【移動情報】アンタナナリボ/マダガスカルからブエノスアイレス/アルゼンチン (18)

【アルゼンチン 01 移動情報】アンタナナリボ/マダガスカルからブエノスアイレス/アルゼンチン

2015年9月8~11日
1アリアリ(AR)=約0.037円
1南アフリカランド=約10円
1アルゼンチンペソ=約8円(闇レート)

マダガスカルの首都アンタナナリボからナイロビ/ケニア、ヨハネスブルク/南アフリカ、ドバイ/UAE、リオデジャネイロ/ブラジル経由で南米のパリと称されるブエノスアイレス/アルゼンチンへの移動。
フライト時間約36時間、トランジットなど含めると丸4日間に渡る長距離長時間移動の記録。

1日目
アンタナナリボ

↓ タクシー 45分 40,000AR/一台

イヴァト国際空港

↓ ケニア航空 3時間半

ナイロビ ジョモ・ケニヤッタ空港

↓ ケニア航空 3時間半

ヨハネスブルク ORタンボ国際空港

↓ シャトルサービス 20分 無料

Brown Sugar Backpackers

2~3日目
Brown Sugar Backpackers

↓ シャトルサービス 20分 250ランド/一台

ヨハネスブルク ORタンボ国際空港

↓ エミレーツ航空 8時間

ドバイ国際空港

4日目
ドバイ国際空港

↓ エミレーツ航空 15時間

リオデジャネイロ/ブラジル ※給油のため途中降機。乗換等なし。

↓ エミレーツ航空 3時間

ブエノスアイレス/アルゼンチン

マダガスカル最後の食事をフレンチ•ロッシーニにて済ませ、タクシーでイヴァト空港に向かう。
21時には到着するが、出発は翌3時半のため、以前空港泊したスペースに行きしばし横になる。Shoは空港泊はお手の物、短時間だが熟睡。

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マダガスカル最後の飲み物はやはりこちら。ボンボン!

出発は予定通り3時半。
離陸してすぐ朝食。
こんな時間に?と思いながらもケニアのビールTUSKERを片手につまむ。

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TUSKER

ウトウトしていると到着。
Shoは一睡も出来なかったらしく、眠そう。
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ナイロビでは5時間ほど待つため、Priority Passが使えるラウンジを探して歩くが、見つからずあえなく撃沈。
やはり公式ページに載ってなければダメか。
Priority Passは使えない空港も多い。

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ナイロビ空港内は動物の絵であふれていました。

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ヨハネス便は一時間遅れで出発。

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ケニア航空の機内食ナッツ。
食事の方は、うーん。。まあ機内食はこんなところかと言うところ。

ヨハネスブルクには16時半に到着。
荷物をピックアップし、税関のカウンターを出て左手に進んだところで公衆電話を発見。
宿Brown Sugar Backpackersには空港から宿まで無料のシャトルサービスがあるが、空港到着後に電話をしないといけないのです。

※Brown Sugar Backpackersについてはこちらの記事の最後尾にまとめています。
参考記事:【移動情報】マプト/モザンビークからヨハネスブルク/南アフリカ

手持ちの2ランド硬貨を使い、無事に迎えを手配してもらう。
2ランドで2~3分は使えるようです。

事前にメールで指定されていた場所とは別の、Lower19という、空港一階から外に出て19番と書いてある場所で30分ほど待つ。
空港なのにも関わらず、ドキドキしてしまうのは、さすがヨハネスブルク。

今回はすぐにシャトルバスに会え、無事にチェックイン。
宿で食事を食べ、すぐに深い眠りにつく。

翌日、フライトは夜の22時過ぎのため、宿でグタグタして過ごす。
なおBrown Sugarではチェックアウト後に滞在するには50ランド/一人が必要。
これでwifi、充電、無料でコーヒー•紅茶が飲めて、そしてシャワーが使えるのでまあいいかな。

どちらにしろヨハネスブルクでは、暇だから外に出よっかな~なんてことは出来ない。

それにどうやら風邪を引いてしまったようで、朝から微熱っぽい。
寒い南アフリカの気候にやられてしまったよう。
まあしばらく移動なので、そこでのんびり休もう。

19時に出発し(250ランド/一台)、20分で空港に到着。

ヨハネスブルクからはエミレーツ航空を利用。
モロッコからケープタウンの時もエミレーツを使い、その時とてもサービスが良かったので今回の長時間フライトでも期待大。

荷物預けのため各航空会社のカウンターが並ぶ中、エミレーツのカウンターに行く。

列の手前で女性スタッフによるパスポートのチェックがあったので、二人分、手渡す。
行き先を聞かれ、アルゼンチンと答えると、その女性スタッフがニヤニヤしながら「どこそれ?」と言う。
発音が悪かったかと思い、何度か繰り返すも、ニヤけた顔で「知らない、聞いたことない。私も連れてってよ」と、なんだかイラつかせる。

久しぶりのこの嫌な感じ。
まさかエミレーツで、そんなはずないよなと思っていると。。

「チャイナ?」と聞かれた。

出た。

マダガスカルではほとんど遭わなかったチンチャンチョン攻撃。
南部アフリカでは東アジア系に対する人種差別がひどく、マラウィでは何度も戦ったものです。
参考記事:マラウィ まとめ

※なお誤解がないように、僕らは別に中国人と間違われるのが嫌なのではありません。顔が似ているから、その間違いは理解できます。
アフリカでは東アジア系の人に対する侮辱的な表現としてチンチャンチョンという言葉を使いますが、ニヤけ顔でチャイナ?というのもほぼ同じ意味です。

ようやく事態が飲み込めて、怒りがフツフツと沸き上がってくる。

「何笑ってんだ。俺らは中国人じゃない、パスポートにJAPANて書いてあるだろ」と言うと、
わざとらしく抑揚を付けた「Thank you, sir, have a good flight」とさらに苛立たせる言葉をかけられて、チェックが終わりになる。

航空会社のスタッフという、僕らからすれば‘プロフェッショナル’に差別っぽい扱いを受けたことに呆然としながら、Shoと話をする。
「さっきのって差別だよね?」ということで意見が一致する。

徐々に怒りが高まり、別のスタッフにさっきの出来事を話し、彼女と彼女のボスを呼んでもらう。

なぜニヤニヤしていたのか、なぜパスポートを見せた後にチャイナと聞いたのか問いただす。
が、彼女は要領を得ない返答。笑ってないわ、人種差別の意図はない、だけど気分を害したのであれば申し訳ないと繰り返すのみ。
ボスも一緒になってsorryを繰り返すが、核心のところが分からない。

結局言った言わないの水掛け論になってしまい、 shoは釈然としない表情だが、面倒になった僕がもういいから向こうに行ってくれと言う。
後から考えるとこの時、警察に行くべきだった。
マラウィにいた時は暇だったこともあり何度か警察に行ったり、その辺りにいる警官に相談したりしていました。
マラウィの警官は、少なくとも真摯に話を聞いてくれたり今度差別されたら捕まえてやる!と約束してくれたりしたため、不快な気持ちを多少和らげることが出来ました。

ですがこの時曖昧に済ませてしまったことで、彼女がどういう意図だったのか、本当に差別だったのか僕らの思い込みなのか分からないまま、悶々としてしまってます。
まあ南部アフリカを二ヶ月旅した経験上、彼女のニヤニヤは‘笑顔’ではなく‘嘲り’だったことは、二人ともほぼ確信してます。
何度もああいった表情を見ているので。

せっかくエミレーツという世界屈指の航空会社を利用しているのに、なんだか残念な旅立ちになってしまった。

気を取り直して、余ってしまった400ランド(約4千円)を両替しようとするが、なんと手数料が10ドルかかり、レートも悪く20ドルにしかならない。
それならと思いきって空港で高いお土産を購入。

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空港で買ったお土産 ようやく欲しがっていた太鼓が手に入ったShoはニンマリ

その後、マダガスカルに行った時も立ち寄ったShongololo Loungeへ。

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ゆったりとしたソファに横になりながらアフリカ最後のビールを楽しむ。
ちなみにここには寿司もあり、びっくり。

【移動情報】アンタナナリボ/マダガスカルからブエノスアイレス/アルゼンチン (3)さすがPriority Pass会員が選ぶLounge of the Year 2014で、地域別の最優秀ラウンジ賞を受賞しただけのことはありますね。

ホロ酔いになった頃、エミレーツ便は時間通りに出発。
僕は酔いが回ったのと風邪気味だったことですぐに眠りに落ち、一方Shoはここでも寝付けず映画三昧。飛行機内だと眠れないのね。。

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エミレーツの機内食。
ケニア航空の食事よりもかなり美味しく感じます。

ドバイ到着もほぼ予定通り。
ジェットスターなどのLCCは毎回と言っていいぐらい遅れるのはなんででしょう?

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空港で少し休んでから、ドバイの半日観光に出掛けました。
その時のことはこちらの記事に詳しく書いてあります。
参考記事:世界一尽くし ドバイ1日観光 裏で活躍する日本の技術に驚き!

市内から空港に戻り、睡眠の足りないShoは出国ゲート後のエリアにあったソファにて就寝。かなりぐっすり眠れたよう。
一方僕はアルゼンチンの闇両替対策のため米ドルを引き出せるATMを探すが、なぜかディルハムしかおろせなかったり、故障中だったり。

※アルゼンチンの闇両替についてはこちらの記事にまとめました。
参考記事:ブエノスアイレスで闇両替について考える

僕らの便が出発するターミナル3のコンコースA~Cをくまなく歩き回ったのだけど、結局ATMではドルが手に入らず、仕方なくディルハムを引き出し、ドルに両替する。
手数料も、2時間歩き回ったことも考えると無駄だった。。

その後、Priority Passの使えるラウンジへ。
コンコースBではMARHABA Loungeがありますが、あまりにも混んでいる。
Cに行ってみるとMARHABAの他、International Business Class Loungeというところも使えるようなので、まずはそちらに行ってみる。

後から知ったのですが、ここのラウンジも Lounge of the Year 2014で選ばれているらしい。
しかも軽食に関する賞。
確かにここで食べたシーフードビリヤニ(インドのカレー風味のご飯)はとても美味しかった。
またお酒も充実していて楽しめました、一人だけれど。。

その後、寝ていたShoを連れてもう一つのMARHABAに行き、Shoだけシャワーを浴びて(55AED/一人)、Shoのご飯タイム。

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シャワーの際は、バスタオルとこちらのセットを貰えました。

こちらも食事、アルコールともに一通り揃っていて美味しかったそうです。
その間に僕はトイレの洗面所で頭だけ水洗い。
ラウンジのシャワー、高いから。。

二人とも満腹になった後、横になれるところを探し、寝袋を敷いて登場時間の朝6時まで暫し休息。
この時既に夜中の1時半。
ドバイはさすがに世界一の旅客者数を誇る空港、まだまだ人通りが絶えず騒がしい。
それでも疲労と寝不足であっという間に眠りに落ちるが、今度は時間が気になって30分毎に起きてしまう。
その頃Shoは隣で熟睡。強くなったね。

二度目のエミレーツ便も予定通り出発。
今回のフライトはドバイ→リオデジャネイロが15時間、その後乗り換え無しでブエノスアイレスまでが3時間という長時間のフライト。
しかしラッキーなことに座席はガラガラ!
お陰で二人とも広々と使うことが出来ました。

今回は二人とも寝たり、映画を見たり、ブログを書いたり。
食事も美味しくて、心配していたよりも快適に過ごせました。

Shoは、「どうせ眠れない、途中で降りることもできない、引き返すこともできない」などなど半ば諦めの気持ち?腹をくくった感じ?で乗り込んで19時間過ごしたみたい。
今まで数十回乗ってきた飛行機で、1番手汗も出ず、落ち着いた気持ちで乗ることができたようです。

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機内食。
長時間だったから、朝食・おやつ(ピザや果物)・夕食と三食も出てきました。

ブエノスアイレスのエセイサ空港には19時過ぎに到着。
上空から見ても、大都会なのが想像できます。【移動情報】アンタナナリボ/マダガスカルからブエノスアイレス/アルゼンチン (22)

空港から市内へはTienda Leonという会社のバスを利用。
※HP:http://www.tiendaleon.com/home/
ここの会社、少し追加料金を払えば市内にあるバスターミナルに着いた後、バス会社の車で宿まで送ってくれるのです。
治安が気になるブエノスアイレスで、このサービスは嬉しい。
税関のチェックを抜けた後、左手にあるカウンターで宿の名前を告げ、175ペソ/一人を支払う。

なおこの時点ではペソを持っていなかったので、クレジットカード払い。
レートは悪いが仕方ない。

20時半のバスに乗り、45分ほどでレティーロ地区にあるターミナルに到着。

その後、普通車に乗り換え、本日の宿Hotel PARADAまで送ってもらう。
ブエノスアイレスの町はパッと見て治安が悪い印象は受けませんでしたが、基本的に夜は出歩かない僕たちには助かる。

長時間にわたる移動で二人ともクタクタですが、なんとか無事にたどり着けて良かった。

Shoの一週間悩まされていた腹痛も、飛行機降りたらピタッと止まったようです。
ブエノスアイレスの次にどこに行くかまだ決めていないのですが、まずはしばらくのんびり休みます。


世界最大の旅行サイト【トリップアドバイザー】

本日の宿はこちら。
「Hotel PARADA」
【総評】
★★★★☆(4点)
ブエノスアイレスのセントロ、モンセラート地区に位置する宿。
入口は見つけづらいが、中は広々としており、部屋も清潔で快適。
スーパー、個人商店、軽食、カフェ、レストランなど周りにたくさんのお店があり、またメトロやバス停も近く、アクセス良好。
【URL】
http://www.hostelparada.com/
【値段】
ダブル380ペソ・一部屋(朝食込)
※事前にHPで予約
※11月に訪れると、同じタイプの部屋が420ペソに値上がりしていた。
【部屋の設備】
ファン
【トイレバス】
部屋付き。広々として清潔。
【共有スペース】
食事スペース、キッチンあり。
キッチンの設備はあまり充実していない。
【wifi】
有り。部屋にっては動画も見れる。
【その他】
・朝食はコーヒー、紅茶、クロワッサン。


Hostel PARADA

最後の最後に…
今回のフライトで貰って来た食べ物の数々を並べてみたらこんな感じになりました。

【移動情報】アンタナナリボ/マダガスカルからブエノスアイレス/アルゼンチン (14)

Hiro・Sho

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