2015年3月19日〜20日
1ドル=3.5マナト
※以前は2.85マナトだったのが、2015年1月から3.5マナトに変わっています。
この記事では、ウズベキスタン/ヒヴァからトルクメニスタンへ入り、イラン/マシュハドへ抜けるまでの移動情報を記載しています。
トルクメニスタン/ダルヴァザでのガスクレーターについては次の記事をご覧下さい!
二日間の移動経路です。
3月19日
前日、ヒヴァの宿「Hotel Alibek」にて手配してもらったタクシーに乗り、トルクメニスタンの国境を目指す( 50000スム/1台)。
タクシーはなぜか迷いながらも、1時間ほどで国境に到着。
迷わなければ40分ほどらしいです。
ウズベキスタン側の国境には商店が一つあるだけで、そこで両替ができる。
100ドルで400マナトにしてあげると言っていたが、事前に調べたレートとかなり違ったのでここでは両替せず。
手持ちで飲み物を買い、スムを使いきる。
ウズベキスタン側の国境は、旅行者優先で現地の人たちの前に入れてくれ、スムーズに手続きをしてくれた。
イミグレも税関もあっさりと終了し、トルクメニスタン側へ向かう。
トルクメニスタンとの間には緩衝地帯があり、ここは徒歩で通過することは出来ない。
専用の車を使うしかなく、もちろん有料(3マナト/一人)。
この時マナトを持っていなかったので、ドルで払う。(1ドル/一人)
トルクメニスタン側に入ると、一気に厄介になる。
まずは手続き。
滞在中に泊まる宿はどこだ、から始まり何日滞在するのか、知り合いはいるか、どのように移動する予定だ…などなどいくつかの質問を受け、すり鉢頭の係員がなにやらメモをしていく。
その後、隣の銀行のカウンターで税金を支払い(12ドル/一人)先程までのすり鉢頭のところに戻る。
ようやく笑顔で「ウェルカム!」。
ここまでで約20分はかかった。
続いて荷物検査。
現地の人に対してはかなり厳しく、鞄の中の洋服を一枚一枚チェックされたり、化粧品のファンデーションの蓋まで開けさせられていた。
そんなチェックは本当に面倒なので、ちょっとイライラした態度を見せる。
私たちの場合、Hiroの荷物の上の部分を少し見ただけで、係員も「いいわよ、この程度で。」と。
ちなみにいつもチェックされるshoの薬は、海外用の診断書を見せるだけで理解してもらえました。ウズベキスタンは厳しかったのですが、こちらでは簡単に済んだので少し安心。
隣の地元人とは比較にならない程簡単にチェックが済んだが、それでもイミグレと税関のチェックで合計1時間ほどかかった。
さて、トルクメニスタン側の建物を出て両替商を探すも、ここには何もない。
すぐにダシュホーズ行きのタクシーが見つかったので、とりあえずダシュホーズへ向かう(3マナト→1ドル/一人)。
20分ほどでダシュホーズに到着。
ダシュホーズは普通の田舎の町並み。
トルクメニスタンを代表するとも言える白い建物も特には目立たず、強いて言えば学生が鮮やかな緑の制服を着ているのが印象的。
どうやら緑がトルクメニスタンのカラーなのかもしれない。
タクシーにバスターミナルまで連れていってもらうが、アシュガバード行きのバスは夜7時と言われ断念。
親切にも、バスの運転手さんがシェアタクシーのところまで送ってくれた。
そう、このバスで。
この時、町中で両替商を探すも見当たらず、個人商店で両替してと言っても断られほとほと困った。
銀行で両替出来ると言われるが、銀行がなかなか見つからない。
そうこうしてるうちに8人乗りのシェアタクシーを捕まえるが、人数が揃わないと発車しないということで再び乗用車に乗り換える。
マナトはないがとにかく前に進むことを優先する。
13時半に出発(40マナト/一人)。
ドライバーはよく喋る医者のおじさん。同乗者はその弟子らしき無口な若者。
おじさんの名前はshaking。shoが自分のことを”しょうちゃん”というと大喜びで何度も繰り返す。
彼はひたすら喋り続けるが、ロシア語なのかトルクメニスタンの言葉なのか、全く分からない。
どうやら嫁が二人いて、子どもは五人、ロシアが嫌いで、日本に行きたいらしい。
18時にダルヴァザに到着し、チャイハネmonicaに荷物を置かせてもらう。
なおタクシーの代金はドルで支払った。(14ドル/一人)
お世話になったチャイハネ。(宿代は5ドル/一人)
意外と混んでいる。
そこからは、トルクメニスタンに来た一番の目的「地獄の門」へ。
簡単に時間だけ書くと、
18時20分に、チャイハネmonicaを出発。
21時30分に、ガスクレータを堪能し終え、チャイハネへ向けて出発。
23時30分に、2回のヒッチハイクの末、チャイハネに無事到着。
この記事では「ガスクレーター」のことにはあまり触れません!
チャイハネから「ガスクレーター」にどうやって行ったか、必需品は何か、私達が体験した砂漠でのアクシデントなどについての記事は次の記事をお読み下さい!
***
3月20日
朝9時半に起き、朝食を取ってから10時半過ぎにチャイハネを出る。
バス、タクシー、ヒッチハイクのどれでもいいのでとにかく車を停めようと試みる。
チャイハネの人がトラックだとタダになると教えてくれたが、今日中にイランに抜けたいので時間優先。
乗合タクシーが何台か通るが、みんな最初は一人200マナトなどとふっかけてくる。
なんとか35マナト/一人まで下げてくれるタクシーを見つけたのが11時15分。
昨日とは違い、今日のタクシー車内は静か。
何事もなく14時15分にアシュガバードに到着。
アシュガバード鉄道駅前で降ろされて、次のタクシーを探す。
イランの国境へ向けてまずチェックポイントへ向かうわけだ。
しかし、タクシーの運転手にイラン国境と言っても場所を知らなかったり、二人で400マナトとか思いっきりふっかけられたり。
ようやく適正な値段で捕まえたと思ったら、間違えてイラン大使館に連れていかれ、それはそれとしてお金請求されたり。
そんな人にはもちろんお金は渡さない。逆にこっちのロスタイムを返してくれと言ってやりたい…
15時、ようやくまともなおじさんドライバーを捕まえる(10マナト/一人)。
なぜか「急いで乗れ乗れ!」と言われる。
アシュガバードは道が綺麗で白い外観、青い窓の建物が多い。
大統領の写真が町のいろいろな所に貼ってある。
想像していたより特殊な感じはしない。
しかしおじさんの携帯の待ち受けが大統領らしき写真だったのはさすがと思った。
15時20分チェックポイントに到着し、パスポートチェック。
その後、乗り合いバンに乗り換えて、緩衝地帯の山道を抜ける。
乗客は私たち二人だけ。
というのもこれが最終バスらしい。
急がないと国境が閉まる。
緩衝地帯なので、写真は禁止。
雪山が見え、とても綺麗。
ツノが生えた鹿?の群れもいて、運転手が指を指して教えてくれた。
2人で40マナトだったのだが、こちらには、手持ちのマナトは残り10マナト。意外とお金には緩く、10マナト➕5ドルを支払い、オッケーにしてくれた。2ドル程度のおまけ笑
イラン側の国境へ15時45分到着。
出国は荷物をX線に通し、パスポートチェックで終わり。
非常にあっさり。
所要30分であった。
拍子抜け。
その日のうちにイランのマシュハドへ向かった。
別の記事で、イランへの入国からマシュハドまでの道のりについて書いていきます!
Sho
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