2015年4月4日
1ドル=約480ドラム
2ヶ月ぶりにイスラム圏を出てやってきたのは、コーカサス地方のアルメニア。
アルメニアを含め、コーカサスの国々には馴染みがなく、予備知識がほとんどありません。
手元にガイドブックもなく、把握しているのは首都の名前と、この国の人たちはアルメニア正教というキリスト教の一派を信仰していることぐらい。
何も分からないので、とりあえず宿の周りをウロウロしてみることにします。
今回は私たちにとっての未知の国の首都、エレヴァンの街歩きです!
宿を出て、まず目を引くのがカンジヤン・ストリートの近くにあるこちらの大聖堂。
セント・グレゴリー・ザ・イラミネーター大聖堂です。
夕暮れ時も綺麗です。
中央アジアやイランで見てきたタマネギ型のモスクと違い、ヨーロッパ的な印象。
ユーラシア大陸を西に進んできたなぁと実感します。
ヨーロッパと言えば、この街はオシャレな雰囲気が漂っています。
町並みも、歩いている人たちも、何となく洗練されている印象。
お店の看板だってこんな風!
洗練…されている?
お土産屋さんがたくさん並んでいる通りを発見。
確か、アラムストリート?もしくはブザンドストリート?…二つとも隣同士にある通りなのですが、曖昧ですみません。
この通りには、とにかくアルメニアらしいお土産がたくさん!
ウズベキスタンやイランの土産物と比べると、色使いやデザインも一気に変わります。
お土産屋さんで遊んでしまうのもしばしば…
ここで私が目をつけたのはこちらのエプロン!
アルメニアらしい柄の生地に一目惚れしてしまいました。
自分用と、私の母用と、Hiroのお母さん用に3枚購入♪
お値段は、3枚で5,500ドラム(一枚2,000だったのをおまけしてくれました)。
3種類とも柄が違うので、日本に帰ったら取り合いです(笑)
もちろん一国一枚買っているポストカードも買いました。
自分達用、Shoの両親、Hiroの両親、それぞれのおじいちゃんおばあちゃんへ!
そう、どの国でもポストカードを見つけたら5枚買うのが恒例なのです。
5枚で1,000ドラム(一枚250ドラムだったところをおまけしてくれました)
町を歩いていてよく見かけるのが、紫の花をモチーフにしたもの。
聞いてみると、今年(2015年)はオスマン・トルコによるアルメニア人ジェノサイド(大量虐殺)から100周年だそう(トルコ共和国はジェノサイドを否定)。
後で調べたのですが、アルメニアはトルコやロシアなどの大きな国に囲まれ、色々な被害を受けているよう。
また一説には独自の文化や宗教を持ち、それらを誇っていることから、周りの人から嫌われることもあるとか(本当かどうかは不明)。
実際、隣国にも関わらずアゼルバイジャン、トルコとの国境は閉じており、ジョージアやイランを経由しないとそれらの国へは行くことができません。
なかなか大変な国のようです。
さて、街の中心にある共和国広場から歩いて15分程度、The Cascadeという美術館へ。
この美術館は宿で会ったロシア人がオススメしてたので行ってみました。
あ、変なキャラクターがいた。。
大きな作品が広場にたくさん飾られています。
階段があったので登ってみると、途中にも面白い作品が!
考える人?座り込む人?
上に行くに連れて、アララト山が綺麗に見えてきます。
ノアの方舟で有名なアララト山
聖書で登場するような地名を聞くと二人とも少しテンションが上がります。
私たちは二人ともキリスト教系の幼稚園に通っていたため、少しだけ馴染みがあるのです。
オブジェで遊ぶこともできます笑。
行きは階段を使ったので、帰りはエスカレーターを使って楽をします!
エスカレーターで下りながらも、ユニークな作品を見ることができます。
ですので、階段、エスカレーター両方を使うのをお勧めします!
この施設、入場料もエスカレーターもタダなのがまたいいですよね♪
The Cascadeから歩いて5分ほどのところにはオペラハウスがあり、その周辺には、花も綺麗に咲いていて、カフェも並んでいました。
こんなかわいい子どももいました。
また、その近くにある広場には、絵画を売る人たちが。
買い物も存分に楽しめて、市内をウロウロ歩いているだけでも芸術作品に触れることができるエレヴァン。
着いた初日から、エレヴァンを好きになってしまいました!
次の記事では、エレヴァン郊外にある世界遺産について紹介します!
Sho
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