2015年6月15日
1ユーロ=約140円
1ディルハム(DH)=約13円
スペイン/セビリアからモロッコ/シャウエンへの移動情報。
一ヶ月半のヨーロッパの旅を終え、次に向かうのは今回初のアフリカ大陸の国、モロッコ。
モロッコはスペイン南部から近く、バスとフェリーで簡単に行けるようです。
移動の流れを簡潔に書くと、
(スペイン側)
セビリアのアルマス広場バスターミナル前のバス停留所
↓
↓ C4の市営バス 所要10分 1.4ユーロ/一人
↓
サン・セバスチャンバスターミナル
↓
↓ バス 所要3時間 19.5ユーロ/一人
↓
アルヘシラス
↓
↓ フェリー 所要2時間 23ユーロ/一人
↓
(モロッコ側)
新タンジェ港
↓
↓ ローカルバス 所要1.5時間 7DH/一人
↓
タンジェ(市内のどこかは不明)
↓
↓ タクシー 所要約5分 多分5DH/一人(私たちの時はラッキーなことに無料)
↓
タンジェのバスターミナル
↓
↓ バス 所要1.5時間 15DH/一人(プラス荷物預け代5DH/一つ)
↓
ティトゥアン
↓
↓ バス 所要1.5時間 20DH/一人(プラス荷物預け代5DH/一つ)
↓
シャウエン
使用したのはバス5回、タクシー1回、フェリー1回。
待ち時間も合わせると約14時間。
ほぼ一日かけての移動となりました。
***
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朝6時、早々に宿を出発。この時間、まだスペインは真っ暗。今日は長くなりそうだ。
前日、宿の人にサン・セバスチャンバスターミナルまでの行き方を聞くとgoogle mapの検索結果を見せてきて、
「○○番のバスはここまで行くからそこからは徒歩」「EAバスは違う方向に行く」などと、適当なことを言われる。
すぐにアルマス広場前のバス停留所に行って自分で確認!
C4番のバス、もしくはEAのバスがサンセバスチャンバスターミナルまで行くではないか…
確認してよかった~朝から歩きたくないもん。それにしても適当なスタッフ。
セビリアの宿、設備面ではなかなかよかったのだけれど、スタッフ3人中2人がいい加減。最後に残念だった。
6時8分、長距離バスターミナル前からC4のバスが来たので行き先を告げてから乗車。(1.4ユーロ/一人)
あっという間にサン・セバスチャンバスターミナルへ着いてしまった。
掲示板を見ると、一番早い便で7時15分発がある。
チケット売り場は7時にならないと開かないと警備員に聞いたので、気長に待つ。
ちなみにスペインの今まで使ってきたバスターミナルのトイレは全部無料だった。
ドイツやフランスはどこも有料だったのでありがたい。
7時にチケットを購入し、7時15分に発車。まずは港のあるアルヘシラスへ!(19.5ユーロ/一人)
アルヘシラスへ向かう途中、ひまわり畑や菜の花畑があちこちに広がっている。
時間が早いからかカルモナのひまわりより上を向いて花に元気があるように見える。
私は爆睡。隣で旦那はせっせとたまっているブログを書いていた。ありがとう。
途中、白い壁と赤茶色の屋根の町を過ぎた。ミハスやカルモナ以外にも白い町がいくつかあるんだなぁ~
10時15分、港に到着。「アルヘシラス行き」のバスに乗ったが、アルヘシラスの港は終点ではなかったようで、バスの中には人が残ったまますぐに出発していってしまった。
同じバスに乗っていた乗客が走ってフェリーターミナルに向かっているので、私たちも急ぐ。
ここもいくつかチケット売り場のカウンターがあり、カウンター前にあるインフォメーションのお姉さんが一番早いフェリーを教えてくれる。
上の掲示板にはなぜだか載っていませんが、直近だと、11時半発の船らしい。(23ユーロ/一人)
一時間ほど待つことになりました。
ペッラペラの紙のチケットと、出国カードを渡されて、二階のチケット交換窓口へ。
そこでさらにペッラペラの紙を二枚渡されて、合計四枚に。
いざ、出国審査へ!
まずは荷物検査~と思ったら、機械はあるものの、人がいないのでみんなスルー。
次は、イミグレ。ながーくかかる人もいれば、簡単に終わる人もいて、私たちはあっさり終了。
久々のパスポートチェック、ちょっとドキドキした!
船に乗ると、新たに出国カードを渡されるが、私たちは先ほどの待ち時間に書いておいたので、新たに書く必要なはいとのこと。
船内の席は自由。飛行機のシートのような席があったり、
ソファーやテーブルがあったりと、広々。
BARもあり、軽食や飲み物が売っていた。
コンセントもあったので、そこの近くのソファ席を確保。
11時半発の予定が少し遅れて、11時45分頃出発。
途中、船内でパスポートコントロールがある。
「ゲンキデスカ?」の挨拶から始まり、入国スタンプをポリスに押してもらう。
「どこの町に行くの?」とか、「何で仕事してないの?」とか2,3質問され、
中でも無職が気になるらしくしつこい。
どうやって答えたら…と考え、「前は教師だったけど、結婚したからやめたんだよ」と半分事実、半分嘘を答えると、あっさり納得してもらえた。
それにしてもこのチェックは時間がかかる。
二時間の船旅の約半分がここでの待ち時間と言ってもいいくらいだった。
船旅を楽しむ暇もなくあっという間に、スペイン時間の13時45分到着。
久しぶりに時計を調整する。モロッコ時間12時45分なり。
モロッコもサマータイムを採用しているのでスペインとの時差は一時間。
しかし…後でわかったことなのだが、この時期モロッコはラマダン中。
ラマダン時間はサマータイムは適用されないらしく、実際は二時間の時差がありました。
とにかく港を出て、新タンジェ港からタンジェの町へ向かわなければならない。
シャトルバス(おそらく25DH/一人)があるようだが、違う出口から出てしまい、バスが見つからない!
いつものおっちょこちょいが出てしまった。。。
出口にはタクシーが待っていて、誘われるがすべて断る。
暇そうに突っ立っていたおじさんに行き方を尋ねると、「こっちだ、着いてこい」と。
どうやらタンジェの町までの民間バスが走っているようだ。
おじさんに連れられるまま、港の出口を出て左に歩き、道なりに進むと大通りに出た。
バス停などの表示はないがこの辺りで立っていればバスが停まってくれるみたい。
大通りに出る途中でバスを逃してしまい、30~40分ほど待たなければならなかったが、何と言っても安い!!
ALSAの青いバス13番。7DH/一人。
バスが来て、手をあげたらちゃんと止まってくれる。チケットはバスの中で買える。
バスに乗っていると、途中黒人の集団が乗り込んできた。
料金を払わないで乗ってくる人たちがいるようで、バスの運転手も周りのモロッコ人もキレ気味。
というか大声で叫んでキレている状態。
おそらく毎度のことなのであろう。
全員払うまでバスが発車しなかったため、10分程度ロス。
約1時間半走ったところで、バスの終点に到着。
しかしそこからはティトゥアン行きのバスは出ていないので、長距離バスターミナルまで行かなければならない。
有難いことに、一緒にバスに乗っていたおじいさんが助けてくれる。
タクシーを捕まえて行き先と値段を告げ、笑顔で去って行った。
ヨーロッパではこういうの中々なかったなぁ。
モロッコに入って、人に助けてもらうのはすでに二度目。人の良さに感激。
おじいさんからはタクシー代は二人で5DHと聞いていたので、下車してから5DH渡す。
すると運転手はひとり5DHだとのたまう。
「話がちがうよ!」と抗議すると、渡した5DHすら受け取らず、行ってしまった。
結果的に無賃乗車(笑)
ヨーロッパではこういうのも中々なかったなぁ。
久しぶりにイスラム圏に来たのを実感する。
タンジェのバスターミナルには食事する場所もあり、お昼ご飯を食べる。
キョフテとポテトとサフランライスのセット、パン付き(30DH)
ちなみにバスターミナルのトイレ使用料は1DH。
ヨーロッパで洋式トイレばかりの生活になっていたが、中東に戻ってきた思いのするトイレだった。。。
もちろんトイレットペーパーはない。。。
食事を終えてバス会社のカウンター向かうが、この時間、タンジェからシャウエンまでの直行便がないらしい。
ご飯を食べていたから逃してしまったのか?
仕方なく、まずはタンジェからティトゥアンへ行くことにした。(15DH/一人 プラス荷物預け代5DH/一つ)
ティトゥアン行きのバスを探している時、一人のおじいさんが近づいてきてバス会社を紹介してくれたり、色々と親切にしてくれた。
しかしバスに乗り込む際、「チップをくれ」と言う。
金目当てなのは分かっていたのでほとんど無視しており、当然お金は渡さずバスに乗り込むと何か文句を言って去って行ってしまった。
向こうから親切に話しかけてくる人は、後でお金を要求してくるので要注意。
経験上、向こうから話しかけてきて、世話してくれる人はたいてい、お金が目当て。
親切にしてくれるのはありがたいし、価値観の問題だと思うが、私たちはそういう人たちにはお金は渡さないようにしている。
ティトゥアンからシャウエンまでの直近のバスは既に満席。
一時間後のバスのチケットを購入。(20DH/一人 プラス荷物預け代5DH/一つ)
この国ではバスの移動に荷物代がかかるよう。
見ていると外国人旅行者だけでなく地元の人も払っている。
ティトアンのバスターミナルにて。一時間暇だったので、人間観察をしていると。。。
おや?あれはもしや。。
いるいる!!フード付きの民族衣装を着たモロッコ人!!
この民族衣装はジェラバというそうで、ねずみ男にそっくり。
ダースベーダーのモデルと言う噂もあり。
女性の服もフードが付いているものが多い。
イランやトルコではフード付きの上着は見かけなかったので、モロッコ特有のものなのかしら?
シャウエンまでの道のりも山がちで、途中、湖があったり、いい景色。
シャウエンのバスターミナルに着いてからは、徒歩でメディナの方へ。
坂道が続き、大きな荷物がツライ…
迷いながら30分ほどで今夜の宿に到着。長い一日だった。
夜なのに人通りが多く、さらに子どもたちだけで歩いているところを多く見る。
きっとシャウエンは治安が良いのだろう。
明日は青いシャウエンの街をブラブラ観光するぞ。
***
本日の宿は、「SOUIKA」
ダブルルームで140DH。
トイレ・シャワーは共同。ホットシャワー。
使いにくいが、一応キッチンも付いていた。
宿についての詳しい情報はこちらをご覧ください♪
参考記事:モロッコ宿情報
後日記載:この宿を去ってから気がついたことですが、ここのベッドには南京虫がいて、二人とも数箇所刺されました。
Sho
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