2015年11月10日
1アルゼンチンペソ=約8円(闇レート)
1ウルグアイペソ=約4.3円
ウルグアイと聞いて何を思い浮かべるでしょうか?
僕らはフォルランやスアレスなど有名なサッカー選手、それからアルゼンチンと並ぶタンゴの国、といった程度。
正直、周りのブラジルやアルゼンチンと比べて印象の薄いウルグアイ。
ですが、ここにはブエノスから日帰りで行くことができる世界遺産があり、せっかくなので行ってみることにしました。
個人的にはそれほど期待せず行ったのですが、いい意味で期待を裏切る結果に。
今回は、ウルグアイ唯一の世界遺産で、二人ともお気に入りののんびりできる町、コロニア・デル・サクラメントについてお届けします。
◯コロニア・デル・サクラメント Colonia del Sacrament
1680年に建設された、現存するウルグアイの都市では2番目に古い。
元々はポルトガルにより建設されたが、スペインとの間で何度も争いがあり、両国の建築スタイルが併存する独特の町となっている。
1995年、世界遺産登録。
ブエノスアイレスからウルグアイに行くには、バスかフェリーがあります。
アルゼンチンから近いコロニア・サクラメントまでは、フェリーで約1時間。少し離れたモンテビデオまででも3時間程度。
バスだと大きく遠回りすることになり、そのためフェリーを使う人が多いようです。
ブエノスアイレス~ウルグアイを結ぶフェリーの会社はBUQUEBUS、Seacat Colonia、Colonia Expressの3社。
中でもBUQUEBUSは値段が高いらしいので、前日に残りの二つのオフィスを回りました。
直接聞いた中で僕らの予定に合いそうなのは、
Seacat Colonia:往復750ペソ(約50ドル)/一人(行き8時発、帰り16時発)
Colonia Express:往復+ウォーキングツアーで703ペソ(約47ドル)(行き12時半発、帰り20:45発)、もしくは838ペソ(約56ドル) (行き8時発、帰り16時発) ※ツアーの参加は自由
といったところ。
値段だけを見ればColonia Expressの12時半発だが、今回はウルグアイのATMで米ドルを引き出すという目的もあるので、できるだけ早い時間に到着したい。
(アルゼンチンでは公定レート、闇レートのせいで、米ドルの調達が困難。詳しくはこちらの記事をどうぞ。【アルゼンチン04】ブエノスアイレスで闇両替について考える)
ということでSeacatの8時発便で行くことに決定。
なおこの2つのオフィスはコルドバ通りAvenida Cordobaに向かい合ってあります。
Seacat Colonia 通りの向かいにはColonia Express
Seacat Colonia
Colonia Express どちらもとてもきれいで近代的なオフィス
各社のHP
Buquebus:https://www.buquebus.com.uy/BQBWebV2/web/Home
Seacat Colonia:http://www.seacatcolonia.com/?i=en
Colonia Express:https://coloniaexpress.com/ar
ちなみに港でチケットを直接購入すると非常に高いので注意が必要です。
例えばSeacatの同じ便は、確か130ドル以上(もしかしたら150ドル超えてたかも?)、しかもドル払いのみ。
満席のことも多いようなので、無事に買えてホッとした。
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当日、宿のすぐ近く、Avenida RivadaviaとTalcahuano通りの交差点で7番のバスに乗り、フェリーのターミナルへ。
それにしてもブエノスアイレスではバスが使えると、どこに行くにも便利。
メトロがカバーしているエリアはあまり広くなく、使い勝手がよくないけれど、バスは朝でも休日でもたくさん走っています。
この日も朝早くにもかかわらず、5分程度待っただけで乗ることができた。
BUQUEBUSとSeacatのフェリーターミナル Colonia Expressは別
フェリーターミナル
6時半には到着してしまい、すぐにチェックインを済ませ、2階へ上がってイミグレへ。
どうやらここではアルゼンチンの出国審査だけでなく、ウルグアイへの入国審査も出来るよう。
手続きもいたって簡単でした。
乗船前の待合スペース ソファもあって豪華
7時半に搭乗開始、予定より少し遅れて8時10分に出発。
船の中は飛行機と同じような造りで、3列シートが左右真ん中に並んでいます。
決して快適とは言えないが、まあ安いので仕方ない。
船内の様子
免税店もある
二人ともすぐに眠りに落ち、ぐっすり寝ている間にコロニアに到着。
出発したのも遅かったので、到着は9時半。約30分遅れ。
フェリーターミナルを出たところにインフォメーションがあるので、地図を入手。
インフォメーション
ちなみにこのインフォメーションにはコロニアの歴史を簡単に説明したイラストが描かれている。
その最後にはこんな絵が。。
左のカップルは出っ歯でツリ目の日本人?こう見えるのか…
さて、まずはATM探しから。
コロニアのATMは手数料が高いらしく、出来るだけ多くの金額を一度に降ろしたい。
ネットでは1,000ドルまで降ろせるATMがあるとあったが、場所を調べ忘れてしまいました。
インフォメーションで教えてもらった通り、Avenida Genral Flores沿いにある銀行を何軒か回り、VISAカードが使えなかったり、せっかく列に並んだのに目の前でお札がなくなったり…
ここで降ろすのは諦め、バスターミナルにあるATMまで向かおうかと相談し始めた時、ようやく一つの銀行で降ろすことができました。
上限300ドルで、ATM手数料6ドル。
手数料2%は高いけど仕方ないか。
諦めかけていただけに、無事にドルを入手できてホッと一安心。
ここからは本題のコロニアの観光。
コロニアの見所は旧市街に集まっていて、徒歩で回ることができます。
街を歩いていて目に飛び込んでくるのは、レトロな車。
白黒で撮った写真なんて、タイムスリップしたかのよう。
これと言って大きな見所があるというより、町並みを見ながらのんびりするところといった印象。
あちこちに花が咲いていたり、かわいらしい家々が並んでいたり。
世界遺産でもあって立派な観光地なのですが、頑張って歩き回るより、ビールでも飲みながらぼんやりするのがいい。
実際、外にテーブルを出して飲んだり食事したりしている人を多く見かけます。
美味しそうなレストランやオシャレなカフェもたくさんあります。
悲しいことに、物価の高いウルグアイで贅沢する余裕など僕らにはなく、頑張ってこれぐらい。
ソフトクリーム 2スクープで110ウルグアイペソ とても大きいので二人で一つ
City Gateの目の前にあるアイス屋
マヨール広場から一本入ったところにあるチーズ、ワインなどのお店BUEN SUSPIRO
お土産にDulce de Lecheを購入!(220ウルグアイペソ) 普段だったら絶対買わないお値段。ウルグアイは今日だけだから、ね、奮発!
なお、ここでアルゼンチンのポストカードを投函。
郵便局はPlaza 25 de Agostoの東側にあり、日本までのポストカードの切手は50ウルグアイペソ。
他のお店だと米ドルやアルゼンチンペソが使えるのですが(アルゼンチンペソのレートは当然悪い)、ここでは使えませんでした。
二人ともコロニアの、時間がゆったり流れる雰囲気に大満足。
好き嫌いはあるでしょうが、僕らはできれば2、3泊してのんびりしたいぐらいでした。
ゆったり過ごすにはオススメの世界遺産です。
Hiro・Sho
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