2016年1月
1アメリカドル=約120円
自然いっぱい、生き物いっぱいで、まさに楽園だったガラパゴスの旅についての費用その他のまとめ。
※なおここではツアーによるクルーズについては一切触れてませんので、あしからず。
【日程】
2016年1月5~12日(7泊8日)
【ルート】
Aプエルト・アヨラ/サンタクルス島(1/5~8)
→Bプエルト・バケリソ・モレノ/サンクリストバル島(1/8~12)
【費用】
費用明細 | アメリカドル | 日本円 | 割合 |
---|---|---|---|
食費 | 124 | 14,820 | 8% |
移動費 | 903 | 108,377 | 55% |
宿泊費 | 195 | 23,400 | 12% |
観光費用 | 240 | 28,800 | 15% |
お土産代 | 156 | 18,660 | 10% |
その他 | 14 | 1,680 | 1% |
合計 | 1,631 | 195,737 | 100% |
7泊8日の旅で、195,737円/1,631ドル、一日あたり約24,500円/約200ドル。
最も大きいのが全体の半分以上を占める移動費約108,400円/903ドル。そのうちほとんどがグアヤキルからの航空券代約98,400円/820ドルと、サンタクルス⇔サンクリストバル移動のフェリー代約7,200円/60ドル。これは削ることが出来ないので仕方ない。
次に大きいのが観光費用約28,800円/240ドル。全額が国立公園入園料とツーリストカードの代金。こちらも削ることは出来ない。
宿泊費、食費、お土産代などはそれぞれ20,000円前後で、全体の10%程度。サンクリストバルでイタリアンレストランに行ったり、サンタクルスでアクセサリを買ったりしたので、この辺りはより減らすことが出来そう。宿に関しては、一泊約3,000~3,600円/25~30ドル程度。一部屋を一人で使っても二人で使っても、基本的に値段は「一人当たりxxドル」なので、この点では二人で旅しているメリットはなかった。
まとめると、一人当たり約100,000円。一日約12,000円/100ドル。大体事前に予想していた通りの出費でした。
ガラパゴスを旅するにあたって避けて通れないのが、航空券代、国立公園入園料の約12,000円/100ドル、及びツーリスト・カード約2,400円/20ドル。
僕らの場合、航空券が往復で約50,300円/419.24ドルだったので、これだけで一人当たり約65,000円/約540ドル。
うぅむ、高い。
イースター島の旅と比べても高くなってしまったなぁという印象ですが、その分楽しかったのも確か。
一人一日100ドル程度を高いと考えるのか、そんなものかと考えるのかは、なかなか判断が難しいところ。
とは言えここまで来てガラパゴスに行かないという選択肢はとってももったいないというのが、帰ってきての感想です。
参考記事: 【チリ21】イースター島旅行でかかったお金
【アクセス】
A:キト、B:グアヤキル、C:バルトラ、D:サンクリストバル
ガラパゴスに行くには、エクアドルの首都キト、もしくはグアヤキルから飛行機。
ガラパゴス側には2つ空港があり、最大の都市プエルト・アヨラがあるサンタクルス島に隣接するバルトラ島、及びガラパゴスの首都プエルト・バケリソ・モレノがあるサンクリストバル島。
便が多かったり、島を行き来するフェリーが使いやすいのはバルトラ島。
なおバルトラ空港からプエルト・アヨラまではバスとフェリーで約1時間半。
サンクリストバル空港へは、プエルト・バケリソ・モレノから徒歩10分程度。
飛んでいるのはLAN ECUADOR、Aero Gal、TAME、Avianca。
※航空券を安く買う方法
節約派旅行者の頭を悩ませるのが、恐らく航空券代。
英語のExpediaで買うと安いとか、現地の旅行会社で買うと安いとかいう情報もあったが、僕らの日程では各社のHPで買うのが一番安かった(Expediaの方が高かったし、窓口だと手数料の分だけ高くなった)。
またイースター島の航空券のところで書いた「現地人価格で買う方法」は、ガラパゴスでは使えず、空港で差額を請求されるとか。
2~3年前は往復350ドル程度でも買えたようだが、この時は安くて420ドル程度。
エクアドル人価格だと半分~2/3程度だったので、ダメもとで試そうかと思ったけど揉めると困るのでやめました。
参考記事:【チリ12】イースター島 準備編1 イースター島行きの航空券を安く買う方法
なお、後で詳しく書きますが、各島を結ぶフェリーは基本、片道30ドルで固定なので、到着と出発の空港を別にし、フェリー代を浮かすという手もある。
【移動】
主要な3つの島(サンタクルス島、サンクリストバル島、及びイサベラ島)の間には毎日フェリーが往復している(片道30ドル/一人)。
サンタクルス島が起点で、サンタクルス↔サンクリストバル、及びサンタクルス↔イサベラのみで、それぞれ2時間程度。
サンクリストバル↔イサベラ島間はフェリーはない。
僕らはサンタクルスからサンクリストバルへの移動で利用したが、これが結構辛い。小さなボートに30人近くぎゅうぎゅう詰めにされ、隣の人とおしあいへしあいの2時間。
スピードボートで飛ばすので、どこかに掴まってないと落ちるんじゃないかと不安だった。
しかもかなり揺れるので、乗り物に弱い人は酔い止めを飲んだ方がいい。
サンタクルス島のフェリー乗り場
ちなみにフェリーではなく、小型機での移動も可能で、値段は100ドルぐらいだそう。
【物価】
ガラパゴスでは、多くのものが輸送されてきている関係からか、物価が高い。
エクアドル本土に比べると1.5~2倍程度。酒など、物によってはそれ以上のものも。
参考までに、僕らが買ったものの値段を記載しておきます。
卵(4~5つ):1ドル
牛肉(400g):3ドル
ソーセージ(200g):2ドルちょい
レタス(一玉):90セント
キャベツ(1/4):1ドル
玉ねぎ(1つ):50セント
トマト(3つ):1.25ドル
パイナップル(小):2ドル
Laysのポテトチップス(200g):3.3ドル
買っていませんが、米などは安いものもあったので、現地で調達してもいいかも。
一方パスタ、トマトピューレ、お酒などは高かったので、自炊するのであればグアヤキルなどで買ってきた方が良さそう。
ピザ 二人前で15ドルなど
ローカルレストランのランチセット3.5ドル
パン屋で購入 これで1.5ドル
24時間オンライン予約可能★世界中のオプショナルツアー取扱VELTRA
【ガラパゴスで見ることができる生き物】
ツアーに参加しなかった僕らが見ることができたのは、
ガラパゴスゾウガメ プエルト・アヨラのチャールズ・ダーウィン研究所
ガラパゴスウミイグアナ サンタクルス島のトルトゥーガ・ベイの他、色々なところで
ガラパゴスリクイグアナ こちらもチャールズ・ダーウィン研究所
ガラパゴスアシカ サンタクルスの魚市場、サンクリストバル島のLa Loberiaの他、こちらもあちこちで
グンカンドリ サンクリストバル島のティヘレータスの丘
恐らくフィンチの仲間 サンタクルス島のアレマネス・ビーチ
ガラパゴスベニイワガニ
その他、色々な鳥も見ました。
僕らは見ることが出来なかったけれど、他にもウミガメ、ハンマーヘッドシャーク、マンタ、オットセイ、タツノオトシゴ、ペンギン、アホウドリ、カツオドリなどなどたくさんの生き物がいます。
多くがガラパゴス固有種なので、ここに来なければ見ることができない生き物ばかり。
例えばここのウミイグアナは世界で唯一海に潜るイグアナだそうで、一緒に泳げたのはいい記念になりました。
泳ぐイグアナと記念撮影♪
アシカともこんなに近い!
【みどころ】
ツアーを一切使わなかった僕らが行ったところだけですが。。
サンタクルス島
〇チャールズ・ダーウィン研究所 Estacion Cientifica Charles Darwin
:プエルト・アヨラから徒歩15分程度のところにある、ガラパゴスゾウガメの飼育・保護施設。
〇Playa de la Estacion
:チャールズ・ダーウィン研究所の近くにあるビーチ。イグアナをよく見かけ、アシカが泳いでいることも。
〇トルトゥーガ・ベイ Tortuga Bay
:プエルト・アヨラから徒歩一時間程度の、白砂のビーチ。イグアナの生息地があり、僕らはここでウミイグアナと一緒に泳ぐことが出来た。
〇アレマネス・ビーチ Playa de los Alemanes
:プエルト・アヨラからボートで簡単に行くことが出来るビーチ。生き物は少ないが、空いているのでのんびりするのにおすすめ。
〇魚市場
:観光客でも新鮮な魚、ロブスターなどを買えるのはもちろん、見どころはおこぼれをもらいにくるアシカ、ペリカンなど。漁を終えた船が戻ってくると、たくさんの生き物が集まり、騒然となる。
参考記事: 【エクアドル02】ゾウガメ!イグアナ!アシカ!ガラパゴスPart1(サンタクルス島) 、 【エクアドル03】世界でここだけ!イグアナと泳げるビーチ。ガラパゴスPart2(サンタクルス島)
サンクリストバル島
〇プラヤ・デ・ロス・マリノス Playa de los Marinos
:プエルト・バケリソ・モレノにある、アシカだらけのビーチ。いついってもたくさんのアシカを観察することが出来る。
〇ラ・ロベリア La Loberia
:プエルト・バケリソ・モレノから徒歩で30分ほどのところにあるビーチ。アシカがたくさんいて、一緒に泳ぐことが出来る。ウミガメがいることもある。
〇プラヤ・マン Playa Mann
:プエルト・バケリソ・モレノから10分程度。土日にはローカルの人も来るようで、多くの人で賑わう。屋台も出るので楽しい。
〇ティヘレータスの丘 Cerro Tijeretas
:グンカンドリを見ることが出来る、プエルト・バケリソ・モレノから徒歩でアクセスできる高台。周囲にはビーチもあるので、天候が良ければシュノーケリングなども出来る。
参考記事: 【エクアドル05】アシカに首ったけ!ガラパゴスPart4(サンクリストバル島)
なお上記のみどころは、アレマネス・ビーチを除いて全て徒歩で行けます。
各ビーチではシュノケーリングもできますが、個人的にはわざわざシュノーケルセットを買うほどではないかな。。ゴーグルがあれば十分。
ツアーなどでシュノーケリングポイントに行く場合は、もちろんあった方がいいんだろうけど。
また僕らは行きませんでしたが、恐らく一番ポピュラーなのがイサベラ島。
道端でリクガメに会えたり、簡単にペンギンを見れたりするそう。
サンタクルス島から日帰りツアーなども出ています。
【その他】
・お店の営業時間
平日はお昼休憩があるお店が多く、暑い時間は店が閉まっていることも。
またキリスト教の国らしく、土日は閉まっているお店が多く、町は閑散としている。
一方、土日になると、町から近いビーチはたくさんの人でごった返している。
なお旅行会社はこの限りではなく、土日でも昼でも開いているところが多い。
・水
水道水は飲めない。大体の宿にはウォーターサーバーがあるので、ペットボトル、水筒などに詰めて持って行った。
・治安
安全。夜でも一人で外を歩ける。治安のよくないグアヤキルから来た僕たちにとって、同じ国とは思えなかった。
Hiro
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