【モザンビーク04移動情報】モザンビーク島からマプト

2015年8月15~17日
1メティカル(MT)=約3.2円

モザンビーク島発、ナンプーラ経由、マプトの移動情報。

◯1日目

モザンビーク島

↓ 軽トラ 所要5分 5MT/一人

モザンビーク島対岸

↓ ミニバン 所要5時間半 200MT/一人

ナンプーラ


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~宿泊~

◯2~3日目

ナンプーラ

↓ Nagi Investment Os社バス 所要29時間 2700MT/一人

マプト

楽しかったモザンビークを島を出発し、目指すは首都マプト。
この後はマダガスカルへ向けて飛行機に乗るためにヨハネスブルクに行かねばならず、まずは中継地のマプトを目指す。

モザンビーク島の宿では、メインの通りにある病院前からミニバンが出ていると聞いたが、見当たらない。
とにかく橋の方へと歩いていると軽トラに声をかけられ、乗り込む(5MT/一人)。

橋を渡るとすぐにナンプーラ行きのミニバンを見つけ、運良く前の席に座れ、さらに運良くすぐに発車。
これはついてると思って走ること2時間半、やはりトラブル発生。
タイヤがパンクしてしまう。

30分ほど待ち別の車に乗り換えるも、1時間走ってまたパンク。
なんてこった、今までパンクなんてなかったのにここに来て二台連続とは。

再び30分待ち、ナンプーラに到着。
行きは4時間だったのに帰りは5時間半もかかりました。

それでも当初の話通り一人200MTで済んだので良かったが、途中で250MTだ、荷物代は50MTだと言われた時にはイラッとしましたが。

ナンプーラに入ってすぐ、Nagi Investment Osという看板を発見。
以前会ったドイツ人がこの会社でマプト行きのバスチケットを買ったと教えてくれていたので、バンを降りて明日のチケットを購入(2700MT/一人)。
ちなみにクレジットカードが使えました。

マプト行きは1日一本しかないらしく、朝4時発にも関わらず、席はほぼ一杯。
空いてて良かった。

しかしナンプーラからマプトは2000kmほど離れており、バスだと30~42時間ほどかかるとか。

どうやらまだまだモザンビークの過酷な移動は続きそうです。

 

ナンプーラでは再びRubyに行き、急いでテントを張り仮眠。
(ナンプーラの宿についてはこちらの記事の最後を参照下さい。移動情報】ブランタイア/マラウィからモザンビーク島/モザンビーク


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翌朝3時にタクシーに乗り、昨日チケットを購入したのとは別のNagiのバスターミナルに送ってもらう(250MT/1台)。
Nagiはナンプーラ市内に二つターミナルを持っているので注意が必要。

バスは比較的きれいな4列シート。
リクライニングなどはいまいちなので眠れるかどうか。

予定通り4時に出発してしばらくすると、突如ラジオからアザーンが!
この国、イスラム教が国教だったか?
確かにイスラム教徒の服を着てる人もいるにはいる。
しかし酒を飲んでる人がとても多いので、イスラムが多数派には見えないのだけれど…
なかなかの爆音で流れるアザーン。

そして運転手が飛ばす、飛ばす。
ミランジェからモザンビークに入って以来、車の運転が一気に荒くなった気がする。

アザーンを聞きながら真っ暗な道を120km/hぐらい(もしかしたらそれ以上?)で走るのはなかなか恐ろしい。

後ろの客とリクライニングのことで揉めつつ、変わらない景色を眺めて進む。
車内ではアメリカっぽい音楽や、これまたハリウッドっぽい映画が流れるのでそれほど退屈せずに過ごせます。

しかしやっている映画は恐ろしい野蛮人の住む未開の土地に乗り込んでいく勇敢な白人の話や、黒人のチンピラがあっという間にやられてしまうシーンなど。
周りのモザンビーク人はどういう反応なのか気になって見ていたが、ワイワイ喜んでいる人もいました。
キスシーンなどでは画面が消されてしまうのは、刺激が強すぎるから?

それにしても、悪者のツリメ忍者がか弱い白人女性を狙ってヤシの木から手裏剣を投げているシーンを見た時は力が抜けましたね。
恐らく大分前のものだけど、ハリウッド映画は白人のための物だと、まさかモザンビークで再確認させられるとは。
でも多分、モザンビーク人からしたら日本人のイメージってこの卑怯な忍者程度なんだろうなぁとうんざりするが、逆に僕ら日本人にとっての黒人のイメージも基本的には悪役なのかな。

そういえば移動していると感じるのだが、この国の人たちは愛想がない。
というか挨拶やちょっとした一言がない。

道を譲ってあげてもありがとうと言わない。
ぶつかってもごめんねと言わない。

小さな子どもを連れた母親が落としたものを拾ってあげた時ですら、何も言わないのを見ると少し悲しい。
この背中を見て育ったら自分も同じようになるんでしょうね、きっと。

そういう大人を見ているからか、子どももあんまり愛想がないです。
モザンビーク島を除いて。

そしてもう一点気付いたこと。
モザンビーク人たちはリクライニングをあんまり使わない。
夕方になってふと周りを見ると背もたれを倒している人はごく少数。
ひょっとして朝揉めたのは、そのせいかもしれない。

せっかくなんだから使えばいいのに。
それでなくても夜行バス、しかも30時間ぐらいかかるんだから。。

この日、食事休憩は11時、22時の計2回。
モザンビークにはテイクアウトの店がたくさんあって軽く食べるだけなら不自由しなさそうです。
それ以外でもしばしばトイレ休憩がありました。
もちろん立ちション、野ションです。

22時の休みの後、いつまでも発車せず、周りの乗客は外で横になって寝たりしてる。
僕らはバスで寝ようとするも、バスの中にも人がいてうるさかったり、ウロウロする人が座席に当たったりするのでほとんど眠ることができない。
このまま3時まで名前も分からない町で待機し、出発。

8時半過ぎにMaputoという看板が見え、大きなスタジアムなどもあり首都に来た感じがする。
9時前にバスターミナルに到着。

そこからはタクシー(150MT/一台)で目をつけていたバックパッカーズに向かうも個室は一杯。
10分ほど歩き、もう一つのバックパッカーズ、「FATIMA」に到着。

やはりモザンビークの移動はしんどい。
そして今回は文章ばっかりで写真がなし。
まあたまにはこんなのでもいいかな。。

本日の宿はこちら。

「FATIMA’S PLACE BACKPACKERS 」

【総評】
★★★☆☆(3点)

マプトに2件ある有名なバックパッカーズの一つで、ここも欧米人御用達。
中はまさに欧米人が好きそうな感じで、ソファがたくさんあってバーが併設されていてビリヤード台があって、という感じ。
のんびりリラックス出来る。

だがスタッフはあまり対応がいいとは言えず、愛想が良くなかったり、みんなで集まって騒がしくお喋りしてたり。
その程度ならまだいいのだが、朝、客が動き出した頃にキッチン周りの掃除を始めたり、ポットのお湯を沸かし始めたりするので、色々やりづらかった。

事前に送った予約メールが届いておらず、2000MT/一部屋の部屋に泊まったが、ダブルベッド一台、2段ベッド一台があったので、四人で泊まれれば安いかも。

なおもう一件のバックパッカーズはBase Backpackers。
ドミ400MT/一人、ツイン/ダブル1200MT/1部屋と、こちらの方が安い。

【URL】
http://www.mozambiquebackpackers.com/
【値段】
ダブル 2000MT/一部屋(部屋のタイプはいくつかあるそう。値段は僕たちが泊まった部屋のもの)、ドミトリー600MT
※メールが届いておらず直接行った
【トイレバス】
共有。ホットシャワー。
朝でも夜でもアツアツのお湯が出るのは嬉しい。
【共有スペース】
ソファ、テーブルなどあり。
【wifi】
有り。午後7時~午前6時まで無料。
今までのモザンビークのwifiに比べると強く、写真のアップロードなども出来た。
【その他】
・レストランが併設されているが、16時終了なので夜ご飯は外で食べるか自炊が基本。

Hiro

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