2015年3月13~14日
1ソム=0.03円 (闇両替で1ドル=約3,800ソム)
朝から一日かけて世界遺産ブハラの街を観光します。
遺跡が保存されている旧市街は一日で観光スポットを見て回れる小さな街。でも雰囲気の良さに何回でも観光したくなってしまう街でした。
さらにお土産を買うのにもピッタリなお店がいくつもあります。そちらもご紹介します♪
まずはラビハウズ。ハウズとは池のことで、周りにはチャイハナや安宿、お土産屋がたくさんある。
ラビハウズ 脇にはラクダの像が立ってる
イスラム神学者フッジャ・ナスレッディン像 いつも写真を撮る人たちで大賑わい
西に進み、アジア・ブハラホテルを通り過ぎると現れるのがタキ・テルパクフルシャン。
タキとは大通りの交差点を丸屋根で覆ったバザールのこと。
ブハラの旧市街中心部には3か所のタキがあり、ここのタキは「帽子市場」の意味だそうです。
タキ・テルパクフルシャン
ちょっと暗いけれど、こちらがタキ・サラフォン(両替市場)
こちらはタキ・ザルガロン(宝石市場) 特徴の丸屋根が目立つ
タキ・テルパクフルシャンを越えて歩くと見えてくるのがこちら。
ブハラのシンボル的存在 カラーン・ミナレット(大きな塔、の意味)
このミナレットは、昔ブハラを襲った大地震の時にも崩れず、またチンギス・ハンに征服された時にも破壊を免れており、1127年に創建されて以来、ブハラを見守り続けているとか。
高さが46mあり、ブハラで最も高い建物のため、あちこちから見ることができ、そのため目印としても便利です。
カラーン・ミナレットとつながっているカラーン・モスク
この辺りはウズベキスタンの人たちの間でも有名らしく、遠足で来ている子供たちもいる。
遠足中の子どもたち
ぼーっと見ていると、僕たちに気付いた子どもたちに一斉に取り囲まれて記念撮影タイム。
一緒に撮影
なぜか先生と三人で笑 斜めに撮るのがこっちの学生の流行
2,3話した後、みんなとバイバイ。
それにしても中央アジアの人たちは大人から子供まで外国人に興味津々な人が多い。
フレンドリーな人や写真好きな人がたくさんいるので、知らない人との写真がどんどんたまっていく。
カラーン・ミナレットを離れて、さらに西に進んでいく。
近くには帽子の露店 ウズベキスタンではよく帽子屋を見かける
近くにあった食堂でお昼休憩。
入口
焼きラグマン
羊肉とポテトの炒め物
これにナンがついて11,000スム(300円ぐらい)。ローカル食堂は安いし美味しいし素晴らしい!
美味しい食事でおなかを満たした後、次に目指すはアルク城。
アルク城の辺りは古代ブハラ発祥の地と言われ、その歴史は2000年以上遡るそう。
アルク城城門
門の近くに何やら動くものが??
近づいてみる。。
ラクダ!
アップ 口角が上がっているので笑ってるみたい
かわいいのう。。
この旅でラクダを見るのはカザフスタンに続き2回目。こんなに近くで見たのは初めて。
観光客慣れしているようで、近くにいる飼い主?さんは「触ったり写真撮ったりしていいよ~」と。
乗ってもみたかったけど、お金がかかるらしいのでここではパス。
そのうちどこかで乗れるんだろうか。
アルク城城壁 モコモコしてて変わってる形
アルク城の西にあるバラハウズ・モスク ブハラ・ハン専用
近くにはカラーン・ミナレットとは別のミナレットも。
絨毯市場 一枚変なのが混ざってる
さてさて、タシュケントやサマルカンド、マルギランでも見てきましたが、ウズベキスタンには素敵なお土産がたくさんあります。
短期の旅行だったらたくさん買ってしまうのでしょうが、僕たちは少しだけで我慢。
ブハラでは、2つのお土産をご紹介します。
まずは「スザニ」。
ウズベキスタンでは女の子が生まれると母親が縫いはじめ、嫁入り道具として持たせるという伝統的な刺繍です。
地方によっていろいろな柄があり、またタペストリーやベッドカバーなどなど、色々あります。
何件かお店を回り、ランチョンマット程の大きさのスザニを1枚1ドルで交渉を始めたものの、誰も相手にしてくれず。
結局、日本語を少し喋ることが出来る女の子のいるお店で、交渉の末、一枚1.75ドルで18枚購入。ちなみに最初は一枚5ドルでした。
いいお土産が出来たとShoは大喜び。
大量のスザニ 手作りのものと機械で作ったものがあるそう
お店の人は「ナチュラル!」とよく言うが、自然のものから作った着色料で色を付けたものと、そうでないものと色が全く違う。
素人目で見ても一目でわかるほど違うのでびっくり。
「BUKHARAと入れて」と頼んだら、彼女が刺繍してくれた
習っているカタカナを刻んだスザニ さすがに買わなかった。。
お店はラビハウズからタキ・テルパクフルシャンを越えて左手にあります。
2つ目は手作りハサミ。
地球の歩き方でも紹介されているサイフッロー・イクラモフスというお店ではコウノトリなどをモチーフとして手作りでハサミ等の金物を作っており、各国のコンクールでも受賞歴があるとか。
入口
中に入るとお店のことを取り上げている歩き方や新聞の切り抜きを見せられました。
コウノトリのハサミ 名前なども彫ってくれるようです
予算オーバーだったので買わず。でも後から考えると少しぐらい高くても買ってもよかったかも?
ウズベキスタンのみならず、中央アジアのお土産はどれもかわいく見えるようで、Shoはあれこれ悩んでいました。
一通り街歩きを終え、陽が陰り始めるころラビハウズへ戻る。
名ディール・ディヴァンベギ・マドラサ サマルカンドの時と同様、こちらも顔の絵が描かれている。
すぐ近くにあるマゴキ・アッタリ・モスク?ナディール・ディヴァンベギ・ハナカ?だかがライトアップされていてなかなか美しい。
夜ご飯はピザを食べるため、トリップアドバイザーで調べておいたイタリアンのお店「ベッラ・イタリア」に。
入口
ピザ19,000スム うーん。。イマイチ。。
サラダ9,000スム ウズベキスタンのサラダは残念なことが多いが、ここもそうでした
これにチャイ(2,000スム)を頼み、生演奏の料金とサービス料15%がかかって39,000スム。
ちょっと高い、かな。。
翌朝、見忘れていたチョル・ミナルへ。
朝焼けのチョル・ミナル
ロンリープラネットの中央アジア版の表紙を飾るチョル・ミナルとは、4本のミナレットという意味。
一つの建物に4つのミナレットがあるのは確かに珍しいが、もっと代表的なものはたくさん中央アジアにはあるんじゃないか?という気がする。
ブハラにはキルギスやサマルカンドで見てきたモスクなどの建築物とは違った建物がたくさんあり、サマルカンドに負けないぐらい美しい町でした。
ウズベキスタンでは期待以上の街並みを楽しめていて、次に行くヒヴァもとても楽しみです♪
***
初日の宿がいまいちだったので、2日目は「Kukaldosh」というB&Bに泊まりました。
通常は50~60ドル程度するようですが、空きがあったらしく昨日と同じ20ドルという安値で泊まることが出来ました。
トリップアドバイザーやBooking.comなどでも高評価のため、安く泊まれてラッキーでした。
なお詳細な情報は後日、まとめてアップする予定です。
外観
部屋の様子 とても清潔
なんとバスタブ付き!
Hiro & Sho
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