2015年3月11日
1スム=約0.03円(闇レートで1ドル=約3,800スム)
ウズベキスタンには歴史ある遺跡や町がたくさんあります。
その中でも、サマルカンドは見た目の華やかさからして頭一つ抜けているのではなかろうか。
青い都、サマルカンド。
そしてその象徴たるレギスタン広場。
中央アジアに来て一ヶ月過ぎ、ようやく辿り着いた。
待ちに待ったサマルカンドを、ぶらっと観光します。
Travel Info.
◯サマルカンド
約2500年の歴史を持つシルクロードを代表する都市で、ウズベキスタンに数ある観光地のうち、個人的にはハイライト。
主な観光名所はレギスタン広場、シャーヒ・ズィンダ廟、アミール・ティムール廟、ビビハニム・モスクなど多数。
各所に青色が使われていることから「青の都」とも呼ばれる。
【アクセス】
首都タシュケントからバスで約5時間
◯レギスタン広場
サマルカンド観光の中心(個人的な)であり、世界遺産にも登録されている場所。
広場を囲んでマドラサ(神学校)が3つあり、左側がウルグ・ベク・マドラサ、正面ティラカリ・マドラサが、右側がシェルドル・マドラサ。
なおレギスタンとは「砂の広場」の意味で、旧ソ連時代には2mもの砂に埋もれていたそう。
【入場料】
17,000スム/一人
◯アミール・ティムール廟/グーリ・アミール廟
ティムール朝の創始者であるティムール及びその家族を祀っている廟。
【入場料】
入ってないので不明
まずは宿の裏にあり、昨晩少しだけ見た、アミール・ティムール廟へ。
どうやら入場料がかかるようなので外から見学。
こちらは夜のアミール・ティムール廟
そもそもアミール・ティムール廟とは14~15世紀に興隆したティムール帝国の始祖であるティムールとその家族を祀っている廟。
ティムールは中央アジアから西アジアにかけて一大帝国を築き、ここサマルカンドなどで建設事業を進めたウズベキスタンの英雄。
ウズベキスタンの人の中には今でもティムールを誇りに思っている人もいるとか。
ティムール像
宿からこんなに近いところに歴史的な建造物が残っているなんて、興奮!
こんな愉快な車も走ってます
さて、続いては宿から徒歩で10分ほど。
昨晩タクシーからチラリと見えたレギスタン広場の姿が今、目の前に!!
美しい。。
しかも昨日までの雪が少し残り、ほんのり雪化粧を帯びている。
たまには雪もいいもんだ。
二人とも興奮しながらレギスタン広場を背景に、まだ使い慣れない自撮り棒を使って写真を撮ってた。
すると突然日本語で話しかけられる。
話しかけてきたのは日本語でのガイドの勉強をしている大学生と、日本人の先生。
久々の日本語!!(笑)
話を聞くと、彼らの勉強のため、日本語ガイドを無料でやらせてくれとのこと。
こちらとしてはありがたい!
私たちは世界遺産とかでもふらぁ~っと見て終わってしまうため、いつももったいないことをしているのだ。
是非ともと、お願いした。
入場料 レギスタン広場17,000スム/一人
(市民の皆さんは1,000スムらしいです。だいぶ差があるな~)
予習バッチリのイブラヒモくん、
もうちょい頑張れ!なラブシャンくん、
遅刻しちゃった女の子ガイド。ちなみに彼女が被っている帽子は結婚式などで被る帽子だそう まだ持ってないんだって。
彼らに連れられてモスク内部の中庭や、
モスクの中にあるお土産屋や、
展示場になっているところを見学。
マドラサ入口 装飾がイスラム建築の雰囲気を漂わせている
中庭の様子
内側から見たマドラサもきれい
天井 目の錯覚を利用していて、奥行きがあるように見えるが実は平坦だそう
細かいところにもたくさん装飾がされている
楽器も売ってる かなりふっかけてくるので要注意
モスク内部にあるお土産屋で値段交渉!結果は失敗。。
お土産屋の前にはこんなお茶目な人形も。。
こちらのシェルドル・マドラサには顔の絵が飾られています。
これはイスラム教で禁じられている偶像崇拝に当たるものの、このモスクの建造主が自身の力を誇示するために職人に作らせたものらしいです。
実際に描いた職人はその後自殺だか死刑だかで命を落としたそうです。
またレギスタン広場を囲む三つのモスクには主に使われている色があり、それそれブルー、グリーン、イエロー。
それぞれに意味があり、例えば緑はイスラム教の色らしい。
これら以外でも、こっちの建物は昔は学校として使われていた、とか、ミナレット(モスクにくっついている塔の部分)はお祈り開始の呼びかけのために使われていた、とか。
三人がかわるがわる日本語で詳しく説明してくれた。
こちらの質問にも一生懸命答えてくれて、勉強になりました‼
ガイドしてもらって本当に良かった!
ちなみに先生の日本人はJICAの方でした。頑張ってください!!
一通り説明してもらい、これから授業があるというのでここでお別れ。
ありがとうございましたー♪これからも日本語ガイドの勉強頑張って!
サマルカンド中心部にはエコカーも走ってる
その後、シャーヒ・ズィンダ廟などを見学しましたが、その様子は次回お届けします。
今回はレギスタン広場のみ。
時間が経って、夕方のレギスタン。
夕陽に染まるレギスタン
日中はあんなに青かったレギスタンが、夕陽に照らされて真っ赤に燃えているのはなんだか不思議。
それでもとってもきれい。
最後に夕焼けのティムール廟も載せておきます。
次回はサマルカンド観光の後編です!
Hiro & Sho
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