【アメリカ01 ビザ情報】グアヤキルで取るアメリカ観光ビザ (1)

【アメリカ01 ビザ情報】グアヤキルで取るアメリカ観光ビザ

2016年1月
1アメリカドル=約120円

南米エクアドルのグアヤキルで取る、アメリカ観光ビザ情報。

【ビザ概要】 120カ月間有効のマルチビザ(入国回数に制限なし)

【場所】 在グアヤキル アメリカ領事館


A:アメリカ領事館、B:空港

【住所】 Calle Santa Ana y Av. José Rodriguez Bonin, Guayaquil, Ecuador
【電話番号】 043717000
【受付】 平日8~17時 ※面接は7時45分~、受領は14時~
【申請日】 2016年1月1日(インターネットにて申請)
【面接日】 2016年1月5日
【受領日】 2016年1月14日
※アメリカ観光ビザを取得するには、インターネットでの申請に加え、大使館/領事館での面接が必要。詳細な手順は後述。
【所要日数】 実質3営業日(面接までに2日、受領までに1日)
【費用】 160アメリカドル
【必要書類】
・Form DS-160(オンラインでの非移民ビザ申請書Nonimmigrant Visa Application)
・CSC / United States DoS Nonimmigrant Visa Instructions
・パスポートサイズの写真(5cm×5cm)
(その他、Supporting Documentとして、ネットバンク残高画面のコピー、英文の保険証券、アメリカからの出国チケットを持参。)
【パスポートホールド】 有
【参考サイト】
The U.S. Consulate General in Guayaquil  (グアヤキル領事館の情報収集)
TRAVEL.STATE.GOV  (ビザの基本的な情報収集とDS-160の作成)
Official U.S. VISA information and appointment services  (ビザ代の支払と面接日程の決定)

***

ネット上にもほとんど情報のないアメリカ観光ビザの取得。
それもそのはず、日本はアメリカビザ免除プログラム(Visa Waiver Program=VWP)の対象になっているため、通常はESTA申請のみで事足りる

ですが、どうやら2016年からVWPのルールが変わるらしい
2011年3月以降にイラン、イラク、シリア、スーダンを訪れた人は、ビザ免除の対象外となるよう

「米、ビザ免除を厳格化=シリア訪問者ら適用外(時事通信社 2015年12月19日)」

うちら、イラン行ってるね。これって、西回りで世界一周している旅行者にとって、影響大きくない??
この旅の最後に予定しているハワイでは、僕の両親も合流する予定のため、もうホテルとか航空券とか手配しちゃった。。

大手旅行会社、ANAなどの大手航空会社、在日アメリカ大使館にまで問い合わせたものの、「よく分からない」そう。うーむ。。とりあえずビザは置いといて、ESTAだけでも申請しておこう。

ということでESTA申請をしたところ、一悶着あってESTA申請却下!!
オイオイ。。何てこった。という訳で、結局観光ビザを申請するハメに涙

ということでかなりマニアックな情報ですが、今後、VWPが厳格化される際には必要な情報になるかもしれないので、グアヤキルでのアメリカ観光ビザ取得の方法をまとめておきます。

※後日追記
2016年1月21日より、VWPの厳格化が実施され、やはり上記4か国の渡航歴がある人はビザ無し渡米が不可能になったようです。

参考URL:http://japanese.japan.usembassy.gov/j/visa/tvisaj-important.html(アメリカ大使館HP)

僕らは1月25日にマイアミに入るチケットをすでに手配済み。このニュースが発表されたのが1月21日で、僕らが知ったのは1月22日。そして23、24日は土日のため大使館は休み。このタイミングでどうしろっていうのか?「今日から厳しくするよ!」って無理ある気がするんだが。。

下記でビザの取得について詳しく書きましたが、実はビザを取ったのはShoだけで、僕はビザを取っていない。このタイミングで新たにビザを取得することは、時間的にもう無理。一か八か、ESTAのみで飛行機に乗ってみたところ、これがなんとあっさり入国できました。ラッキー。
結局、有効なESTAは取り消されはしないのか?はたまた空港の入国管理官に対する周知徹底不足なのか??よく分かりませんが、イランなどに行ったことがある人は、事前に観光ビザを取得しておいた方が無難そうです。また今後、西回りで世界一周を計画し、イラン、スーダンなどに行く予定がある人は、事前に日本でアメリカのビザを取っていくのがいいかも?有効期限は120カ月、つまり10年なので、パスポートの有効期限内は、効力が切れることもないし。

※さらに後日、追記
2016年2月5日、ESTAを無効にする旨のメールが届きました。これで正式に、今後はビザを取らなければアメリカへの入国は不可となってしまった。なのでこれからメキシコ辺りで再度、ビザの取得をしなければならない。
それにしてもマイアミには無事に入国出来て助かった。。

具体的な手順

1 オンラインでの非移民ビザ申請書Nonimmigrant Visa Application, Form DS-160の作成、提出
2 ビザ代の支払や面接の予約
3 面接
4 受領

順番に見ていきます。

と、その前にビザの種類から。
アメリカのビザはたくさんの種類があり、観光ビザはB-2(Tourism and Visit)

さて、まずは1の非移民ビザ申請書(DS-160)から。
こちらはESTA申請をさらに面倒にしたようなもの。
パスポート情報、過去のアメリカ渡航歴などの基本的なものから、ややこしいものまで。
一応日本語対応もしているものの、専門用語が多いことから分かりづらく、また入力は英語のみのため、google翻訳に頼りっぱなし。

また、結構面倒なのが写真。
細かく規定が決まっているようで、独自のツールを使って加工&アップロードするのですが、暗かったりすると却下されてしまうケースも。

結局、この申請フォームの入力だけで3時間程度かかってしまった。

【アメリカ01 ビザ情報】グアヤキルで取るアメリカ観光ビザ (3)
完了した後、画面に現れるConfirmation 面接時に必要

DS-160を提出した後、続いてはVisa ServiceのOfficial U.S. VISA information and appointment servicesというところから、2のビザ代の支払い+面接日程の決定
まずはビザ代を払わないと面接の日程を決めることができません。

クレジットカードはVISA、Mastercardのみ利用可能。
160ドルもするのか。。ESTAの10倍!
仕方ない。。今後、西回りで旅行する人たちはどうするんだろう?

支払後、面接の日程と時間を決める。
1/1(金)にグアヤキル領事館で空きを探すと、直近で1/5(火)の朝7時45分から。
これは。。ガラパゴス行きフライトの直前ですね。まあ11時発だから間に合うかな。
というかパスポートホールドだよね?飛べないじゃないか(ガラパゴスへのフライトでは、国内移動でもパスポートが必要)。

慌ててグアヤキル空港のHPからチャットで問い合わせてみると、「領事館にてパスポートを預かってる旨の一筆と領事館担当者のサインのあるパスポートコピーがあればフライトは可能」とのこと。
これは頼んでみるしかないか、と領事館に事前にメールでお願いする。
が、「うちでは無理」というにべもない返信。とりあえず行って頼んでみるか。

7時45分に申し込み、後は祈るのみ。
なお、大使館/領事館ごとの面接の予約にかかる日数はここで確かめることができます。 (Plan Aheadというところに、例えばGUAYAQUILと入れる)

【アメリカ01 ビザ情報】グアヤキルで取るアメリカ観光ビザ (2)
日程確定後、CSC / United States DoS Nonimmigrant Visa Instructionsが出てくる こちらも紙で打ち出して当日持参する必要有り

これを見ると必要なのは有効期限が6ヵ月以上かつアメリカ滞在予定期間以上あるパスポート、DS-160のConfirmationページ、CSC / United States DoS Nonimmigrant Visa Instructions、写真(5cm×5cm)1枚
その他、出国チケット(不法滞在しないよって意思表示)、ネットバンクの残高コピー(不法就労しないよって意思表示)、英文の保険証券も念のため持っていくことに。

せっかくの元旦、ビザのことを調べたり、上の手続きを進めたりするのでほとんど終わってしまった。。

【アメリカ01 ビザ情報】グアヤキルで取るアメリカ観光ビザ (4)
元旦、ひたすらパソコンと向き合った、リマにあるお宿桜子の快適な共有スペース

お宿桜子さんについてはこちらの記事をどうぞ。 【ペルー13】リマの超絶快適宿「お宿桜子」で年越し

そしてようやく3の面接。面倒なことにアメリカのビザをとる場合、面接が必要なのです。

当日は、予定時間の30分前に来るよう指示があったため、7時過ぎに到着。
既に30人以上人が並んでる。。

ちなみにセキュリティの問題で、カバン等の持ち込みも禁止。
もちろん携帯、カメラなども禁止。化粧や香水なども禁止だそう。

大使館に入る前に、パスポートとDS-160を見せて、番号札をもらい、次はセキュリティチェック。
書類とパスポートしか持っていなかったので、ポケットだけ確認してあっという間にチェック終了。
中に入ってからも数回セキュリティチェックやパスポートチェックあり。

その後、一対一で簡単な質問を受ける。
• アメリカには行ったことがあるか?
• 何回行ったことがあるか?
• 今回の滞在日数は?
• 何でESTAで引っかかったの?
など、その程度。

今回、ESTAで引っかかったのは、てんかんの持病を持っているから。
ESTAのチェック項目で、「病気持ってますか?」みたいな欄があったのですが、そこをYesにした為、ESTAの申請が却下されたのだと思われる。

その為、
・日本の主治医に書いてもらった診断書(英語で書いてもらったもの)
・英文付保証明書(海外保険に入ってますよという証明書)
を見せました。

今日はこの後すぐに、前述したガラパゴス行きのフライトがあるので、パスポートコピーにサインをお願いするも、やはり即却下
但し、ガラパゴスから帰ってからパスポートを渡せば2日後にビザを発給できるということだったので、今日手続きを終えるのは諦め、また届けに来ることに。
面接済みということを示すのか、ピンクの紙を受け取り、後日、出向くことにする。

ガラパゴスから戻った13日の14時、再訪し、パスポートを提出。ここでは特に質問等なし。
なお、私たちのように面接とは別の日にパスポートを預ける場合、月、水の14時に行かなければならない。
翌日、ビザOKの連絡が来たため、再び出向いてようやく受領。予定の2営業日後より早かった。

なお、ここに至るまで色々なトラブルがあったのですが、詳細は省きます。しかしこれだけは言っておきたい。
アメリカ大使館の人間の発言は適当で、態度は横柄、話は聞いてくれない、向こうに非があっても絶対に謝らない。。とてもイライラさせられた。
まあ大使館はどこでも大体そんなもんだけど。

ということで、無事アメリカビザが取れました♪

【アメリカ01 ビザ情報】グアヤキルで取るアメリカ観光ビザ (1)

レアな情報ですが、どなたかのお役に立てば。。

Hiro & Sho

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