2015年5月12日
1ユーロ=130円
日本でも人気になってきているクロアチア/ドゥブロヴニクから、私たちが向かったのはアドリア海を挟んだお隣の国、観光大国イタリア。
ドゥブロヴニクからは、南部の港町バーリに無事にフェリーで到着しました。
ここバーリは旧市街が美しいそうですが、一昔前まではマフィアが幅をきかせており、観光客も少なかったそう。
政府が観光に力をいれたことでここ数年は治安が安定しているそうですが、それでも北部イタリアと比べるとスリや引ったくりなどの軽犯罪は後を絶たないとか。
治安が良くないのであれば、明るいうちにさっさと観光を済ませてしまうのが私たちのスタイル。
フェリー移動で疲れてはいるものの、すぐ外出することに決定。
ここバーリからは二つの世界遺産に行くことができます。
一つはトンガリ屋根の町並みがかわいいアルベロベッロ。
もう一つは洞窟住居のあるマデーラ。
両方行ってもいいのですが、洞窟住居はトルコに戻る予定なので今回はパス。
ということでアルベロベッロに向かうことにします。
赤:ドゥブロヴニク、黄:バーリ、緑:アルベロベッロ
バーリからアルベロベッロへは国鉄バーリ・チェントラーレ駅のホームから出発するスドエスト線を使います。
スドエスト線のホームは一番南側
路線図
国鉄のチケットは駅の入り口にある切符売り場や自動販売機で買えますが、スドエスト線の切符はホームで販売しています。
駅に入って地下の通路を通り、一番南のホームまで行く必要があります。
なおイタリアの電車は、日本のように切符がないとホームに行けないということはありません。
切符を買い、駅構内やホームに設置してある改札機にて自分で改札(日本でもよくある切符にバチっと穴を開けるアレです。)をしなくてはなりません。
改札を忘れて駅員に見つかると罰金を払わされるので要注意。
逆に言うと、やろうと思えば無賃乗車が出来てしまいます。
が、実際にはしばしば駅員がチェックをしており、特に観光客の無賃には厳しいようでした。
さて、無事にアルベロベッロまでの往復チケットを購入。(9.8ユーロ/一人)
電車に乗り、のどかな風景を眺めていると一時間半でアルベロベッロに到着。
日本の白川郷。姉妹都市のようです。
駅からは通りが二つあり、どちらを使っても大丈夫です。
しかし世界遺産のある有名な観光地という感じはしないなあ。さびれた小さな町にしか見えない。
歩いて10分ほどで開けたところに到着。
すると。。
白いトンガリ頭たち!!
アルベロベッロのトンガリ屋根の家はトゥルッリと呼ばれており、昔、税金対策のため家を壊しやすいようこのような形になったのだとか。
あんまり風情のある理由ではない。が、見た目はかわいい。
階段を下ると一気に観光地化する。
あちこちが土産物屋だらけですね。
やっぱりトゥルッリの置物が多い
こちらは南イタリア名産のリモンチェッロなどのリキュールをトゥルッリ型の瓶に詰めたもの
トゥルッリを手作りしているところ
記号の書いてあるトゥルッリ
小道
屋上からの眺め
ただで屋上に上がらせてくれるお店がありました。
ちなみにアルベロベッロには日本人女性のヨウコさんが経営するお店があり、ここでも屋上に上れます。
ヨウコさんのお店で買った、トンガリ家の形をしたパスタ。250gで1ユーロ。なかなか美味しい
他のお店は500g売りが多く、持ち運ぶには重いので、少量で売っているものは嬉しいです。
アルベロベッロの見所は一画に固まっており、のんびり歩いて回っても1~2時間ほどで見れます。
またお土産屋の売り子さんは少し日本語が分かる人が多く、冷やかしているだけでも楽しめます。
私たちは一時間半ほどで観光を終え駅に戻ると、15分ほどでちょうどよくバーリ行きの電車が来たので乗り込む。
バーリに戻ってからは明日のナポリ行きのバスチケットを購入し(10ユーロ/一人)、宿の人オススメのジェラート屋に行く。
ダブルで2.4ユーロ
地元の人でごった返していたお店「Gasperini」
露店のジェラートに比べて倍以上の値段でしたが、これはうまい!!
やっぱり地元民で混んでる所は美味しいなぁ。
それからバーリ旧市街に行ってみるが、これまで見てきたヨーロッパの旧市街に比べるとそれほど興味をそそられず、すぐに宿に戻ります。
宿に戻って、お土産に買ったトゥルッリ型のパスタを使って自炊しました!
トマトやナスも八百屋で買って、今日の夜ご飯は豪華♪
〇移動情報
バーリ・チェントラーレ駅
↓
↓ スドエスト線(電車) 所要1時間半 片道4.9ユーロ
↓
アルベロベッロ駅
バーリの地図
赤:バーリチェントラーレ駅、黄:Gasperini、緑:Blablabla’ Bari(バーリで泊まった宿)
Sho・Hiro
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