2015年11月11~15日
1アルゼンチンペソ=約8円(闇レート)
1チリペソ=約0.17円
アルゼンチンの首都ブエノスアイレスから、チリ側パタゴニアにあるマーブルカテドラルへの移動情報。
○移動概要
ブエノスアイレス(以下ブエノス) レティーロ・バスターミナル
↓
↓ Don Otto社バス 所要28時間(12時→翌16時) 1,292アルゼンチンペソ/一人
↓
コモドーロ・リバダビア(以下コモドーロ) Comodoro Rivadavia ※1泊
↓
↓ SPORTMAN社バス 所要7時間(5時半→12時半) 408アルゼンチンペソ/一人
↓
ロス・アンティグオス Los Antiguos
↓
↓ ミニバン 所要1時間(13時→14時) 5,000チリペソもしくは100アルゼンチンペソ/一人
↓
チレ・チコ Chile Chico ※2泊
↓
↓ ミニバン 所要3時間半(10時→13時半) 17,000チリペソ/一人
↓
プエルト・リオ・トランキーロ(以下トランキーロ) Puerto Rio Tranquilo(マーブルカテドラル観光の拠点となる町)
※宿情報は最後にまとめて記載しています。
アルゼンチン、チリの南部にまたがるパタゴニア。
当初行くつもりはなかったのですが、安く取れたイースター島行きのフライトまでしばらく時間が出来たため、気になっていたマーブルカテドラルだけでも行ってみることに。
マーブルカテドラルはチリとアルゼンチンの国境をまたぐ、Lago Genaral Carrera (アルゼンチン名Lago Buenos Aires)にある、世界で最も美しいとも評される洞窟。
マーブル模様に重なった大理石に湖の青が反射する、とても幻想的な写真を見て、日本にいた時から行ってみたいと思っていた。
ですが、パタゴニア他の観光地、ロス・グラシアレスの氷河やフィッツロイなどに比べて知名度で劣るのか、とにかく情報が少ない。
ネットでもタイムリーな情報をなかなか得ることができない。
観光地化もまだまだなのか、アクセスするにも時間がかかるようで、今いるブエノスからどう行ったらいいのかもよく分からない。
バスのスケジュールも頻繁に変わるらしく、中には週に1~2回しか便がない町もあるとか。
何もない町で一週間動けなかったらどうしよう。
無難なのはバリローチェやチリのプエルト・モンから南下するルートなのだろうけれど、その後サンティアゴに北上することを考えると同じ道を往復する可能性がある。
それはなんとなく勿体ない。
そんな時、コモドーロというところから、マーブルカテドラルに比較的近いコジャイケ/コヤイケや、Genaral Carrera湖畔にあるロス・アンティグオスという町までバスが出ているという情報を入手。
そこでまずはコモドーロまで行ってみることに。
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移動1~2日目(11/11~12)
出発当日、ブエノスのレティーロ・バスターミナルのVOSAという会社で、12時発のチケットを購入。
最初、一人1,615ペソと言われたが、現金で払うと1,292ペソに。
他の会社も大抵1,600ペソ以上だったけれど、現金払いだと安くなるの?
バスは12時の他、21時発などいくつかあり。
VOSA
レティーロ・バスターミナルにはお金を入れると映るテレビがあちこちにあって、一昔前の旅館やホテルを思い出す でも充電設備がない。。
バスは予定通り12時に出発。
VOSAでチケットを買ったが、運行しているのはDon Ottoと言う会社。
車体は新しくてきれいで、トイレもあり。こちらもまあ清潔。
しかし、やはりというか、wifi、コンセントがない。
長距離の移動の時は、せめて充電だけでも出来るとありがたいのだけれど。
出発!
快適、快適♪
車内ではSFやディズニーアニメが流れているが、ボリュームが小さいので寝るのに支障なし。
というかほとんど音が聞こえないので、スペイン語の字幕を見ながら内容を想像するしかない。
夕方17時頃、お菓子が配られる。
コーラ、スプライト、コーヒーなども飲み放題。
お菓子のサービス
その後休憩を挟みつつ、21時に夕食。
配られたのはサンドイッチ二切れと、先程配られたのと同じ、チョコパイ一つ。
足りないよ。。
寂しい夕飯 体の大きなアルゼンチン人がこんなので足りるの?
仕方なく、途中休憩の時にエンパナーダを購入(二つで36アルゼンチンペソ)。
翌朝、8時半にプエルト・マドリンに到着。
多くの乗客が降り、車内はガラガラ。
なおここに来るまで休憩した場所のトイレは鍵がかからなかったり、便座がなかったりと散々でしたが、このターミナルのトイレはきれいでちゃんとしてました。
プエルト・マドリン 荒涼とした大地にある碁盤目状の町
朝起きて外を眺めていると、時々野性動物の姿を見かけました。
どうやらグアナコ?というパタゴニアでよく見かける動物みたい。
その後、朝食が配られたのですが、昨日のお菓子とほぼ同じ。。
甘いものばかりでややシンドイ。
トレレウという町での1時間休憩を挟み、コモドーロに到着したのは予定より1時間遅れの16時。
それからバスターミナル近辺にあるというインフォメーションを探すも見つからず。。
二人とも大分疲れたので、今日これ以上進むのは諦め、翌日のロス・アンティグオス行きのチケットを購入(5時半発 408アルゼンチンペソ/一人)。
SPORTMANという会社で購入
朝と夜に一便ずつ
ここに来るまで、次の場所をロス・アンティグオスとコジャイケのどちらにするかで悩みましたが、コジャイケは後日通る可能性が高いことから、今回はロス・アンティグオス経由で行くことを選択。
チリ側の国境の町、チレ・チコ周辺の景色が素晴らしいという情報にも心を動かされました。
宿探しのため、ターミナル近くのHospedaje(安宿)を何軒か回り、比較的きれいなところに決める。
ちなみにコモドーロでは、バスターミナルの西側、Belgrano通りで安宿を数件見かけました。
近くにはスーパーや食堂もあるので便利。
Ameghino通りにあるHospedaje 宿の兄ちゃんRichardはアニメ好きでフレンドリー
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移動3日目(11/13)
翌日、朝5時に宿を出る。
早いのにRichardがわざわざ見送ってくれ、ちょっと感動。
疲れていたこともあってそんなに話さなかったけど、日本に興味津々で、もう少し時間があれば色々話してみたかった。
今回もきれいで新しいバス
5時半に出発し、すぐに朝日が上がってくる。
コモドーロは昨日も今日もとても風が強く、天気はいいのだけれど住むのは大変そうな町でした。
朝日に照らされる大西洋と空
何もない乾いた大地を、ひたすら西へ西へとバスは進む。
Hiroは爆睡。Shoはレース編み。思い思いに時間を潰す。
右手に青い湖が見え始め、予定より少し遅れた13時前にロス・アンティグオスに到着。
タイミングよく13時発チレ・チコ行きのミニバンに乗ることができ(5,000チリペソもしくは100アルゼンチンペソ/一人)、すぐに出発。
ここでアルゼンチンペソを使いきれたのでラッキー。
チレ・チコ行きミニバン
時刻表
ロス・アンティグオスのバスターミナル
アルゼンチン側のイミグレ
アルゼンチン、チリ共に入出国手続きは楽。
1時間でチレ・チコに到着。
途中で見かけたHospedajeで車を停めてもらい、その近くでいくつか宿を回って安めでこぎれいなところにチェックイン。
Hospedaje Don Luis
チレ・チコは小ぢんまりしていて景色がよく、かわいらしい町。
特にやることはないけれど、まだまだ時間があるので、ここで2泊することに決定。
ちなみにこの時期、チレ・チコ→トランキーロまでのミニバンは毎日出ているそう(朝9時もしくは10時。曜日により違う)。
ネットでは、時期によっては2~3便などという情報も見かけましたが、タイミングが良かったのかな。
→後日分かったのですが、この日はたまたまチレ・チコからマーブルカテドラルへの日帰りツアーがあり、そこに便乗させてもらった形でした。なので日曜にトランキーロまでのバスがあるかは分かりません。
ちなみに日帰りツアーの値段は34,000チリペソ/一人で、10時発、20時着。
なお、ミニバンの会社MARTIN PESCADORは、大通りのAv. Bernard O ‘Higginsにあります。
移動4日目(11/15)
翌々朝10時、 MARTIN PESCADOR前からプエルト・トランキーロに出発。
トランキーロまでの道のりは、聞いていた通り素晴らしい景色!
青やグリーンの湖、赤や紫の花、そしてたくさんの緑。
陽が差していると色が鮮やかに見え、より美しい。
チレ・チコから行く場合は右側の席がオススメです。
未舗装のガタガタした道を30分ほど走り、展望台でストップ。
ここはLaguna Verdeという、エメラルドグリーンの湖を見下ろすポイント。
残念ながら天候が悪くなってきて小雨も降っており、あまりきれいには見えなかったけれど、サービスの良さに満足♪
12時過ぎにPuerto Guadalという小さな町で小休憩。
ソーセージパン1,000ペソ
その後、再びガタガタ道を走り、予定通り15時過ぎにトランキーロ到着。
ブエノスからここまで、行ってみたら案外順調でした、時間はかかったけど。
僕らはコモドーロとチレ・チコで宿泊しましたが、急げばロス・アンティグオスで一泊すれば足りるかも?
天候も良くなってきたので、これからマーブルカテドラル観光に向かいます♪
コモドーロ、チレチコ、トランキーロでお世話になった宿はこちら。
○コモドーロ
「CIRCULO POLICIAL Y MUTUAL DE LA PROVINCIA CHUBUT HOSPEDAJE」
【総評】
★★★☆☆(3点)
Ameghino通り沿いにバスターミナルから2ブロック離れたところにあるHospedaje。
近くにはスーパーやローカル食堂があり、僕らのようにバス待ちなどで一泊のみ滞在する場合には色々と便利。
造りはシンプルだが、部屋、ベッド共に清潔で、布団はフカフカしていて居心地もいい。
スタッフはフレンドリーで、また僕たちが初めての日本人の客だったこともあってか、終始世話を焼いてくれた。
【住所】
Ameghino 682, 9000 Comodoro Rivadavia
【電話番号】
0297-4461523/4461885
【値段】
ダブルベッドと二段ベッド1台ずつの部屋で、500アルゼンチンペソ/一部屋(言い値は680ペソだったが、手持ちがこれぐらいしかなかったので半ば強引に値下げしてもらった)
※直接行った
【部屋の設備】
テレビ
【トイレバス】
部屋つき。清潔。
シャワーの水量は多くないが、ちゃんとお湯が出る。
【共有スペース】
食事をとるスペースがある。
またキッチンもあり、器具や調味料は十分ではないけれど、簡単な自炊なら可能。
【wifi】
有り。無料。
【その他】
・英語はほとんど通じない。
○チレチコ
「HOSPEDAJE DON LUIS」
【総評】
★★★☆☆(3点)
セントロから少し離れたBalmaceda通りにある、こぎれいなHospedaje。
ロッジ風で、木の温もりを感じる落ち着いた作り。
【住所】
Balmaceda通りにある。
【値段】
ツイン(トイレシャワー別)16,000チリペソ(一人で使う場合は半額の8,000チリペソ)。
他にトイレシャワー付きの部屋もあり。
※直接行った。
【部屋の設備】
テーブル、椅子のみ
【トイレバス】
共同。清潔。
お湯はちゃんと出る。
【共有スペース】
食事をとるスペースがある。
またキッチンもあり、簡単な自炊なら可能。
【wifi】
有り。無料。
使えない時もあるが、普段は動画が見れるレベル。
【その他】
・英語は通じない。
・朝食は2,000チリペソ。
○トランキーロ
「CABANAS SILBANA」
【総評】
★★☆☆☆(2点)
Dagoberto Godoy通りにある宿。
生活感に溢れていて、清潔とは言えないが、落ち着くことが出来る雰囲気。
宿からの眺めは絶景
【値段】
ツイン16,000ペソ/一部屋(一人の場合、半額の8,000ペソ)
※直接行った。
【部屋の設備】
暖炉
【トイレバス】
トイレは部屋にあり。
シャワーは共同。お湯は出るが温度の調整が難しい。
【共有スペース】
有り。キッチンもあるが、あまり清潔ではない。
【wifi】
有り。無料。
【その他】
・英語はほとんど通じない。
Hiro
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