2015年8月
1メティカル(MT)=約3.2円
最初は行かないか、通過するだけの予定だったモザンビークの旅についてのまとめ。
【日程】
2014年8月11日~8月19日(9日間)
【ルート】
ブランタイア/マラウィからの移動(8月11~13日)
→モザンビーク島(13~15日)
→移動(15~17日)
→マプト(17~19日)
【費用】
※国際移動(マプト→ヨハネスブルグ 1,020MT×2)は除いて集計しています。また金額は二人分合計です。
費用明細 | メティカル | 円 | 割合 |
---|---|---|---|
食費 | 3,240 | 10,368 | 14% |
酒代 | 180 | 576 | 1% |
宿泊費 | 8,900 | 28,480 | 38% |
移動費 | 8,320 | 26,624 | 35% |
雑費(上記以外) | 2,945 | 9,424 | 12% |
合計 | 23,585 | 75,472 |
8泊9日の滞在で、合計23,585MT、75,472円。
1日当たり8,386円と、予算9,000円をクリア。 中身を見ていくと、主な費用は宿泊費8,900MT(約28,500円)、移動費8,320MT(約26,600円)など、観光と直接関係ない部分で70%以上を占めることに。
けどそんなにいい宿や交通手段、使ってないんですが。
集計してみてもどこにこれだけのお金を使って、何を得ることができたのか良く分からない。。
【総評】
観光☆☆☆☆☆:唯一の世界遺産モザンビーク島は、悪くはないが、のんびり島歩きをして廃墟や子どもたちと触れあうのが楽しいところ。これと言った見所はない。なお旅行中に会った欧米人のほぼ全てはモザンビーク島ではなくトーフビーチに行っていた。トーフではマンタやジンベイザメを見れるなど、マリンアクティビティが楽しめるらしい。
物価★☆☆☆☆:観光客向けのものは高い。露天の野菜、果物などは安いが、これまで庶民の味方だと思ってきたスーパーですら、フルーツジュース(1l)70MT、コーラ(2l)70MTなど、ほぼ日本と同価格だったのは衝撃的だった。ちなみにビールは40MT前後と安い。
治安★★☆☆☆:モザンビーク島は問題なし。マプトは暗くなると危ないらしいが、日中は特に危険は感じず。
食事★★★☆☆:モザンビーク島のシーフードがとても美味しかった。ナンプーラは食事できるところが少ない印象。
交通★☆☆☆☆:マラウィからミランジェ国境を越えるルートでは、モクバという町まではトラックの荷台で、ほぼ未舗装道路。モクバ~ナンプーラ~マプトは大型バスが走っている。ナンプーラ~モザンビーク島はミニバン。移動初日、トラックの荷台で未舗装道路を走ったせいで、モザンビークにいる間中、ケツが痛かった。
宿泊★☆☆☆☆:主要な町や観光地にはバックパッカーズがあるが高い。テント400MT~、ドミ400MT~、ツイン/ダブル1200MT~など。設備面ではwifi以外は問題なし。なおバックパッカーズ以外で、ローカルの人向けの宿はどこの町にでもあるようで、ダブル/ツイン200MT~と安い。その分シャワーも便座もないことが多いっぽい。
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【モザンビークの食寝飲笑】
食:モザンビーク島で食べたフィッシュサモサ
モザンビーク島ではシーフードピザやイカのカレーなど美味しいものをたくさん食べたが、中でも一番驚いたのがこれ。 宿Ruby近くの桟橋にお店があり、目の前で包み、揚げてくれる。 揚げたてのサモサは、外はカリカリ、中はアツアツ。 適度にスパイスが効いていて、驚くほど美味しかった。
寝:モクバのローカル宿
モザンビーク初日に、一緒に移動してきたマラウィ人に連れていってもらった宿。 ダブル300MTと安いが、部屋に入ると蚊がたくさん飛んでいて、ベッドからはいかにも虫が這い出してきそうな雰囲気。 虫除けのためベッドの上にテントを張るという、初めての経験を積んだのはここ。 シャワーはなく、頼めばバケツで水をくれるのでそれで体を洗う。 一泊するだけなら大丈夫だったが、連泊はきつい。 まだまだ節約は可能なんだと思い知らされた宿。
飲:2M
モザンビーク滞在最終日に飲んだビール。 飲みながら「これまでで行かなくてもよかった国は?」という話をしていると、二人とも「マラウィとモザンビークかな」と意見が一致。 マラウィMalwiとモザンビークMozambiqueの頭文字が両方ともMだったことから、印象に残っているビール。 ちなみに味は普通。
笑:モザンビーク島の子ども
モザンビークでは大人も子どもも愛想がない印象で、モクバやナンプーラなどを歩いていて声をかけられることは少なかった。 ところがモザンビーク島では子どもたちがとてもフレンドリーで、手を振ってきたり、写真を撮ってとせがまれたり。 ここの子どもたちはとってもかわいかった。
(最後に)
当初観光する予定はなかったが、せっかくなので立ち寄ってみたモザンビーク。
事前に調べたところ、モザンビークをおすすめしている人は少なく、腐敗警察の存在や移動の大変さなど、否定的な情報が多かった気がします。
行くと決めてビザを取りに行くも、今年の頭に申請の要件が変わっていて日数や手間がさらにかかるようになっていました。
大使館の職員の対応も含め、観光客は来るなと言わんばかり。
実際行ってみると、これまでの国々よりも大変でした。
英語が通じないこと、酔っぱらいの多さ、セクハラのひどさ、今までどの国でも当たり前だった「ありがとう」「ごめんね」というたったの一言すら言えない大人たち。
幸いなことに、心配していた警官絡みのトラブルはなかったですが、それでもバスの中で必ずと言っていいほど僕らだけパスポートをチェックされるのは腹が立ちました。
また、記事の本文にも書きましたが、ピンクのMの看板が目印の「Millennium BANK」がモザンビークには多くあります。
そこのATM でお金をおろそうとクレジットカードを入れると、カードが機械に飲み込まれてしまったということが滞在中三回ありました。
利用する際はご注意ください!
一方、期待していなかった分、モザンビーク島の夕焼けやシーフードはなかなかよかった。
まあもう一度行くかと聞かれれば迷わず断りますけどね。
Hiro
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