2015年3月11日
1スム=約0.03円(闇レートで1ドル=約3,800スム)
前回のサマルカンド観光全編ではレギスタン広場とアミール・ティムール廟について書きました。
今回はその他の場所について書いていきます。
Travel Info.
◯シャーヒ・ズィンダ廟
サマルカンド、アフラシャブの丘にある霊廟群。
一本の通りの両側にずらっと霊廟が立ち並ぶ死者の通り。
なおシャーヒ・ズィンダとは「生ける王」という意味。
【入場料】
8,000スム/一人
他にカメラ4,000スム/一台
◯ビビハニム・モスク
中央アジア最大級のモスク。
余りに大きすぎたことや度重なる地震により崩壊してしまい、一時期は荒廃していたものが修復されたもの。
【入場料】
12,000スム/一人
◯コニギルメロス紙すき工場
シヨブ川沿いの村コニギルにあり、サマルカンド・ペーパーを製造している工房。
ここでは紙すきの見学、体験ができ、時期によっては食事もできる。
【入場料】
無料
【アクセス】
シャーヒ・ズィンダ廟前のバス停から1番バス(700スム/一人)、もしくはタクシー。
運転手か助手にコニギルメロスと伝えておけば、前で降ろしてくれる。
***
日本語を勉強しているという学生ガイドさんたちに案内してもらってレギスタン広場の観光を終えた後、シヨブバザールに向かうことにする。
レギスタン広場からシヨブバザールにつながっているタシュケンツカヤ通りは、両側に綺麗なお土産屋さんが並ぶ。
陶器や織物などはカラフルで美しく、短期で旅行しているのであればお土産に色々買って帰りたい!!
タシュケンツカヤ通り 遊歩道になっていて、周囲にはお土産屋や銀行が立ち並ぶ
この通りには学校もあり、子どもたちが道で雪合戦をしている。
そんな笑顔を見ていると癒される。が、時に雪を当てられる笑
元気な子供たち 寒いのに。。
タシュケンツカヤ通りにあったインフォメーションの人 オシャレ!
さらにここの通りは物乞いも多い。
観光客の姿を見ると大人の物乞いが子どもを使って物をねだらせる。
私たちの周りにも小さな少女がまとわりつき、お金をくれとねだってくる。
夫がNOと言っても、言い方が優しいからか少女は離れない。
私がNO!!と言うと彼女は怖がって逃げる。
女には女の方が厳しくできるということなのだろうか?
この狭いエリアで、楽しく学校に通う子どももいれば、かたや親に言われて一日中物乞いをしている子どももいる。
途上国を旅していれば避けては通れない光景。
胸が痛むが、私たちに彼女たちを助けることは出来ない。
シヨブバザールすぐ近くにあるのが中央アジア最大級のモスク、ビビハニム・モスク。入場料12000スム/一人
巨大。モスクの中には入れず、ただ真ん中の広場から写真に撮るだけ…ちょっと残念でした。
ビビハニム・ムスク外観
中はこんな感じになっている
モスクのすぐ隣にはシヨブ・バザール この辺りでは有名なサマルカンド・ナンがあちこちで売っている
シヨブバザールに入るとさすがに活気があり人が大勢いる。
しかし売っている物はウズベキスタンやキルギスで見てきたようなバザールとそんなに変わらない。
活気のあるバザールだが、売っているものはだんだん見慣れてきたかな。。
ハズラティ・ヒズル・モスクを通り過ぎ、続いてはシャーヒズィンダ廟。入場料8000スム/一人と、カメラ代4000スム。
ハズラティ・ヒズル・モスク
この辺りからはサマルカンドが一望できる
シャーヒ・ズィンダ、ここは見応え◎
シャーヒ・ズィンダ入口
外から眺めるシャーヒ・ズィンダ
チケット
両側にずらりと聖廟(お墓)が立ち並ぶ
階段を上がってから目の前に広がるブルーがとても綺麗で幻想的。
違う世界に迷い込んだかのよう。
大満足。
細工が精密で美しい
最後に向かったのは郊外にあるサマルカンドペーパー工場。
サマルカンドは昔から紙の製造で有名だそうだが、一時期は製造されなくなっていたとか。
それを1990年代に復活させ、今でも紙すきを続けているのがこちらの工房。
サマルカンドペーパーで出来た何かを買いたかったのです。
工場へはシャーヒズィンダ廟前のバス停から1番のバスで向かう。
コニギルメロスというところで降りるそう。
その前にバス停横にあった売店でお昼ご飯を購入。ケバブ3000スム。
お昼ご飯のケバブ
ローカルバスは700スム/一人とお手頃。
このバスは運転手の他に集金役の少年が乗ってる。
彼にコニギルメロスに行きたいと伝え、バスに乗り込む。
少年の手はお札をずっと握っているせいか、手の油がほとんどなく老人のような手をしていた。
見ているだけで痛々しい。
さて、彼に降りる場所を伝えておいたが、忘れていたのか教えてくれず、結局終点駅まで乗ってしまった笑。
折り返し戻るために10分待ち、再出発。今回のバス代はタダ。
ようやくコニギルメロスに到着!!
看板
小川が流れている
バスを降りると目の前に紙すき工場あり。
行ってみると客は私たちしかおらず、機械はすべて止まっている。
私たちを見かけたスタッフが慌てて機械を動かし始めた笑
動き始めた水車
原料の植物の茎のようなものから紙ができるまで一通り説明してくれる。無料。
原料となる木の繊維をはがし、
コトコト煮ると、
こんな風になる
それを水車の力で潰し、
すく
それを石や動物の骨で叩き、
出来上がり
印刷後
ふーむ、社会科見学の時みたいだ。
その後、お土産屋コーナーに行く。
ここで購入したのが絵葉書一枚6000スム。
お土産の絵葉書
後日記載:私の友達宛にこちらのポストカードを、タシュケントの中央郵便局から封筒に入れて送ったのだが、3ヶ月経った今でも届いていないらしい。
届かなかったポストカード ちゃんと切手も貼ったのに。
後日追記第二弾:世界一周を終えて帰ってきた2016年08月になった今でも、ウズベキスタンからの郵便物は届いていない。約50ヶ国から絵葉書を日本へ届けたが、届かなかったのは、ウズベキスタンの絵葉書だけである。
この工房では他にもこんなものが売ってました。
紙でできた服!
壁掛け
お面に袋
今もサマルカンド・ペーパーを作っているというよりは、観光客向けの展示場っぽい印象ですが、色々売っていて面白かった。
世界遺産のレギスタン広場・文化交差路以外も素敵な場所が集まっていたサマルカンド。
期待していた以上に美しかった。
Sho
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