2015年12月7日
1チリペソ=約0.17円
1ボリビアーノ=約18円
今いるサン・ペドロ・デ・アタカマSan Pedro de Atacamaから、次の目的地であるウユニUyuni/ボリビアに抜けるのに検討したのは、以下の二つのルート。
1.サン・ペドロ→カラマCalama→オラグエ/オジャグエOllague(チリ側の国境の町)→アバロアAbaroa(ボリビア側の国境の町)→ウユニ
メリット:2,000~3,000円程度と安い。
デメリット:バスの乗り継ぎが面倒。
2.サン・ペドロからウユニへのツアーを使う
メリット:楽。南米屈指の景観を楽しむことが出来る。
デメリット:約16,500~17,500円程度と、とにかく高い。
サン・ペドロのツアー会社をいくつか回ると、2泊3日のツアーで一人当たり95,000~100,000チリペソ(約16,500~17,500円)。
ネットで調べていたのより明らかに高い。。数年前だと60,000ペソ程度だったはずなのに。
しかも観光客が多いからかほとんど値引き交渉にも応じてくれない。
一方、ローカルバスを乗り継ぐ1.だと、一人当たり2,000~3,000円程度。
うーむ、悩む。
金額的には断然1.なんだけれど、ツアーで回ることが出来るボリビア、チリ国境の辺りはとても美しく、自然が美しい南米の中でも屈指の景観という人もいるほど。
思い切ってここは奮発し、2.のツアーにすることに。
出発前日ということで少しだけ値引いて90,000ペソ/一人にしてくれた旅行会社でツアーを申し込み、ツアーに備えて水やクッキーなどを買い込む。
【1日目】
7時半。乗り合いバンが宿の前に迎えに来てくれて出発。
20分ほどでチリ側の国境に到着。
チリ入国時に書いた紙も提出し、無事出国。
40分ほど走ってボリビア国境に到着、ここで朝ご飯。
ハム・チーズ・パン・コーヒー・紅茶・クッキー・パウンドケーキ・バナナ…となかなかの量で朝から満腹。
朝食後、車を乗り替えボリビア入国手続きを済ませる。
ボリビア側国境 とても質素
これから二泊三日お世話になるTOYOTAランクル
一緒に旅するのは…
運転手 陽気なビコvico
ブラジル人カップル
オランダ人26歳リチャード
フランス人26歳ジュリアン
そして私たち。
スペイン語がほとんど話せない私たちはみんなに通訳してもらって、本当に助かりました(笑)
国立公園の入場チケット150ボリビア―ノ
国境すぐ近くのチケット売り場ではトイレも借りたが、お金がかかる。(3ボリビアーノ)
トイレットペーパーが無かったり、水が流れないためバケツにためてある水で流さなくてはならなかったり。
アルゼンチンやチリとの違いを痛感。。
トイレットペーパーは必須です!
ここからは、行った場所の写真をポンポン載せていきます!
ダリの砂漠
温泉代6ボリビアーノ/一人(トイレも含む)
滞在時間は40分程度。
温泉に入ったり、周りを散策したりとみんな思い思いに過ごします。
温泉の目の前のラグーン
フラミンゴがいたー!
13時、本日宿泊する宿に到着。
お昼ご飯を食べ、シエスタ。(お昼寝タイム)
ちなみにお昼ご飯のメニューは、ウインナー・肉の揚げ物・トマト・きゅうり・マッシュポテトと言った簡単なもの。。
ボリビアに入ったあたりから、標高は4000メートル以上になっていたよう。
車を降りた瞬間頭がクラッとしたり、いつもより心臓がドキドキするような感じがしました。
Shoにとっては初の高山。(富士山もてっぺんまで登ったことないからね。)
対策として、水をたくさん飲んだり、深呼吸を心がけるなどしていました。
その後宿から来るまで15分程度のところにあるラグーナコロラーダへ。
ものすごい強風で耳も痛いし頭も痛い。
でもここの景色はかなりインパクトのあるものでした。
手前は白い大地、そして青い湖に赤い湖。
緑、青、赤、白のコントラストがとてもきれい
リャマもいました
こっちにもたくさん。
首もとに前掛けのようなものをしているラマもいて可愛い
こちらはビクーニャ あちこちにいる
少し立ち寄った間欠泉 迫力はない。。チリ側のタティオの方がいいね
17時にお菓子とお茶タイム。
19時過ぎに夕食です。
メニューは、パスタ、スープ、パン、桃。
私たち二人は少食だからいいけれど、他の人たちは全く満腹になっていないよう。
ブラジル人がワイン持参していたのには、さすが!の一言。
夕食前から頭痛が気になっていたSho。
夕食を目の前にしてもあまり食欲がわいてこない。
高山病か…?
何とかスープを頂いたものの、その後のパスタを一口二口食べたところでギブアップ。
吐ーきーそーうー!
急いでトイレに駆け込むと案の定吐いてしまいました。
頭痛と嘔吐という症状から恐らく高山病であると判断。
サン・ペドロ・アタカマの薬局で買っておいた高山病の薬ダイアモックス250mg一錠と、手持ちのロキソニンを飲み、応急処置。
ダイアモックス
同じツアーグループのブラジル人男性も頭痛がひどかったらしく、高山病の薬を飲んで対応していました。
六人中二人、高山病にやられました。。
夜はとても星が綺麗で、人工衛星が動いているのも見ることが出来ました。
そばにいた人にも、人工衛星が見えるよ!と教えたのですが、あまりパッとしない表情。
こっちでは人工衛星が見えるのは当たり前なのかしら。
日本にいると、ここまでくっきりとした星空を見ることはほとんど経験がないし、ましてや人工衛星なんて旅に出て初めてみることができたほどなのに。
本日の宿は、ドミタイプのみ。
Shoにとってはウィントフック/ナミビアに続き、人生で2度目のドミ宿泊。
一部屋6つのベッドが並んでいる。
この宿の最大のマイナスポイントと言えば、シャワーがないことだろう。
私たちは前もってそのことは旅行代理店に聞いていたから知っていたけれど、宿に着いてから知った人もいた。
しかも「夜はマイナス20度くらいまで下がるからかなり厚着をしないと寒い」と聞いたひともいたよう。
実際は建物の中なら長袖一枚程度で適温、布団に入れば半袖で十分な程度でした。
みんなと会話しているうちに、それぞれが代理店から聞いてきた内容と違うことがボロボロと出てきて…みんな不満もボロボロ出てきて…
明日は大丈夫かしら?
(次回に続きます。)
Sho・Hiro
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