【イタリア13】ルネサンス名画の宝庫ウフィツィ美術館へ!予約方法も。

【イタリア13】ルネサンス名画の宝庫ウフィツィ美術館へ!予約方法も。

2015年5月19日
1ユーロ=約130円

フィレンツェで欠かすことが出来ないものの一つが、このウフィツィ。
当時のフィレンツェを牛耳っていたメディチ家の当主、コジモ1世が16世紀に建てたのがこのウフィツィ美術館。

ウフィツィにはルネサンス期を代表するダ・ヴィンチ、ミケンランジェロ、ラファエロ、ボッティチェリなどの国宝級の作品が集められており、世界でも指折りの美術館。


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Travel Info.
ウフィツィ美術館(Uffizi Gallery)
【URL】
http://www.b-ticket.com/b-Ticket/uffizi/venue.aspx
【アクセス】
サンタ・マリア・ノヴェッラ駅から徒歩10~15分
【入場料】
・大人8ユーロ/一人(特別展開催時は12.5ユーロ/一人)、予約した場合は+4ユーロ
・6~18歳は入場料無料だが、予約した場合は4ユーロのみ必要。また6歳未満は予約代も含めて無料(いずれも年齢を確認するためパスポート等の提示が必要)。
・オーディオガイドの連絡は一人用4.65ユーロ、二人用6.20ユーロ。こちらも借りるにはパスポート(原本)などの身分証明書が必要。
【営業時間】
火~日:8:15~18:50(月曜及び 1/1、5/1、12/25は定休)
【電話番号】
055 2388651
055 294883(予約専用)
【その他】
・チケットはウフィツィ美術館公式サイト(http://www.b-ticket.com/b-Ticket/uffizi/venue.aspx)より予約可能。予約詳細については最後にまとめています。


A:ウフィツィ、B:サンタ・マリア・ノヴェッラ駅、C:宿泊していたHotel Garden

前日に宿Hotel Gardenの受付でチケットの予約をお願いしたところ、すでに売り切れで購入できず。
「朝行けば大丈夫!」という言葉を信じ、8時過ぎに宿を出る。

歩くこと20分程度で到着すると…すでに人が一杯
日本人や中国人らしき人たちもたくさんいるのが、さすがイタリア。

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人だらけ

待つこと1時間でようやくチケット購入(12.5ユーロ)。
何やら特別展というものが開催されているらしく、普段の8ユーロよりも高い…

ここは1~45室まであるそうで、真剣に見たら丸一日かかってしまう。
Shoは興味津々だが、午後はピサに行く予定なので有名どころだけでも急いで回ってしまおう。

ということで有名どころだけですが。

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第8室にある「ウルビーノ公夫妻の肖像」

ピエロ・デラ・フランチェスカの代表作品である「ウルビーノ公夫妻の肖像」。
半身で真横を向いた肖像画は、この時代のイタリア特有の描き方なんだとか。
そして背景に用いられている空気遠近法にはネーデルランド絵画のタッチが用いられているそう。うむぅ、まったく分からない。。

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第10-14室にある「ヴィーナスの誕生」 有名なボッティチェリのもの

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こちらも同じくボッティチェリによる「春」

ボッティチェリの作品には聖母や神話の女神など、キリスト教的な文脈の宗教画や肖像画が多いそう。
この2つもまさにキリスト教的文脈で描かれたもの。
クリスチャンではない自分にはどの場面を、どういった角度で切り取ったものなのかがよく分からず。
猫に小判、豚に真珠、馬の耳に念仏といったところか…

中央アジアからイランを経て、キリスト教圏であるアルメニア、ジョージアでは教会やフレスコ画など物珍しく、イスラム建築とは大きく異なった文化が物珍しかったけれど、ほぼ一か月、ヨーロッパで過ごすとキリスト教的なものも大分見慣れてしまい、珍しさを感じなくなってしまっている。
ん~もったいない。
隣のShoは顔を上気させて興奮しているようにも見えるので、まあ一人でも感動を味わえるなら来て良かった。

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第10-14室にある「ポルティナーリ祭壇画」  フーゴー・ファン・デル・グースさんという人の作品だそう

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第15室にある、ダ・ヴィンチによる「受胎告知」

このダ・ヴィンチは凄いですね。
wikipediaによると「音楽、建築、数学、幾何学、解剖学、生理学、動植物学、天文学、気象学、地質学、地理学、物理学、光学、力学、土木工学」に通じた「万能人」という異名で呼ばれるそう。

万能人ってあんまりない表現ですね。

美術、建築だけでもすごいのに解剖学や物理学にも詳しかったなんて。
この絵も教科書か何かで見た記憶があるけれど、やっぱりルーヴルにある「モナリザ」は見てみたいな~

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第25室にある「聖家族」 こちらはミケランジェロ作

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第28室にある「ウルビーノのヴィーナス」 ティツィアーノによるもの

学生時代に聞いたことのある名前や作品がこれでもか!と現れてくるのがビックリ。
そしてまた、混雑具合でもビックリ。今日はビックリしっぱなし。
まあ美術に疎い僕にとっては、混んでるってことは有名な作品?写真だけでも撮っておこう!という目印になるから助かるけれど。
それにしても本当、日本人や(多分)中国の人はイタリア、ひいてはヨーロッパが好きなんですね。

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「ヴィーナスの誕生」の前には常に人だかり そしてほぼほぼ東洋人

後ろを振り返ると見知った東洋人の顔ばかりで、一瞬、上野の国立西洋美術館にでも来たのかと思った。。

他にも色々な作品を見ましたが、一部だけご紹介しておきます。

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体は幼児体系、顔はオジサン コビトを描いたものかな?

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【イタリア13】ルネサンス名画の宝庫ウフィツィ美術館へ!予約方法も。 (6)
彫刻もたくさん

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途中、窓からヴェッキオ橋を見ることもできる

最後の第45室の奥にはカフェテラスがあり、ここからの眺めもよし。
2~3時間かけて歩き回ったからかなり疲れたけれど、優雅にカフェする金銭的余裕もなく、またピサに行く時間もあるので急いで出発!
次回は斜塔で有名なピサについてです♪

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テラスの眺め

☆☆ウフィツィ美術館の予約方法について☆☆

僕たちが行った5月もですが、特に6~8月の繁忙期は予約が必須のよう。
貴重な時間を列に並ぶことに費やしたくない!という人は以下の方法で予約が可能です。

1.web予約
2.旅行会社に頼む
3.電話予約

1.web予約の場合、まずはウフィツィ美術館公式サイト(http://www.b-ticket.com/b-Ticket/uffizi/venue.aspx)にアクセスし、Uffiziのところから日程や時間、人数を選んだ上で会員登録をする必要がある。
その後、メールで届いたパスワードをもとにログインし、クレジットカードで決済処理をする。

2.公式サイトだと日本語には対応しておらず、英語を使う必要がある。少し不安が残る、という人にオススメなのがこちらの旅行代理店「VELTRA」に手配をお願いする方法。
手数料がかかるのが難点だが、実績もあるし日本語でやりとりもできるので安心感はあり。
⇒VEITRAのウフィツィ代行手配はこちらから。

3.僕たちは失敗しましたが、日程に余裕があるなら電話で予約する、という手もあり。
日本から電話する場合、音声ガイドに従って予約するので、1回あたりの国際電話料金として500~1000円程度がかかってしまう。
英語が通じるようだが、詳細は不明。言葉に不安があるなら泊まっている宿で頼めば電話してくれる(はず)が、手数料を請求されたりチケットが取れなかったりする場合もあるので注意が必要。
【電話番号】
055294883
【受付時間】
月~金8:30-18:30、土8:30-12:30

ちなみに値段のお話し。
上記いずれの方法で予約してもチケット代に加えて予約代として4ユーロがかかります。
安くあげたいのであれば、開館時間の朝8時半より前に行って並ぶのがいい。
また13時過ぎや閉館近くになってくると混雑もだいぶ減るそうなので、そういった時間帯を狙っていくのもいいかもしれない。

Hiro

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