2015年8月29~30日
1アリアリ(AR)=約0.037円
マダガスカルの見どころと言えばバオバブ、キツネザル(特にシファカ)。
一昨日バオバブは十分堪能したので、残りのキツネザルを観賞したい。
ですが、彼らをたくさん見ることができるベレンティはあまりに遠く、手元のガイドブックによるとタクシーブルースで3日~1週間はかかるらしい。
一週間て笑
しかも片道ですよ。
片道3日だとしても日程的に厳しいのでベレンティは諦め、もう一か所キツネザルで有名なムルンダヴァ近くにあるキリンディ森林保護区に行ってみることにする。
◯キリンディ森林保護区
ムルンダヴァ北東約60kmのところにある自然保護区。
世界最小の霊長類ピグミーキツネザルなど8種類のキツネザルの他、カメレオン、フォッサ、ムササビなどが棲息。
【URL】
http://www.kirindyforest.com/
【アクセス】
ムルンダヴァ タクシーブルースターミナル
↓
↓ タクシーブルース 所要4時間半(※) 15,000AR/一人
↓
キリンディ森林保護区入口
↓
↓ 徒歩 所要1時間
↓
Kirindy Eco Lodge
※所要4時間半のうち、荷物の積み込み等が約1時間、故障の修理が約1時間。走っていたのは2時間半。
※タクシーブルースの他、タクシーや4WDをチャーターしていくことも可。
タクシーはBAOBAB CAFE HOTELの言い値で220,000AR。
【入場料】
・25,000AR/一人
・ガイド代 朝20,000AR、夜30,000AR(いずれも1グループの値段(4人以下)。それ以上の場合は値段が上がる)
【その他】
・ツアーは約2時間。
・宿泊施設はKirindy Eco Lodgeのみ、詳細は文末を参照。
・懐中電灯は必須。双眼鏡、虫除けもあったほうがベター。
・僕らと同様、タクシーブルース+徒歩で行く人は飲み水必須。
キリンディへのアクセスはタクシーブルース+徒歩、もしくはタクシー。
僕たちは値段を重視し、タクシーブルースを選択。
当日の朝、宿でタクシーブルースの出発時間を聞いてみる。
すると午前中しかないと言われ、慌ててプスプス(三輪の自転車タクシー)でタクシーブルースターミナルへ向かう(2,000AR/一台)。
10時過ぎにターミナルに着き、チケットを購入(15,000AR/一人)。
ちなみにここでは昔の通貨単位FMG(マダガスカルフラン)を使っているようで、看板に書かれている値段もFMGだったので注意。
変換レートは1AR=5FMG。
僕たちは一人15,000AR支払い、チケットには5倍の75,000FMGと記載されました。
チケット売り場
しかし、全く出発する気配がない。
聞いてみるといつものように満席になったら出発するという。
せっかく急いできたのに。。
結局出発したのは12時過ぎ。
ムルンダヴァに来た時のタクシーブルースとは違うタイプの車で出発
出発してからも荷物を積んだり、人を載せたり寄り道をするのでなかなか前に進まない。
1時間ほどムルンダヴァの周辺をウロウロ。
エンストを繰り返しながら悪路を進み、バオバブ街道を通りすぎる。
出発して3時間半、再びエンスト。
今回は修理に1時間かかり、キリンディの入口に着いたのは日も暮れ始めた4時半。
キリンディ森林保護区入口
ここから5kmの道のりを1時間かけて歩き、Kirindy Eco Lodgeに到着したのが5時半。
こんな道を進む
Kirindy Eco Lodge看板
Kirindy Eco Lodge
フランス発祥のスポーツ、ペタンクをやってるところ。
フランスの植民地だったラオス、ベトナムではこのスポーツを見たことがあり、一緒にやらせてもらいましたが結構難しい。
手で投げるボーリングというか、カーリングというか。。
着いてすぐに動物を発見!
ロッジ近くでフォッサ(マングースの一種?)を発見
テンションがあがりますね。
6時からナイトウォーキングに参加するが、ここで一悶着。
本日のナイトウォーキングでは、車でウォーキングの開始場所まで行くらしい。
僕たち以外は皆、4WDをチャーターして来ているようなので、どこかの車に乗せてもらうしかない。
しかしあるドライバーがなぜか嫌がり、このままだと彼らが帰ってくる2時間後まで待たなければいけないと言われる。
交渉するとチップを払えば乗せてやると言われ、渋々お願いする。
後で宿のフロントに聞くと通常、チップなどは不要だそう。
ドライバーは、この前行ってとても美味しかったChez Maggieのスタッフらしく、残念ながらイメージが悪くなってしまった。
結果的にガイドをシェア出来たので、ガイドの代金が半分の15,000AR/二人になったのは助かりましたが。
さて、気を取り直してナイトウォーキング開始!
。。。が、写真に残せず。
キリンディには8種類のキツネザルがいて、僕たちは4種類を見ることが出来たらしい。
ですが、正直暗いし遠いし、小さいし早いし。。良く分からん。
一番近くで見ることが出来て、写真にもうまく残せたのはカメレオン。
寝ているカメレオン
僕らはガイドに続いて歩くだけで精一杯、辺りを見渡す余裕などはなく、自ら何も見つけることは出来ませんでした。
こんなに暗い中でキツネザルやカメレオンを見つけることが出来るガイドはさすが。
ちょっとがっかりした気持ちで初日のナイトウォーキングを終えたのでした。
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翌日、6時半に朝食をとり、7時半に朝のウォーキングに出発。
と、歩き始めて10分と経たずにシファカを発見!
4匹のシファカ こっちを見てる
じーっ
じろじろ
シファカはキツネザルの一種で、横っ飛びをするサルとして日本では人気があるそうです。
ジャンプするシファカは見ることが出来ませんでしたが、こんな表情を見せてくれました。
続いては別のキツネザル。
子ども?メス?少し表情が柔らかい
彼らは警戒心が薄いのか人間の近くまでやってきます。
こんなに近くまで!
ガイドの手元に近づく
他にはこんな動物を見ることが出来ました。
フクロウ 目は開いているけれど居眠り中
トカゲ Madagascar Day Geckoという名前だそう
鳥もたくさんいる
ヘビ 時期によってはたくさんいるらしいが、この時は数匹見たのみ
昨日のナイトウォーキングでははっきりと動物を見ることが出来ませんでしたが、朝はたくさん見れました。
それに夜行性の動物がすぐ逃げてしまうのに対し、日中に出てくる動物はあまり逃げず、近づいてくるものもいる。
どちらかというと朝のウォーキングの方が満足出来ました。
おまけ オスのバオバブ
9時過ぎにLodgeに戻り、昨日来た道を再び歩く。
二人とも足がパンパンで、昨日よりも5kmの道のりが長く感じる。
なんとかキリンディの入口まで戻り、30分ほどでムルンダヴァ行きのタクシーブルースに乗り込む(10,000AR/一人)。
行きより安いのは、やはり少しぼったくられていたのか。
帰りはこちらのタクシーブルース
満員のタクシーブルースになんとか乗り込み、荷台にケツをぶつけ、エンストした車を汗だくで押し、食事休憩を挟みながら進むこと3時間半、ムルンダヴァのターミナルに到着。
エンストしすぎなんだよね
最後に、キリンディへタクシーブルースで行く人たちへの、僕らからのささやかなアドバイスです。
行きは助手席に乗ること。
帰りは4WDなどをヒッチハイクするか、座席に座れるタクシーブルースを捕まえること。
満員のタクシーブルースに乗ってしまうと、お尻半分腰かけられれば上等、腕で手すりを掴み全体重を支え続けること2時間半~4時間半、耐えなければなりません。
マダガスカルは道も交通手段も悪いので、短距離でも移動がしんどいです。
キリンディの宿はこちら。
「Kirindy Eco Lodge」
ロッジ外観
【URL】
http://www.kirindyforest.com/exemple-morondava-madagascar/
【アクセス】
キリンディ自然保護区の入口から東に5km。
一本道なので迷うことはない。
【値段】
ツイン/ダブル(ロッジタイプ)120,000AR/一部屋(朝食込)
ドミトリー40,000AR/一人(朝食なし)
【部屋の設備】
蚊帳
【トイレバス】
ツイン/ダブルは部屋付き。ホットシャワーは出るがショボショボ。
トイレは便座なし。タオル、石鹸、トイレットペーパー付き。
ドミトリーはバケツシャワー(水)らしいです。
【共有スペース】
広々した食事のスペースがあり、テレビ付。
【wifi】
無し。
【その他】
・夕食はサラダ、スープが5,000AR、肉料理やパスタなどのメインが20,000AR。
チキンのトマトソース20,000AR 筋っぽくてあまり美味しくなかったが、ボリューム有り
・朝食 フランスパン、クロワッサン、ジャム、バター、チーズの他、卵料理。コーヒー紅茶が選べる。
Hiro
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