あり
シーラーズからペルセポリスに行くには、テルミナーレ・カーラーンディーシュからミニバスに乗りマルヴダシュトまで行き、さらにそこからミニバンを乗り換える必要があります。
テルミナーレ・カーラーンディーシュでついでに翌日のイスファハーン行きのバスチケットを購入し(170,000リアル/一人)、ターミナルのはずれでマルヴダシュト行きのミニバンに乗り込む(8,000リアル/一人)。
長距離バスと違い、年季の入ったオンボロバス
(ターミナルで写真を撮ったら、怒られました)
1時間ほどでマルヴダシュトに到着し、ミニバンを探すが見つからないので乗合タクシーに乗り込む。
同乗したのは婚約中のイラン人カップル。
仕事のことなどを話していると、すぐにペルセポリスに到着。
しかもなんとタクシー代をおごってくれました、イラン人って優しい人多いな~。
タクシーを降りてから10分ほど歩くとチケット売り場に到着。
しかしまだまだノウルーズだからか凄い混みよう!
チケット 外国人用はとってもお高い
階段を上がったところがクセルクセス門。
そこからこんな感じに遺跡が広がっている。
昔、教科書で見たようなイランっぽい像があちこちに残されている。
空飛ぶ双頭鷲像 イラン航空のモチーフとして描かれている
こちらは透明の板で区切られている像
遥か昔に破壊されたまま、現在に残る廃墟。
続いてはアパダーナ(謁見の間)。
ここは、属国からの使者の謁見や、ノウルーズの祭儀のために使われていたところ。なるほど、ちょうどノウルーズなので混みあっていることに納得。
アパダーナの柱
ペルセポリスにはたくさんのレリーフがあり、様々な人種の人々が描かれている。
建造されたアケメネス朝時代、多くの人々がペルシャ(今のイラン)に集まっていたことが窺えます。
特にアパダーナの東階段にはたくさんのレリーフがあり、20を超える属国の人々が描かれています。
たくさんありすぎて何が何だか分からないけれど。。
人々の他、馬、羊、牛、それにライオンなどが描かれていて、昔から動物と過ごしていた生活が想像できて興味深い。
後から調べると、ここに描かれているのはエジプト、インド、カッパドキアなどなどなど、本当に広範囲にわたるようで、ペルシャの領域ががいかに広かったか。
さて、イランの人は概して旅行者に優しく(マシュハドでは嫌なこともあったけれど)、しかも外国人の旅行者が珍しいのかあちこちで写真を撮ろうと誘われました。
ここでも人が多かったからかたくさんの人に声をかけられ、ちょっとした有名人気分。
ですが列になるほど並ばれてなかなか前に進めなかったので、さすがに少し困った。
撮ってとせがまれたため これでも一部です
ペルセポリスの入口周辺には色々なお店や屋台が出ています。
天気もいいし楽しい雰囲気♪
わたあめ 一つ20,000リアル
こちらはアイス 一つ50,000リアルと少し高いが、独特の触感で、暑いイランでは美味しい!
テントを張っている家族や小さな遊園地もあり、世界遺産に来たというより近所の公園に来た感覚(笑)
テント イランではテント泊している人をよく見かける
ミニ遊園地
仮装している子ども みんな写真を撮られるのが大好きだね
遺跡の外では変わった帽子を被ったおじさんを発見。
珍しい日傘?と思ったら、この後何度も見かけました。流行ってるのかな?
帰りはペルセポリスからマルヴダシュトまでミニバンに乗り(10,000リアル/一人)、さらにシーラーズまでもミニバンを使って帰りました(8,000リアル/一人)。
ペルセポリスはあまりの人の多さにびっくりしたけれど、様々なレリーフを見ることが出来て遺跡にしてはまあまあおもしろかった♪
でもやっぱりアンコール遺跡なんかと同様で、ガイドを雇ったりしないと歴史や背景が分からないので少しもったいない。
Hiro
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