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【南アフリカ01移動情報】カサブランカからケープタウンへ

2015年7月2~3日
1ディルハム=約12円
1ランド=約10円

約2週間いたモロッコから次の目的地として選んだのは南アフリカ。
この時期のモロッコ、特にメルズーガの辺りはとても暑く、いや熱く、涼しいところに行きたい!というのが僕たちの希望。
オーストラリアと同じく、南半球であれば冬だろう、涼しいだろうと、南アフリカに行くことにしました。

とはいえ南アフリカには悪名高いヨハネスブルグがあり、そこは避けたい。
そこで僕たちが選んだのはケープタウン。
ここならばそこまで治安が悪くなさそうだし、テーブルマウンテンや喜望峰など観光地もいろいろある。
物価は高そうだが、数日であれば大丈夫かな。

Skyscannerでチケットを探すとドバイ経由が最も安い(約65,000円/一人)。
以前お世話になったことがあるエミレーツ航空はこれまでで最も良い思い出のある航空会社の一つ。

よし、決定!
カサブランカ/モロッコからケープタウン/南アフリカへは、僕たちはエミレーツ航空の飛行機を使うことにします。

 

と、Hiroは意気揚々と飛行機での旅を決めてしまったが、その横でShoは…?というと、はい、半泣き。
飛行機が大の苦手なShoは、飛行機旅の前日、当日は常に下痢。
今回はどうなるかな…??
対処法を知っている方がいたら、飛行機の克服方法をぜひ教えて欲しいです。

 

【移動概要】

カサブランカ

↓ 飛行機 出発13時30分→到着1時10分(7時間40分)

ドバイ 待ち時間2時間40分

↓ 飛行機 出発3時50分→到着11時30分(9時間40分)

ケープタウン
カサブランカから空港へはCasaport駅から電車が出ています。
宿泊した宿「Hotel Touring」からCasaport駅まで徒歩10分程度。

フライトの時間は13時30分ですが、カウンターが開くのは3時間前のためそれに合わせて宿を9時に出る。
10分ほどで駅に着くと、次の電車は9時55分。30分以上待たなければならない。。
時間調べておけばよかった。


世界最大の旅行サイト【トリップアドバイザー】

それにしてもCasaport駅はとても近代的!
中にはマクドナルドやスターバックスもあり、(ラマダン中だからか、朝早いからか、店は空いていませんでしたが…)フェズやマラケシュのメディナと比べると異世界。
モロッコには古いものと新しいものが同居しており、とても印象的です。

【移動情報】カサブランカからケープタウンへ
近代的なCasaport駅

時間通り9時55分に電車は出発し、これまた予定通り40分で空港に到着。
看板の指示に従いエミレーツ航空カウンターのあるターミナル1に向かう。

カウンターでパスポートを提示すると。。

「出国のチケット持ってる?」

出た。
南アフリカは90日以内の観光であればビザ不要ですが、その条件の一つとして出国のチケットを持っていること。
僕らは当然そんなものは予約していないが、他の方のブログを読んでいたので予想の範囲内。
良かった!
そこで準備していたマダガスカル行の航空券明細を提示。
これは日本の旅行代理店のサイトを使い、支払手前の処理までを終えたチケット購入画面のスクリーンショット。

すると「分からない。これじゃダメ。エミレーツのチケットカウンターに行ってそっちで話して」と言われる。

指示通りチケットカウンターに行き、マダガスカル行のチケットを持っている!と言うと、
「OK。でももし南アフリカで入国を拒否されてもエミレーツは責任を負わないって一筆書いてね」と言われる。

よかった。
一つ目の関門を突破。
同じ事が南アフリカでも起きるかもしれないので心の準備をしておかないと。。

【移動情報】カサブランカからケープタウンへ
エミレーツの飛行機 何年振りだろう

さて、僕たちの飛行機は予定通り13時30分に出発。
「飛行機と言えばLCC」の僕らにとっては、予定通りに飛ぶ航空会社は珍しい。

【移動情報】カサブランカからケープタウンへ
機内から見るカサブランカ・ムハンマド5世国際空港

エミレーツは相変わらず素晴らしく、映画は豊富でサービスは上質。
席はガラガラで、一人で席4つを使っている人もいる。
機内食も美味しく、2週間断っていたアルコールも堪りません。
7時間強のフライトもあっという間に過ぎる。

【移動情報】カサブランカからケープタウンへ

【移動情報】カサブランカからケープタウンへ
カサブランカ~ドバイでのフライトで出た機内食 結構おいしい

【移動情報】カサブランカからケープタウンへ
久しぶりのアルコールが体に染み渡る
一方Shoは、もちろん一睡もできず、映画を見ながら気を紛らわすことで精一杯。
一体何本英語の映画を観たことか。
長い長い7時間…。無事に着陸してくれてホッと安心。

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7時間、ひたすら向き合った画面

機内から眺めるドバイはそれほど美しいものではありませんでした。
時間の問題かな。

ドバイ空港ではプライオリティパスが使えるMARHABA LOUNGEが出発ゲート近くにあったので、そこで時間までのんびりすごす。

ドバイからのフライトも予定通り出発。
僕は酔いが回って離陸とほぼ同タイミングで眠りに落ちる。
一方Shoは眠れず、2度目の飛行機も、映画を何本も観ていたそうです。

【移動情報】カサブランカからケープタウンへ

【移動情報】カサブランカからケープタウンへ
南部アフリカの大地は赤茶色

【移動情報】カサブランカからケープタウンへ

【移動情報】カサブランカからケープタウンへ
ドバイ~ケープタウンの機内食 ワインも付いて豪華でいい!

【移動情報】カサブランカからケープタウンへ
一方Shoはまた映画に突入。。

無事、そして予定通りに飛行機は到着し、イミグレに進むと女性の係員に帰りのチケットについて聞かれる。
ん?帰りのチケット?日本に帰る便のこと?

マダガスカル行のチケットを見せるも「日本に帰る便が必要!」と強硬に主張され、実は長期旅行中で日本に帰るのはだいたい半年後なのでチケットなんて買ってないと言うが、別室にてインタビューと言われる。

部屋に入ると先ほどの女性とは違いフレンドリーな男性スタッフが担当。
「こんにちわってどういう意味?」などという他愛もない会話の後、マダガスカル行のチケットを見せると、OKと言われる。
途中からインタビューに参加した先程の女性係員は不満気で「次回は必ず帰国便のチケットを持ってくること!」と言われるが、まあ入ってしまえばこちらのもの。
なんとか突破し、荷物を取りに行くと。。妻のバックパックが何かさみしい雰囲気。

あ、お気に入りのグリーンのカバーがない!

そこでバゲージクレームのカウンターに行きそれを伝えると、
「エミレーツはカバーとかには責任を負いません、証明書も出せません」とのこと。

まあすぐ取れるし、すぐ切れるし、言わんとすることはわかるがあっさりしてるなぁ。
約1年旅をともにしたグリーンのカバーとはお別れ。
ここは泣き寝入りをするしかなく、市内へ向かう。

【移動情報】カサブランカからケープタウンへ

【移動情報】カサブランカからケープタウンへ
無事ケープタウンに到着 マンデラ元首相の写真があちこちに飾られている

【移動情報】カサブランカからケープタウンへ
ケープタウンの空港はとても綺麗で近代的

ケープタウンの空港から市内へはバスかタクシーがありますが、僕たちはMYCITYというバスを選択。
一人80ランドで鉄道駅近くのCivic Centreまで約20分。

【移動情報】カサブランカからケープタウンへ
MYCITYのチケット売り場と改札

【移動情報】カサブランカからケープタウンへ
チケットは80ランド SUICAやPASMO、ICOCAのようなもので、ここにお金をチャージでき、不要になったら返却すればデポジットが戻ってくるとか

空港を出るとテーブルマウンテンやライオンヘッドが見えてきますが、スラム街らしきプレハブの家と思われるものも点々としている。

【移動情報】カサブランカからケープタウンへ
バスからの眺め

Civic Centreから本日の宿「Anzac Backpackers」までは歩いて20~30分ほどの距離ですが、疲れていたのでタクシーを使うことに。40ランド/一台。
タクシーの運転手は少し日本語が使えるらしく、喋っていると10分ほどで「Anzac Backpackers」に到着。

合計18時間ほどの長時間フライトで大分疲れましたが、エミレーツは快適でした、また乗ってみたいです。

 

***

本日の宿、「Anzac Backpackers」はツイン(トイレシャワー共同)で320ランド/一部屋。
一階はバーになっており、食事もここで取れる。でも夜はうるさそうな雰囲気。
部屋からテーブルマウンテンを眺めることができ、キッチンやバルコニーもあって快適。

宿の詳細についてはこちらの記事をご参照ください。
参考記事:【宿情報】ケープタウン

それにしてもこれまでのヨーロッパやモロッコに比べ、一気にセキュリティが厳しくなった印象です。
部屋に入るまでに3つも鍵を開けなければならない。
バスやタクシーから見た限りはそれほど治安が悪い印象はなかったけれど、やはり注意が必要なんだと実感します。
Hiro

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