2014年7月21~24日
1オーストラリアドル(ドル)=約95円
僕たち二人が世界一周旅行の一か国目として選んだのはオーストラリア。
その理由は、
●日本からは直行便があり、他の国から行くよりも行きやすい
●治安に大きな問題がない
●夏の暑さから逃れたいので南半球の国に行きたい
●コアラやカンガルーなど動物が多い(動物好き)
などなどです。
僕らが住んでいる関東からは、世界遺産グレートバリアリーフに近いケアンズ、オーストラリア最大の都市シドニーなどへと直行便が飛んでいます。
ジェットスターのHPで航空券を検索してみると、この時期一番安いのは南部・ビクトリア州にあるメルボルン。
メルボルンにはケアンズやシドニーのような有名な見どころはないようですが、世界遺産であるロイヤル・エキシビション・ビールとカールトン庭園があるらしい。
どうせ周遊する予定なので、どこから入るかはそれほど重要ではない。
重要なのはまず費用。
よし、僕らの旅はメルボルンからスタートすることに決定!
***
夜中12時45分発予定のジェットスター機は、2時間遅れで成田空港を飛び立ったものの、天候不良によりケアンズにて予定外の一時ストップ。
それによりさらに30分遅れ、結局メルボルンに着いたのは午前3時になっていました。
とはいえまだまだ日が明けるまでには時間があるので、予定通り空港泊をすべく横になれる席を探す。
空港泊の時に便利なサイト、The Guide To Sleeping Airportで事前に探していた場所はすぐ見つかり、早速横になるものの、あまりの寒さになかなか寝付けません。
外に表示されている気温を見ると、なんと3℃!
寒すぎると思ったがここまでとは。。
僕らが行きたかったのは涼しいところであって、こんなに寒いところではない!などとわめいてみるがもうどうしようもない。
震えつつもうとうとしているとあっという間に朝になり、呆然としつつ市内へ向かうシャトルバスを探す。
シャトルバス乗り場
車内
シャトルバスは予約してあった宿の近くを通るため、通りの名前をバスの運転手に伝えて乗り込む(18ドル/一人。高い)。
メルボルンも天候が悪く、霧が濃いので景色はほとんど見えない。
一時間弱でバスを降り、本日から宿泊する宿PINT ON PUNTに到着する。
が、チェックイン時間は14時のため部屋にはまだ入れないと言われてしまう。
本日の宿PINT ON PUNT
疲労と睡眠不足でフラフラになりながらも外に出てみることにしました。
メルボルンではトラム(路面電車)があちこちを走っています。
メルボルン市内中心部を走るトラム。市民の足。
宿から市内中心部へ行くのもトラムが便利です。
しかし、使い方が良く分からない。
券売機の前で困っていると現地の人が寄ってきて説明してくれるのですが、どうしてもクレジットカードでチケットが買えない。
ラチが明かないので心を鬼にして無賃乗車をしてしまう。
なんということか、一か国目の一都市目の初日に早くも違法行為に手を染めてしまった。
無事?シティの中心に到着!
フリンダース・ストリート駅前のトラム駅
中心部では観光名所を回ってくれる無料の10番トラムが走っているので、とりあえずそれに乗ります。
トラムから眺めるメルボルンの街並みはヨーロッパのようで美しい。
セント・ポール教会
ジブリの「魔女の宅急便」のモデルと言われるフリンダース・ストリート駅や、大きな教会、それに芸術的な建物など、どこもきれいです。
こんなおしゃれな街を貧相な格好でウロウロするのが恥ずかしい。
無料トラムで一周してから、とりあえずメインどころを観光!
フリンダース・ストリート駅
海沿いにあるハーバー・タウン・ショッピングセンター
のんびり食事をしているとカモメが食事を奪っていく。
フェデレーションスクエア。大道芸人がいることもあります。
wifi使えますが、電波が弱かったです。
ちなみに市内にあるビクトリア州立図書館にも無料wifiがあり、こちらはサクサク使えました。
充電もでき、ソファもあるので快適です。
日本の町中にあるような図書館とは設備も雰囲気も全く違う。
馬車
チャイナタウン
東アジア系の顔立ちをした人が一気に増え、道も汚くなります。
なんだかほっとする。
図書館の入口ではチェスをやってます。
絵描き
不思議な像
川沿い
牢獄
夜の街並みも美しい
続いてはメルボルン博物館。
外観
オブジェ
それから世界遺産になっているロイヤル・エキシビション・ビールとカールトン庭園
私たちが行った時は何かイベントがあったらしく、テクノミュージックが流れ、レーザー光線が飛びかっていました。
世界遺産ぽくないなぁ。
中には入らず外から眺めるのみ。
銅像
自転車置き場。しゃれてます。
この辺りで道に迷ってしまい、地図を広げて二人で相談していると一人の中国人留学生に話しかけられ、わざわざ博物館まで連れて行ってくれました。
この後も、オーストラリアではどこでも、地図を広げているとすぐに誰かが近づいてきて道を教えてくれました。
みんな紳士的で感激。
日本での外国人旅行者に対する自分たちのふるまいを改めなければと考えさせられます。
もう一点。。こちらは残念な点ですが。
英語が全然分からない!
早いし、発音が独特だし、簡単なあいさつすら聞き取れない!
いろんな人が助けてくれるのですが、同じことを何度も聞き返してしまい申し訳ない。
さて、中心部から少し離れると公園がたくさんあります。
宿近くのAlbert Park
黒鳥
オウム。キバタンという。
公園の湖には白鳥、黒鳥、ハト、カモメ、オウム等、鳥がいっぱいいてのんびり過ごせます。
ちなみにオーストラリアでは、白鳥は珍しく、黒鳥が一般的らしいです。
筋トレ器具
ここだけでなくオーストラリアではいろいろなところでトレーニング器具を見かけます。
学校帰りに腹筋をしてる学生もいますね。
また、オシャレな建物や不思議なものまで。
忍者??
ベンツ社屋
信号
美術館?
タワー
何のビル?
メルボルンは街並みもきれいで人も親切、おそらく治安もとてもいいので素晴らしい町です。
が、上記に書いた英語に加え、難点があります。
それは物価。
何をするにも高い。
レストランで食事をしようとすると一人10ドルは当たり前。
コンビニでコーラを買おうものなら3ドル程度、水1.5lで2.5ドル程度。
中にはカルピスウォーター500mlで8ドルなんてものまであるらしいです。
日本よりも高い。
サーモン寿司盛り合わせ 16ドル
店員に日本人はいない。
宿で食べたステーキ 9ドル
さらに為替の影響があります。
オーストラリアドル高に加え、このところの急激な円高が財布に重くのしかかる。
この旅を計画していた時に比べ、ドルに対して20%近い円安になっている。
つまりは全体の費用が20%近く増加してしまう!
これは厳しい。
一カ月かけて一周する予定ですが、早くも計画変更せざるを得ない予感がしてきました。
さて、次回はメルボルンを離れ、日本でも有名なグレート・オーシャン・ロードへ向かいます!
Hiro
***
メルボルンの宿はこちら。
PINT ON PUNT
【総評】
★★☆☆☆(2点)
メルボルンでは比較的安いゲストハウス。
市内中心部からは離れているが、トラム駅が近くにあるのでアクセスは問題なし。
宿の設備は最低限で清潔とも言えず、また酔っぱらった旅行者が夜中まで騒いでいる日があった。
快適とはいえないが、メルボルンでこの値段なら仕方ないかというレベル。
すぐ近くにガソリンスタンド併設のコンビニがあるので買い物には不便しない。
【住所、アクセス】
42 Punt Road, 3181, Melbourne
【HP】
pintonpunt.com.au/hostel/
【値段】
ツイン/ダブル 55ドル(朝食込)
BOOKING.COMにて予約。
【トイレバス】
共同。ドイレットペーパー付。
【共有スペース】
あるが狭い。
一階にはバーがあり、宿泊客は割安で食事ができる。
【wifi】
有り。無料。
【その他】
朝食はシリアル、パン、コーヒー紅茶などシンプル。
コインランドリー有り。一回4ドル。乾燥機は別料金(使ってないので料金不明)。
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