2015年2月16日
1ソム=約2円
ビシュケクに来てはや5日。ビザ待ちのためにひたすらダラダラする日々。
しかしビザ待ちでダラダラしているだけで終わってしまうのはもったいない。
そこでビシュケク近郊にある、
・ブラナの塔とバラサグン遺跡
・アク・ベシム遺跡
この二つの遺跡を観光してきました。
二つは距離が近いので、一日あれば両方とも観光できます。
Travel Info.
◯ブラナの塔
ビシュケクの東、約60kmのところに位置する塔。
11世紀に建造されたのち、15、16世紀の地震で崩れ、1974年になって修復された。
遺跡発掘は途中で中断されているが、現時点では10~13世紀のカラハン朝の首都の一つ、バラサグンの遺跡と推定されている。
周囲には石で造られた愛嬌のある「石人」と呼ばれる石の像があり、突厥という種族の墓と言われている。
【アクセス】
ビシュケク東バスターミナルからトクモク行きのマルシュルートカに乗り、終点で下車。
そこからさらにマルシュルートカに乗るか、タクシーにて15分程度。
【入場料】
40ソム/一人
◯アク・ベシム遺跡
ブラナの塔からさらに北西に6kmほど進んだところにある、6~12世紀ごろの砕葉城の遺跡。
唐代の「大唐西域記」には三蔵法師がこの地で突厥の王と会談したという記録が残っている。
【アクセス】
タクシーでトクモクバスターミナルから15分程度、ブラナの塔から35分程度。
マルシュルートカが走っているかは不明。
【入場料】
無料
○本日の移動
ビシュケク東バスターミナル
↓
↓ マルシュルートカ 所要一時間 60ソム/一人
↓
トクモクバスターミナル
↓
↓ タクシー 所要15分 600ソム/一台
↓
ブラナの塔
↓
↓ タクシー 所要30分 (上記の値段込)
↓
アク・ベシム遺跡
↓
↓ タクシー 所要15分 (上記の値段込)
↓
トクモクバスターミナル着
↓
↓ マルシュルートカ 所要一時間 60ソム/一人
↓
ビシュケク東バスターミナル
ビシュケク→トクモク
まずはビシュケクからトクモクという町に行き、そこからブラナの塔を目指します。
「トクモク‼トクモク‼」と呼び込みのおじさんがいます。
15分程度待つと人数も集まったので、すぐ出発できました。
トクモク行きのバス。たくさん停まってる
一時間ほどでトクモクに到着。
早速タクシーと交渉し、二か所まわってもらうようお願いしました。
料金は一台600ソム。
(最初は1,100ソムと、タクシーの運転手は言ってきました!
負けてたまるか!と思い、交渉し、下げてもらいました。
(ブラナの塔一か所だけなら500ソム、とも言っていました。)
※ブラナの塔までは、マルシュルートカが走っているのでそれで行くことも可能です。
アク・ベシム遺跡まで行くマルシュルートカがあるかどうかは不明です…
まずはブラナの塔とバラサグン遺跡から。
入口では、岩に顔が描かれている石人がお出迎え。
少し進むと早速、平野にどーんと塔が立っている。
ブラナの塔
天気があんまりよくなくて残念。
階段が付いていて、上ることもできます。
近くに家があり、おばさんが塔の扉の鍵を渡しに来てくれます。
寒いので、渡したらすぐに家に戻ってしまいます(;^ω^)
ブラナの塔の右手にはユルタもありました。
ん~中が気になる…!
塔の周りには石人たちがたくさんいる。
お墓だというけれど暗い感じはしない。
ユーモラスな表情をしていて、日本の土偶やマヤ文明の発掘物に似てる。
ウロウロしていると、キルギス帽を被ったおじさんと遭遇!!
キルギス式の正装?似合いすぎ!
「そんな帽子を被っている人と写真を撮りたい」と、
キルギスに入ってからずっと思っていたので、とうとう願いがかないました♪
しかもおじさん、お昼御飯中だったようで、
ビニール広げて、チーズやヨーグルト、牛乳にナンを食べていたので、
私たちも混ぜてもらいました(笑)
あの寒空の下で食べたナンが美味しかった!
ごちそうさまです!
ご飯が終わると、少年たちが乗っている馬が丘を下りてきました。
こんな風景も、キルギスだなぁ~と感じます。
丘の向こう側から馬に乗った少年たちと犬
手を振ったら近づいてきてくれた 。なかなか迫力がある。
少年たちもおじさんも、ブラナの塔の方へ帰ってゆく。
続いてはアク・ベシム遺跡へ向かいます。
ここからは意外と長い道のり。
途中、アスファルト舗装がされておらず、雪解けでぐちゃぐちゃになった道や茶色い土のデコボコ道を激しく揺られながら走ること30分。
小さな青い門を抜けると、一面何もない地帯に。
入口の門 見失ったらどうなるんだ?
この遺跡にはどこに何があるかなど示したものは一切ありません。
私たちは勘で歩きました。
「ここかな?」「ここかな?」と少しくぼんだ所を覗いてみるも、
「地球の歩き方で見た遺跡とは少し違うような…」
と小さなくぼみしかなく、見つけるのに迷ってしまいました。
歩いている途中、羊の群れに遭遇。
いつも食べている「シャシリク!」美味しいお肉をありがとう。
「多分一番の遺跡はこれだろう」というものは、奥のほうにありました。
(違っていたらどうしよう…( ;∀;))
三蔵法師も立ち寄った場所なんだとか。
しかし本当に何もないので、携帯のパノラマ機能を使い、遺跡と草原のコラボを撮ってみる。すごくいい!!!
ふとした瞬間、帰る方向を見失ってしまうほど、
周りには何もありませんでした。
二時間ほどで二つの遺跡を巡り、ビシュケクに戻りました。
キルギスにはあまり有名な遺跡はなく、今日行った二つの遺跡も世界遺産等にはなっていません。
特にアクベシム遺跡は保存が行われているとはとても思えない状態です。
日本人の私たちからすると、三蔵法師が来たことがあるというだけで西遊記を思いだし、背中がざわざわしてしまいます。
それだけにきちんと保存されていないのがなんとももったいない。
Sho & Hiro
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