放し飼いのキツネザル園 アンタナナリボのレミュールパーク

【マダガスカル09】放し飼いのキツネザル園 アンタナナリボのレミュールパーク

2015年9月7日
1アリアリ(AR)=約0.037円

マダガスカル最後の日。
アンタナナリボでは観光らしいことは何一つしておらず、ひたすら食っちゃ寝の生活。
そんなだらけた日々で、唯一気になっていたのがレミュールパーク(レミュール=キツネザル)。

キリンディでシファカを初め4種類のキツネザルを見れたのだけど、チラ見しか出来なかったのもいる。
参考記事: キリンディ森林保護区 過酷な道の先には。。シファカとの出会い
そこで怠けた体に鞭を打ち、重い腰をあげ、レミュールパークに行ってきました。

Travel Info.

◯レミュールパーク Lemurs’ Park
アンタナナリボ郊外の川沿いにある、キツネザルが放し飼いになっている施設。
マダガスカルにいる9種類のキツネザルが自然に近い状態で飼育されている。
【URL】
http://www.lemurspark.com/
【アクセス】
アンタナナリボ市内から車で40~50分。
【入場料】
二人以下の場合は25,000AR/一人、三人以上だと20,000AR/一人
他に、ガイドへのチップ。
【その他】
・時期によっては蚊が多いので長袖長ズボン、虫除けがあった方がよいそう。
僕らの時は蚊は気にならなかった。
・お土産屋、レストラン併設。
・ガイドを付けることが義務付けられている。英語可。


24時間オンライン予約可能★世界中のオプショナルツアー取扱VELTRA


レミュールパークへ行くにはタクシーかタクシーブルースを使うのが一般的だそう。
僕らはタクシーブルースのターミナルまで行くのが面倒なのでタクシーをチャーター(55,000AR/1台)。

タクシーはこっちの物価にしてはえらい高いですが、まあ日本で考えれば安いよね、とお互いを納得させて出発。

50分ほどで到着。結構遠い。

入場料25,000AR/一人を支払い、ガイドさんに連れられて出発。

放し飼いのキツネザル園 アンタナナリボのレミュールパーク (29)
入口

まずは餌を与えない、触らない、キツネザルとの距離は2m保つ、など注意事項の説明を受ける。
ガイドさんの説明によるとここには9種類のキツネザルがおり、珍しい植物もあるそう。

早速見つけたのがこちらの植物。

放し飼いのキツネザル園 アンタナナリボのレミュールパーク (15)
象の足という名前 むしろ生姜に似ている

放し飼いのキツネザル園 アンタナナリボのレミュールパーク (2)
ミニバオバブ 言われてみればバオバブの形をしているような

放し飼いのキツネザル園 アンタナナリボのレミュールパーク (3)
旅人の木とガイドのトニー

中に水が溜まっていて、揺すると溢れてきて飲めることから付いた名前だそう。
トニーが軽く揺すると、確かに水が出てきた。

放し飼いのキツネザル園 アンタナナリボのレミュールパーク (13)
アロエ アンタナナリボではマーケットで普通に売ってる

放し飼いのキツネザル園 アンタナナリボのレミュールパーク (14)
ナポレオンヘッド 葉っぱの形が帽子に似てるんだそうだが。。

続いて何やら動くものを発見。

放し飼いのキツネザル園 アンタナナリボのレミュールパーク (16)
カメレオン 目がグルグル回るのがおもしろい

元々は濃い茶色なんだそうだが、今は枝の色に合わせて薄い茶色になっているよう。
キリンディやバオバブの並木道でも見たけど、動き方がおかしい。
前後に揺れながらすこーしづつ動くんです。

さらに進むと施設のスタッフを発見。
と、近くでガサガサ音がする。

放し飼いのキツネザル園 アンタナナリボのレミュールパーク (5)
キツネザル 発見!

トニーによると、彼らは家族で父母子の三人家族。
子どもはどこにいるのかな?
と、いたいた!生後3か月らしい!

放し飼いのキツネザル園 アンタナナリボのレミュールパーク (4)
子ども お母さんザルにしがみついている

放し飼いのキツネザル園 アンタナナリボのレミュールパーク (9)
こちらはお父さんザル

放し飼いのキツネザル園 アンタナナリボのレミュールパーク (17)

放し飼いのキツネザル園 アンタナナリボのレミュールパーク (18)横跳びシファカという名前だそう 目がギョロッとしている

続いて別のキツネザルの集団を発見。

放し飼いのキツネザル園 アンタナナリボのレミュールパーク (30)
白黒エリマキキツネザル

みんなで下を向いている。
木をペロペロしているのは、スタッフがスプレーで吹き掛けた塩分を舐めているのだそう。
砂糖じゃなくて塩なんだ?

放し飼いのキツネザル園 アンタナナリボのレミュールパーク (20)木にぶら下がって逆立ち状態

放し飼いのキツネザル園 アンタナナリボのレミュールパーク (11)
ようやくチラッと顔を見せてくれた

ここではキツネザルをちゃんと管理しているようで、サルがいるところにはスタッフもいる。
檻のない動物園といったところかな?

他にこんなキツネザルたちも。

放し飼いのキツネザル園 アンタナナリボのレミュールパーク (22)

放し飼いのキツネザル園 アンタナナリボのレミュールパーク (25)
タケキツネザル 小さくてかわいい

放し飼いのキツネザル園 アンタナナリボのレミュールパーク (23)
その隣には別のシファカも

写真には撮れませんでしたが、この時、目の前でシファカがピョンピョン飛ぶところを見れました。
シファカの横跳びは昔、日本のCMでやってて有名だそうです。
僕らは二人とも知らなかったけれど、飛ぶ姿はなるほどかわいい。

どうやら彼らは腰骨の造りのせいで地上を歩くことは出来ないので、ジャンプするそうです。
ガイド付きのツアーは色々聞くことが出来て楽しい。

放し飼いのキツネザル園 アンタナナリボのレミュールパーク (7)

放し飼いのキツネザル園 アンタナナリボのレミュールパーク (8)
ワオキツネザル 名前はそのままですね

とてもすばしっこいので、近くに寄ろうとするとすぐに逃げられてしまいました。

夜行性のものもいましたが、建物の中で寝ていてちゃんとは見れませんでした。
ネズミキツネザルは見てみたかったなぁ。

放し飼いのキツネザル園 アンタナナリボのレミュールパーク (27)
就寝中のコビトキツネザル

キツネザルの他、カメもいます。

放し飼いのキツネザル園 アンタナナリボのレミュールパーク (26)
スターバックトータス

放し飼いのキツネザル園 アンタナナリボのレミュールパーク (6)
赤ちゃんガメ

こんなのを見ながら一時間ほどで終了。

僕らはここにいる9種類のうち、8種類のキツネザルを見れたそうです。
が、正直終わるころには何が何だかと言うところ。
残りはマングースレミュールという種類だそうで、レミュールパークにも一匹しかいないらしい貴重なやつ。

放し飼いのキツネザル園 アンタナナリボのレミュールパーク (28)
見学を終えて車に戻ると、タクシーの運転手も睡眠中

ここのサルは人に慣れているので近くまで寄ってくるし、逃げても行かない。
なのでキリンディやベレンティに行く前、行った後の予習復習にはいいかな、という印象です。

マダガスカルの最後に、ピョンピョン跳び跳ねるシファカを目の前で見ることが出来てよかった♪


世界最大の旅行サイト【トリップアドバイザー】

さて、楽しいことも、大変なことも多かった南部アフリカ+マダガスカルの旅はこれで終わり。

これから僕らは一旦ヨハネスブルクに戻り、ドバイとブラジル経由でアルゼンチンに向かいます。
マダガスカル→ケニア→南アフリカ(一泊)→ドバイ(一泊)→ブラジル→アルゼンチン、という二人ともはじめの長時間かつ連続フライトです。
飛行機嫌いなShoは一週間前からずっと神経性の腹痛と下痢に悩まされている笑

放し飼いのキツネザル園 アンタナナリボのレミュールパーク (31)
長距離フライトに備えて購入したRobertのチョコレート これで気を紛らわすしかない

Hiro

ブログランキングに参加しています。
良かったら一日一回の応援クリックを宜しくお願いします♪
↓↓↓
にほんブログ村 旅行ブログ 親子・夫婦世界一周へ
にほんブログ村

 
世界最大の旅行サイト【トリップアドバイザー】



24時間オンライン予約可能★世界中のオプショナルツアー取扱VELTRA