2015年2~3月
1ソム=約2円
ビザ取りのため予想外の長期滞在になってしまったが、とても快適だったキルギスの旅についてのまとめ。
【日程】
2015年2月8日~3月5日(26日間)
【ルート】
オシュ(2月8~11日)
→ビシュケク(11日~19日)
→チョルポン・アタ(19~21日)
→カラコル(21~23日)
→ビシュケク(23~3月5日)
【費用】
26日間の滞在で48,693ソム/約98,376円、一日あたり3,746円。
滞在が長期に渡り、宿でのんびり過ごしていたため、一日当たりの金額は安く抑えられました。
なお、金額は全て二人分です。
ソム | 円 | 割合 | |
---|---|---|---|
食費 | 13,062 | 26,124 | 27% |
酒代 | 2,359 | 4,718 | 5% |
宿泊代 | 23,700 | 47,400 | 49% |
移動費 | 8,066 | 16,132 | 17% |
観光費用 | 490 | 980 | 1% |
雑費(上記以外) | 1,016 | 2,032 | 2% |
合計 | 48,693 | 97,386 |
内訳を見てみると、大きなところは宿泊費23,700ソム/約47,400円(一日あたり約2,000円)で約50%、食費が13,062ソム/約26,100円(一日あたり約1,000円)で27%、移動費が8,066ソム/約16,100円(一日あたり約620円)で17%。
宿についてはもっと安く済ませることもできたはずですが、特にビシュケクのDos Guesthouseが僕たちにはとても合っていたのでもっと安いところに替えようという気にはなりませんでした。
食費についても基本自炊で、たまに豪華に外食というスタイルだったので、まあこんなもんかというところです。
意外なのは酒代。
ほぼ毎日1リットル、いや今日は2リットルだとビールを飲んでいたのに(Hiroだけ)、一日あたり約180円ととても安い。
ベトナムやフィリピンもお酒は安かったけれど、同じぐらいかさらに安いかもしれない。
【総評】
観光★★☆☆☆:首都のビシュケク周辺の観光は「…」それほど心に残る場所ではなかった。夏にくるならば、チョルポン・アタのイシククル湖にまた行ってみたいと思う。
物価★★★★★:安い。
治安★★★★☆:私たちの時は悪いことは一切なかった。あ、一つ強いて書くとすれば、物乞いのおじさんが10分程度先にあるレストランまでついてこられたことくらい。良くない噂を聞く警察にも一度も絡まれませんでした。
食事★★★☆☆ :ローカルな食堂だと、プロフ・シャシリク・ラグマン…といつも食べているものばかりが並び、飽きてしまうことも。しかしビシュケクには各国のレストランがあり、食については楽しむことが出来た。
交通★★★☆☆:オシュからビシュケク間を走るバスや電車など公共交通機関がないため、人が集まるまで出発しないシェアタクシーを利用しなくてはいけない。
ビシュケク市内・近郊ではミニバン(マルシュルートカ)が走っているため、不便はない。また、値段も安い。
宿泊★★★☆☆:私たちの泊まったところはどこも清潔。値段も一部屋20ドル前後。
【キルギスの食寝飲笑】
食
Sho:ドスゲストハウスで作ってくれた馬肉の入ったぶっかけご飯
中に入っている馬肉はとても柔らかく、味付けは今まで食べたことがない味だけど、カレーのようなシチューのような。。ゲストハウスのお母さん曰く、”若い馬”の肉だから美味しいのだそう。
Hiro:チョルポンアタで買ったいくらとキャビア
この辺りでは、いくらやキャビアを食べることが出来ると聞いており、市場で見かけると迷わず購入。
値段はなんと120ソム。激安!
慌てふためきながらビールを購入してホームステイ先に走って帰り、準備は万端、いざいくらよ!と一口食べると。。
まずっ。
いくらじゃない!キャビアじゃない!
結局、海藻から作ったまがいものであることが判明。
ほとんど手を付けずに捨ててしまいました。
後でホームステイ先のBolotに聞いてみると、いくらやキャビアはこの辺りでも高級品らしく、そんな値段で買えるわけないと笑われました。
寝:Dos Guesthouse
ビシュケクでのビザ待ちの間、ずっとお世話になったゲストハウス。
宿のお母さんがとっても優しく、毎朝作ってくれる朝食は美味しい。
ビザの取得に関して大使館に問い合わせをしてくれたり、イシククルでのホームステイ先を紹介してくれたりと、最初から最後まで本当にお世話になりました。
飲:ビール
キルギスはとにかくビールが安い!
大体1L辺り100円程度のイメージ。水とほとんど同じようなもの。
中には5Lのビールも売っていますが、僕が買っていたのは1~2Lのペットボトルのもの。
キルギスは、首都でも物価、宿代、ビール代いずれも安く、人も優しいので、のんびりするにはとってもいいところです。
笑:イシククル湖
僕たちがキルギスに行ったのは冬だったので泳いだりトレッキングをしたりは出来ませんでしたが、それでもイシククル湖はとてもきれいでした。
イシククル湖の周りを馬やロバに乗った人がたまに通り過ぎたり、放牧されている羊がのんびりと草を食んだりしている姿はあまりにも牧歌的。まるで絵の中の風景のよう。
(最後に)
来る前はほとんど知識のなかったキルギス。
イランとウズベキスタンのビザ待ちのため、また昔、旅先で知り合った人にキルギスがとても良かったと聞いたのを思い出してやってきたにすぎませんでした。
ですが実際に来てみるとここの自然は本当に美しい。
オシュからビシュケクまでの山道、イシククル湖の雄大な風景と透き通った湖面、道行く羊と馬に乗った人々、、
そして日本人に似たキルギスの人たちは、親切な人が多く、なんとなく親しみやすかったのも新鮮で驚きました。
僕たちが行った2~3月は冬なので、時期としてはベストシーズンではありませんでしたが、それでも楽しく過ごすことが出来ました。
また必ず戻って来たいと思う国です。
今度は夏にぜひ。