2015年8月11~13日
1マラウィクワチャ(MK)=約0.25円
1メティカル(MT)=約3.2円
ブランタイア/マラウィからモザンビーク島/モザンビークへの移動情報。
○概要
・マラウィ側
ブランタイア
↓
↓ミニバン 所要30分 200MK/一人
↓
リンビRimbe ミニバンターミナル(リンビマーケット)
↓
↓ミニバン 所要約3時間 1500MK/一人
↓
ムランジェMulanje
マラウィ出国手続
・モザンビーク側
モザンビーク入国手続
↓
↓徒歩+自転車タクシー 所要30分 30MT/一人
↓
ミランジェMilanje
↓
↓軽トラ 所要約6時間 250MT/一人
↓
モクバMocuba
~宿泊~
モクバ
↓
↓Trans Mavila Boy社バス 所要約時間 400MT/一人
↓
ナンプーラNampula
~宿泊~
ナンプーラ
↓
↓ミニバン 所要約4時間 200MT/一人
↓
モザンビーク島Ilha de Mozanbique
マラウィからモザンビーク島への移動手段がなかなか見付からない。
モザンビーク大使館やブランタイアの宿で聞いたところによると、ブランタイア近郊にあるリンビという町から国境の町ムランジェまでミニバンが出ているらしい。
が、その先は全く分からない。
ブランタイアから西に進み、テテを経由してトーフ海岸やマプトに南下するルートはネットでもちょこちょこひっかかる。
驚いたことにマラウィで出会ったモザンビーク行きの欧米人は全員、このルートを使う予定と言ってました。
しかし僕らが取りたい東に進むルートは情報が少ない。
英語で検索するもあまり有用な情報は得られず。
探し方に問題があるのか。
もう行ってみるしかしょうがないと決心し、地図で名前が出てきたモクバという所をとりあえずの目標にする。
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移動初日 8月11日
ブランタイアの宿を出たのは朝6時半。
明日は早いから、と前日に宿泊代を払うと、ちゃんと彼らも早起きして朝食を作ってくれました。
ブランタイアの宿WENELA Lodgeは、朝食つきで、スタッフの対応もよく、値段のわりに悪くなかった。
リロングウェから到着したバスターミナル近くでリンビ行きのミニバスに乗り、満席になるまで待って7時過ぎに出発(200MK/一人)。
アフリカのバスは満席にならないと出発しないことが多いので、時間が読めない。
7時半過ぎにリンビのマーケットに到着。
ブランタイアと同様、ここもマーケットにミニバン乗り場が併設している。
適当に「ムランジェ!モザンビーク!」と叫んでいたら近くにいた人が連れてってくれました。
リンビのターミナルにて マラウィでは日本の中古車が頑張っています
再び満席になるのを待ち、8時過ぎに出発(1500MK/一人)。
少し高いかなと思ったが、途中で降りる人も500、1000と払っていたので、まあこんなところかという気もする。
本当の値段はよく分からないままでした。
しばらく走ると紅茶畑が広がり始める。
この辺りは紅茶の生産で有名らしく、「Tea Plantation」という看板をたくさん見かけます。
一面の茶畑はなかなか美しく、マレーシアのキャメロンハイランドを思い出す。
ですが手作業で葉っぱを摘んでいるのを見ると少々複雑な気持ちになる。
というのもブランタイアの宿で飲んだ紅茶はそれほど美味しくなかった。
ということは、品質の高いものは恐らく輸出に回り、地元の人には回らないんでしょう。
茶畑を横目に、何度も乗客を乗せたり降ろしたりしつつ走ること3時間。
ようやくムランジェに到着、この時既に11時過ぎ。
なおムランジェとミランジェは同じ地域で、マラウィではムランジェ、モザンビークではミランジェと呼ぶそう。
単に発音の違いだそうです。
さて、マラウィ側の出国手続きは、出国カードを書いて提出し、スタンプをもらって終了といたってシンプル。
一方モザンビーク側の入国は、入国審査の後、荷物チェックとヘルスチェック。
荷物チェックはバックパックのカバーを開ける程度で、形式的。
ヘルスチェックは体温の測定、黄熱病予防接種の確認程度。
特に面倒なことはなし。
Shoはなぜか34℃と測定され、「お腹空いてる?」と心配されていました。
ところで、モザンビーク側の国境からミランジェ(モザンビーク側の町)までどう行くか。
ミランジェのバスターミナルまでは約4.5kmあるらしく、歩くのには少し遠い。
バスなどは出ていないようで、ヒッチハイクか自転車タクシーになります。
この自転車タクシーはムランジェ(マラウィ側)の国境からずっと付いてきてて、一人100MTと言っている。
しかも荷物がたくさんあるから三台必要で、計300MTだって。
たかだか4kmの距離を自転車の後ろに乗って千円?
高すぎる。
ヘルスチェックの担当者に聞いてみると「普通は一台20~30MT」って。
早速吹っ掛けてるな。
そのことを伝えると「Ohh…二人で180、いや150、100…」とどんどん下がっていく。
途中、腐敗していると悪名高い警官と何やら話していたので少しドキドキしたけれど、彼らも「別に20MTだったらいいじゃんか」的なことを言ってくれたよう。
最終的に30MTで乗ることにしました。
ここで20MTにしないところが僕の弱いところ。
乗ってみると結構遠く、20分ぐらいかかりました。
途中で両替を済ませて(4180MK→300MT)、バスターミナルに到着。
そしてなんと、目印にしていたモクバ行きの軽トラがあるらしい。
あと20分ぐらいで出発するというので急いで自転車タクシーにお金を払おうとすると…
「一台で50MTね」
とまた話が元に戻る。
ここで堪忍袋の緒が切れる。
「普通20のところ30払うって言ってやってんのに50ずつだと?なら払わん、どっか行け!」
いきなりこっちがキレたので運転手は引き気味。
大声で「うるさい、向こう行け!」と叫んでいると、周りにいた軽トラの客引きが間を取り持ってくれ、元通りの30MTを支払う。
疲れる。
さて、軽トラは前の座席が300MT、後ろの荷台が250MT(いずれも一人の料金)。
僕らはもちろん安く、またせっかくならと荷台に乗せてもらうことにする。
まだ二人しか乗っておらず、荷台の中では座り心地のいい一番前に案内してくれる。
軽トラの出発までまだ時間があったので、さっき仲介してくれた人に頼んでATMに連れてってもらう。
ところがここのATM、お札が少ないのか、「この金額は現在取り扱いできません、他の取引をしますか?」といった案内が2回続けて出る。
金額が大きすぎるのかなと思い(と言ってもATMに選択肢として示された金額ですが)、3回目に3000MTでチャレンジするも不可。
別のところ行ってみるかなと考えたその時、
「Your transaction was canceled and we retain your card.」(確か)という表示が出てきた。
「retainってなに?保持する?」
…なんとカードが出てこない!吸い込まれてしまった!
恐れていたことがついに現実になった。
さぁ困った、カードがないと現金が手に入らないし何も買うことが出来ない。
とは言え、この時間なら窓口開いてるしなんとかなるだろと軽い気持ちで銀行の窓口に行くと、
「そうか。残念だが今日はボスがいない。明日また来てくれ」
冗談じゃない、もう出発するんだよ、今すぐATM開けてカード返してくれ!
「私はATMの鍵を持っていない。ボスは今ランチ中だ。電話を掛けて呼び出して欲しいだって?この銀行の電話は社内専用だから使えない。君の電話が使えるなら電話番号を教えてあげよう。何、電話を持っていない?まあ一時間程度で帰るだろうからそこに腰かけて落ち着いて待ちなさい。」
ここで本日二度目の怒り。いや、既にマラウィでチンチャンチョン攻撃を受け怒鳴っていたのでこれで三度目。
「お前と話しても無駄だ、役立たず。ボスをつれてこい。時間の無駄なんだよ!」
この時、なぜここまでイライラしていたのか分かりませんが、現地の人が大勢見ている前で罵ってしまった。
まあモザンビークでは英語はあまり通じないらしいですが、最初はみんなニヤニヤしながらこっちを見てたのに、僕が大声で叫んだのでシーンとしてしまった。
彼はひきつった顔で、
「鍵はない。電話は使えない。私には何も出来ない。ボスを待つか、明日来るかだ」
とおっしゃり、むっつりと黙り混んでしまった。
もう打つ手なし。
後ろで見守っててくれた軽トラの彼が「僕も待つしかないと思うよ、きっとすぐ戻ってきてカード返してくれるよ」と慰めてくれる。
そこで一旦モクバ行きは諦め、ミランジェに宿泊する場合の宿のことを聞いてみる。
すると「安いところなら200MTであるよ、それで良ければ連れてってあげる」という。
おお安い。
モザンビークは宿がどこも高く、個室だと3千円ぐらいは安い方で、6千円払っても便座なしなんてのもあるそう。
それに比べれば格安じゃないですか。
よし、そこに移動して待とう。
軽トラに戻って彼が運転手に事情を説明し、今日のチケットはキャンセルして宿に向かい歩き始める。
するとさっきの銀行から小柄な男性が近づいてきて「ボス戻ったよ」。
先ほど罵ったばかりの男も外に出てきて、憮然とした表情で、
「だから待てって言ったのに、人の話を聞かないから」
すまんすまん、申し訳ない。
何であんなにイライラしていたのか自分でも分からないが、とても恥ずかしかった。
軽トラの彼に頼み、車をストップさせておいてもらうよう伝えてもらう。
こっちは返ってきたカードでもう一度トライしてみる。
するとまた吸い込まれた…
もう一度鍵を開けてもらい、無事にカードは回収。
「ここでは今日は使わないで」
と言われて、仕方ない。
とりあえずカードが戻ってきて良かった。
先ほどキャンセルしたモクバ行きの軽トラに急いで戻り、事情を説明。
お金はモクバで支払うことにし、再度乗せてもらう。
大分待たせてしまったみたいで申し訳ない。
が、先ほどとは違い既に荷台にはかなり客が乗っている。
座るスペースがあまりなく、二人とも辛い体勢で出発。
少し走ってガソリンスタンドに到着。
アフリカでは客を乗せてから給油することがよくあるので、またそれかと思って眺めていると…
次から次に荷台に人が乗ってくる!
あっという間に荷台はパンパン。
足の踏み場もなく、体を動かすことも困難。
難民かゲリラか
この後も何度か停車し、どう見てもスペースなんてないのにグイグイ人が乗ってきてとにかくきつかった。
僕が座らされたのは金物が詰まった袋の上。
皿やネジがケツに刺さる。
しかもこの後の4時間は、未舗装の道。
足も動かせず、ガタガタ揺れる度にケツや太ももが痛め付けられ、モクバに到着した時にはいくつかアザが出来ていました。
たかだか50MT(約160円)をけちったばかり、過去最悪の移動になりました。
軽トラの荷台で未舗装道路を進むのはかなりきついということを、自分のケツをもって証明してしまった。
途中、周りの乗客がみんなサトウキビを食べ始める。
Shoが興味を示すと一本分けてくれました。
かじってみるととても甘く、しかもジューシー。
朝御飯以降、何も食べていないこともあり、体に染み渡る。
夜になると昼とはうって変わって冷え込んでくる。
風が強く、パーカーを着てフードを被っても震えてしまう。
ガタガタ震えながら、20時過ぎにようやくモクバに到着。
お金を払わなくてはならないけれど、僕らの手元にはほとんどメティカルはない。
この時間、もう真っ暗で両替もできそうになく、頼みの綱のATMも見当たらない。
どうしようと悩んでいると、一人のマラウィ人がお金を貸してくれるらしい。
彼は明日ナンプーラに行くそうで、僕らと行き先は同じ。
ナンプーラで返せばいいと言ってくれるのでありがたく拝借し、運転手に二人分、500MTを支払う。
彼と同じ宿まで軽トラで送ってもらい、ここでも宿代300MTを貸してくれるという。
(なお、モクバの宿「ALOJAMENTO EVANGUE」については最後にまとめて記載しています。)
ミランジェで色々助けてくれた彼もとても親切だったし、今回の移動はラッキーなこともあったね、明日ちゃんと返そう、とShoと話していた時。
「ビジネスの話をしないか」
と突如切り出される。
ブランタイアでも「日本人のパートナーを探してるんだ」とタンザニア人に言われたので、またそんなとこかとボケッと考えていると、
「お金貸したんだからコミッションくれ」
そういうことですか。まあそりゃそうかもね。
明日のナンプーラへの移動代400MT/一人も借りるとすると、合計1600MTの借金。
少しぐらいなら色付けて返すことに異存はないので「いくら欲しいの?」と聞いてみる。
最初「君たちに任せる」と言ってきたので
「じゃあUS$1でどう?」と聞くと、
「それは少なすぎる。僕は1600MTも貸すんだから2000MTにして返してくれ」
手数料400MT、約1200円、約US$10。
1日借りただけで利率25%という昔のサラ金も真っ青の手数料を要求されてしまった。
もちろん丁重にお断りし、US$1ならいいけどそれ以上は出さないというと、
「そしたら既に貸した500MT以外は貸せない。そして君たちが400MTくれないなら僕はナンプーラへは行かない」とまた奇妙なことをのたまう。
だんだん煩わしくなってきたのでこれ以上の借金はお断りする。
とりあえず今日の宿代300MTと既に借りた分500MT、合計800MTを今日中に工面しなければならない。
宿で両替できないか聞いてみるもダメ、せめて宿代をドルで払えないかと聞いてもダメ。
詳細は後に書きますが、この宿モロにローカルの宿で、共同トイレは便座なし、シャワーなし、wifiなし、充電なしという中々のストロングスタイル。
宿の周りがミニバスのターミナルっぽかったので、外に出て適当に両替出来ないか聞いてみると、一人の男がOKしてくれる。
しかし気付くと僕らの周りを10人ぐらいの男が囲んでいる。
もう真っ暗だし、恐い。
一旦宿に戻ろうとすると更に酔っぱらいも近づいてきてもはやカオス!
なぜうちらが移動しようとすると10人以上付いてくるんだ?
とりあえず宿に逃げると入り口に人が殺到する。
もう訳分からない。
一人の酔っぱらいがしつこく絡んできてShoはキレかけている。
とりあえず状況が落ち着くまで放置し、英語が喋れる若いスタッフに相談すると、なんと近くの銀行まで付いてきてくれることに。
10分程歩き、銀行のATMに到着。
しかもその隣がナンプーラ行きのバス乗り場。
明日の下見も出来てラッキー。
ようやくお金を降ろせる、とカードを入れる。
ATMがミランジェのものと同じやつだったので一瞬嫌な予感はしたものの、まさか今回は大丈夫だろう。
すると、当然のようにカードまた吸い込まれた!涙
もう21時過ぎだし、窓口なんて開いてない。
朝8時から開くらしいが、明日のナンプーラ行きの軽トラ、朝6時に出発なんです…間に合わないよ。
明日もここに滞在か。
仕方なく来た道をトボトボ歩いて帰ると、インド系っぽい商店を発見。
とりあえず両替出来るか聞いてみると一旦は断られたが、別の店員がOKと言うではないか。
長い戦いの後、ようやく十分なメティカルを入手し、宿の彼も喜んでくれました。
彼も爽やかでとてもいい男でした。
宿に戻り、先ほどのマラウィ人に借金500MTを返済。
少し揉めたことなど全く気にせず、笑顔でサンキュサンキューって言うところは羨ましい部分でもあります。
部屋に戻った時には二人ともクッタクタ。
全身砂まみれだったのでシャワーを浴びたかったのですが、この宿にはシャワーはない。
バケツシャワーを浴びる元気すらなく、ウェットティッシュで体を拭くにとどめる。
300MTとここもお手頃な宿だが、その代わり南京虫が恐い。
そこで人生で初めてベッドの上にテントを設置し、インセクトシールドのシーツを引き、倒れるように就寝。
モザンビークの移動は過酷だと聞いていましたが、初日から本当に厳しい。
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移動二日目 8月12日
目覚めると腕、背中、太もも、ふくらはぎが筋肉痛。
お尻は2、3箇所打撲ができていて、寝てても痛い。
南京虫に悩まされることなくしっかり眠ることが出来たものの、夜中3時過ぎまでうるさく、そして朝5時に目を覚ました時もうるさかった宿「ALOJAMENTO EVANGUE」を8時に出発。
昨日のマラウィ人が朝からビールを飲んで「グッバイ、マイフレンド!」と見送ってくれる。
しかしこの国は酔っぱらいが多く、酒飲みの僕にとってもイメージが悪い。
酒が安いのも考えものですね。
まずは銀行に行ってカードを取り返し、その後ナンプーラ行きの交通手段を探す予定。
なかったらモクバにもう一泊するしかないが、出来れば避けたい。
銀行に着くと、入口には長蛇の列。
拳銃を握りしめた警備員に昨日の出来事を説明して中に入れてくれと頼むも「ノーイングリッシュ」の一点張り。
押し問答の末、なんとか中に入るが、さらに30分以上待たされる。
ようやく英語が出来る一人のスタッフが対応してくれ、無事にカードを回収。
ちなみにこのATMには他にもう一枚カードが詰まっていた。
この国ではよくあるんでしょうね、きっと。
一つ目のタスクを無事に終え、時間は9時。
急いでナンプーラ行きのバスか軽トラを見つけなければ。
外にいた若者に「ナンプーラに行きたい」と伝えると、「あっちあっち、まだ間に合うから急げ!」と身ぶり手振りで教えてくれる。
結局彼がバス乗り場まで連れてってくれました。
停まっているのは軽トラではなく緑色の大型のバス、しかも中はきれいで新しいっぽい。
若者の金くれ攻撃を、笑顔と「オブリガード」(ポルトガル語で「ありがとう」)で華麗にかわして中に乗り込む。
乗るとすぐに出発、間に合って良かった。
値段も軽トラと同じ400MT、それなら絶対こっちの方がいい。
柔らかいシートのクッションが昨日痛め付けられた我がケツに優しい。
中では荷物代を払えと言われるも、No!と言うとあっさり引き下がる。
走り初めて一時間、初めて警官のチェックが入る。
僕らの姿を見つけるとすぐに一人がやって来て「パスポート出して」。
特に何事もなくチェックは終了。
モザンビークでは腐敗警察官による被害が多いらしいのでドキドキする。
その後、再び警官のチェックが入ったりしながらも、14時過ぎにナンプーラに到着。
タクシー(100MT/一台)で目当ての宿Rubyに到着するが、出発前に送ったメールが届いていなかったのか、部屋は一杯。
幸い、テントのスペースがあったのでそちらに泊まることにする(400MT/一人)。
Rubyのテントサイト この狭いスペースにさらに2つテントが追加されるとは。。。
移動三日目 8月13日
昨夜、寝ているとスタッフに起こされ、「新しい客が来てて隣にテントを張るから動いてくれ」とテントを移動させられる。
寝入りを起こされてなかなか寝付けず、結局寝坊してしまう。
ナンプーラ鉄道駅近くのミニバンターミナルに着いたのは予定より30分遅れの7時半。
すぐにモザンビーク島行きのミニバンが見付かり乗り込む(200MT/一人)。
ここでも荷物代50MTを請求されるが、地元客は誰一人払っていない様子。
僕らもNOを連呼し、後はポルトガル語は分からないの一点張りで乗り切る。
満員になったのはそれから2時間後の9時半。
宿でもっとゆっくりすれば良かった。
今日も道は舗装道路で、非常に楽な移動。
モナポというところとモザンビーク島に渡る橋の手前、計二ヶ所で乗り換えがあると宿では聞いていたが、ラッキーなことに島まで直行。
「Ruby!」と叫んでいたら宿の近くまで連れてってくれました。
ブランタイアからは二泊三日の移動でしたが、ナンプーラでその日のうちに乗り換え出来れば一泊二日でも十分行けそうです。
今回の移動中に泊まった宿(モクバ、ナンプーラ、モザンビーク島)をご紹介。
○モクバ
「ALOJAMENTO EVANGUE」
【総評】
★☆☆☆☆(1点)
ミランジェからのバスで同乗していたマラウィ人に連れていってもらった、ミニバスターミナルに併設されている宿。
近くにはもう一つ、別のゲストハウスあり。
料金はダブル300MTと安いが、wifiなんてもちろんなく、シャワーもなしというローカルの人向け。
部屋は広くもなく狭くもなく普通、シーツもまあまあ清潔だった。
が、南京虫におびえ、ベッドの上にテントを張って寝た。
結果、南京虫被害はなく、虫も見付からなかった。
僕らの部屋のベッドにはいなかったと思われる。
周囲はバーが並び、宿でも大瓶のビールが40MTという安さだからか、酔っぱらいが多い。
平日の朝から晩まで非常に騒がしい。
僕らの時はスタッフが二人いて、若い方の一人は英語が使えた。
彼はいろいろ手伝ってくれて助かったし、もう一人も言葉は通じないがフレンドリーだった。
点数は1としたが、値段を考えるとこんなものかと思う。
【アクセス】
ミランジェからの軽トラに連れていってもらったので詳細不明。
ナンプーラのバス乗り場からはナンプーラ方面に進み、一つ目の交差点を左折して直進。
BARCLEYSがある交差点を右折し、突き当たりまで進んで左折すると右手にミニバスのターミナルが見えてくるので、その中。
徒歩10~15分程度。
【値段】
ダブル 300MT
※予約なしで直接行った
【部屋の設備】
ベッドと棚のみ
【トイレバス】
共同。シャワーはなく、バケツに水をためて浴びるスタイル。
洋式タイプには便座はもちろん無し。
和式のところもある。
【共有スペース】
テーブルとイスあり
【wifi】
無し
【その他】
・英語が使えるスタッフがいた
・飲み物が買え、ビール大瓶40MT、瓶ジュース15MT、缶ジュース30MTなど。
○ナンプーラ
「Ruby Backpackers」
【総評】
★★★☆☆(3点)
欧米系の旅行者が多い、こぎれいな宿。
モクバの宿に比べると雲泥の差があるが、その分値段も高い。
英語が使えるスタッフはいるが、全員ではない。
近くに市場があるが、スーパーなどは見つからなかった。
なお少し前に経営者が変わったらしく、メールアドレスも変更されている。
恐らく経営者カップル?の子供は人懐こくてかわいい。
【URL】
https://m.facebook.com/RubyBackpackers?_rdr
※Facebookページ
【値段】
ダブル 1850MT/一部屋、ドミトリー750MT、テントサイト400MT/一人
※変更前のアドレスに連絡してしまい、結局予約出来ていなかった。
※テント以外は朝食込。
【トイレバス】
ホットシャワー。
【共有スペース】
ソファ、テーブルなどあり、リラックス出来る。
キッチンもあり、最低限の調味料、調理器具は揃っている。
【wifi】
有り。午後7時~午前6時まで無料。
極めて弱く、メッセージの送受信すらなかなか出来ない。
【その他】
・コーヒー紅茶無料。
・テントサイトは狭く、テント3つで一杯。テントだけ朝食ついてないのが悲しい。
○モザンビーク島
「Ruby Backpackers」
入口
部屋の様子
共有スペース 明るい
屋上 洗濯物を干すスペースがあり、すぐ乾く
【総評】
★★★★☆(4点)
ナンプーラのRubyと雰囲気の似た、欧米人御用達の宿。
部屋は広くて清潔、屋内と屋上にソファ、テーブルなどがある共有スペース有り。
【mail】
Rruby@TheMozambiqueIsland.com
【電話番号】
+258-843985862
【値段】
ダブル 1500MT/一部屋、ドミトリー600MT(いずれも朝食込)
※ナンプーラのRubyで予約を取ってくれた。
【トイレバス】
共有。ホットシャワー。
【共有スペース】
ソファ、テーブルなどあり、リラックス出来る。
キッチンもあり、最低限の調味料、調理器具は揃っている。
【wifi】
有り。午後7時~午前6時まで無料。
メールの送受信、検索程度ならスムーズに出来る。
【その他】
・コーヒー紅茶無料。
・テントサイトはなし。
・バーがあり、ビール70MTなど。21時には閉まるので夜も静か。
Hiro
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