2015年8月13~14日
1メティカル(MT)=約3.2円
ここまで時間をかけた理由はただ一つ、モザンビーク島に来ること。
Travel Info.
モザンビーク唯一の世界遺産で、国名の元となった島。
大航海時代にはポルトガル領東アフリカの首都として繁栄し、スエズ運河の開通により衰退。
南半球で現存する最古のヨーロッパ建築とされるノサ・セニョラ・デ・バルアルテ礼拝堂、サン・セバスチャン要塞など当時の面影を残す建築が今なお残る。
また16世紀後半には伊東マンショら日本の天正遣欧少年使節団がローマから帰航の途中、風待ちのために半年ほどここで滞在している。
【アクセス】
ナンプーラからミニバンで約4時間。
詳細はこちらの記事参照(【移動情報】ブランタイア/マラウィからモザンビーク島/モザンビーク)。
この島は、今回行っていないポルトガルの雰囲気が残る、モザンビーク唯一の世界遺産。
とはいえ、特にこれといった見所はなく(世界遺産なのに)、 別にここじゃなければ出来なかったり見れなかったり、というものも特にはなさそう。
まあ確かに、まだ見ていないインド洋に浮かぶ島だとか、はたまた美味しいシーフードを食べ海岸でリラックスできるとか色々魅力的な点はあるけれど、来るだけで10日近くの時間をかけるにはどれもインパクトに欠ける。
ではどうしてここまで時間をかけてモザンビーク島に来たかったか。
「今回を逃したらもう二度と来る可能性がほとんどない世界遺産だから」。
そう、二人とも特に思い入れはないのです。
そんな時間と体力を削って来たわりには期待値が低かったモザンビーク島、意外と良かった!
***
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島に到着して宿にチェックインを済ませ、少し休んでから外に出てみる。
まだ三時半だがもう日が落ちてきていて、東に来ていることを実感。
お土産屋やレストランが数件あるものの、通りは廃墟感たっぷり。
宿Rubyから一本入った通り
近くの教会
廃墟
メインの通りにある廃墟
まだ使われているのか、古い映画館通りすがりの子供たちが笑顔で手を振ってくれる。
モクバやナンプーラではなかった経験。
モザンビーク島の子供はフレンドリー
ちょっと怖い。。
通りには欧米人らしき旅行者も結構いる。
ふらふら歩いていると赤っぽいきれいな建物が見えてくる。
教会っぽいが、実は違うらしい 前に立つのはヴァスコ・ダ・ガマの像
みかんを買ってみた(5MT/1個)があまり美味しくなかった。。
海の方に桟橋が見えるので、それを目指して進む。
すると、
向こう岸はアフリカ大陸
ちょうど夕日が落ちる時間らしく、とてもきれい。
モザンビーク島ではまだ帆船が使われている
一ヶ月ぶりの海だからかとても美しく見える。
桟橋の途中に軽食のお店を発見。
サモサを食べてみる。
サモサ1つ20MT
これが非常に美味しい。
チキンサモサ、フィッシュサモサを食べたのですが、どちらもスパイスが効いているもののきつくなく、ちょうどいい。
特にフィッシュサモサは絶品!
初めて魚が入ったサモサを食べたのですが、やみつき。
次の日も行ってしまった。
サモサ屋のおかみさん ミニスカートで細い足がセクシー
桟橋に沈む夕日
イカのカレー(ココナッツライス付き)(170MT)とシーフードスープ(250MT)、それにパン(30MT)
これもうまい!
カレーは、日本のカレーというよりイカのカレーソース炒めといったところで、イカたっぷり。
スープは魚や貝を細かくして煮込んだもので、スープに魚介の味がよく出てる。
予想通り、モザンビーク島はシーフードが美味しい!
しかもアフリカ南部を旅し始めて一ヶ月が経ち、アフリカの典型的な食には大分飽きている僕にはとても嬉しい。
チキンかビーフ、たまに魚。
グリルかシチュー。フライドチキン。
シマ(ウガリ)かライス、チップス。
もう、なんでもいいっす。。
そんな中、モザンビーク島の食は、ひと味違う。
この日は美味しいものを食べ、久しぶりにバックパッカーズのちゃんとした部屋(テントではなく)で快眠を貪りました。
島の入口には大きな木がある 子供たちがぶら下がって遊んでいる
常夏の島にはヤシが似合う
中心部と言っても車が通りすぎるのがやっとの小さな道。
お店も少なく、活気がないかと思いきや人はたくさんいます。
野菜を買っていたら子供たちが集まってきた
子どもたちは写真を撮られるのが大好き
かわいい子どもたち
この島の子どもたちは本当にフレンドリー。
中には人見知りの子もいて泣かせてしまいましたが、基本的には人懐こく、写真を撮られるのが大好き。
どうやら日本人の女性がこの辺りで英語を教えているらしく、「コンニチワ!サヨナラ!」と日本語で話しかけてくる子どももいる。
さすがアフリカ 身体能力が半端じゃない!
向こうに見えるのはインド洋 もともとキリスト教の布教のポイントだったためか、今でも島中にはたくさんの教会や十字架が残っている
不思議な形の雲
昨日、桟橋から見た砦
学校ではバスケ、サッカー、バレーボールをやっていた
お土産屋を見ていて不思議だったのが、この国の物価。
アフリカっぽいお土産 結構高い
お土産の布 1枚150MT 腰に巻いてスカートにしたり、赤ちゃんを背負う布にしたり
ポストカード 1枚80MT
なぜポストカードがこんなに高い??
売り子は「古い絵だから」って言ってたけど、意味がわからない。
最初は250MTと言われ、宿の人に聞いても70MTぐらいと言われたのですが、それでも1枚200円以上?
高すぎる。
お土産以外でもバックパッカーズなどの宿泊費も高いし、水以外の飲み物も高い。
(ナンプーラで持参テント一人400MT、約1300円て高くないか?)
まあバナナ一房10MT(約30円)、モクバの宿ダブル300MT(約1000円)など庶民的な物は安いよう。
ジンバブエもここも、経済がうまく行っていないところは嗜好品の物価が高いのかもしれません。
手作りポップコーン モトは500gで35MTと安い 到着日に宿のスタッフが作ってくれたので真似してみた
今日も夕日を見てサモサをつまみ、昨日とは違うレストランでシーフードピザをテイクアウト。
昨日のところもそうだったけど、こちらも欧米系の女性がいて味はとても美味しい。
シーフードピザ270MT 薄い生地でサクサク 宿にいた欧米人も知っている店だった
マラウィではインド系のお店でピザを頼んでしまい、大失敗していました。
なので久しぶりの美味しいピザにありつけて大興奮。
ですが木陰にあるテーブルで食べていると、なんと鳥のフンがピザの上に!
もちろんそこだけ切り取って棄て、それ以外は食べましたよ、ちゃんと。
ちなみに朝、近くの漁師がとれたてだと言うカニやエビを売りに来ていました。
僕らは捌き方が分からなかったので買いませんでしたが、調理できたら買いたかった。。
またここはロブスターも有名だそうですが、僕らが行ったレストランのどちらかでは約1000MTと高くててが出ませんでした。
漁師から直接買うと安いとか。
美しい景色と夕日。
美味しいシーフードと素敵な宿。
そして何より島の子どもたちの笑顔。
初めの期待を裏切り、とても満喫出来たモザンビーク島でした。
※モザンビーク島のレストランについては別の記事で。
Hiro
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