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【フィリピン留学編2】留学先をどう決めるか?学校選びのポイント

2014年12月
1フィリピンペソ=約2.55円

フィリピン留学編2回目。
今回はかなり頭を悩ませた学校選びについて。

***


体験を通して生きた英会話を学ぶ唯一のフィリピン留学

フィリピンでの留学を検討するにあたって、まずはフィリピン留学ドットコムのホームページ(http://www.philippine-r.com/)を見つけたので、資料請求し、説明会にも参加しました。

※後日、フィリピンに着いてからバッチメイト(同期入学の学生)とエージェントの話になりました。
どうやら私たちの担当のSさんは対応が素晴らしく、メールのレスポンスも早い。
その他の方はそうでもないみたいです。担当者については運ですよね。。。

担当者に詳しく聞いたり相談しつつ、気になった学校を数校に絞り、検討。
僕たちの経験上、学校を選ぶポイントは、①場所、②校則、③資本、④授業内容、⑤費用、の5つ
費用については次回の「フィリピン留学編3」に書きますので、参考にしてみてください。
残りの4つについて順番に書いていきます。

 

①場所
一言で表すと、都会か地方のいずれを選ぶか。
私たちはセブとバコロドという都会、地方都市の両方を経験しました。
メリット、デメリットはそれぞれありましたが、簡単に感想をまとめると次のようになります。

◯都会(セブ)
+メリット
・大きなショッピングモールが多い
・レストランが多い
・遊ぶところが多い

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オシャレなカフェはもちろんIMG_6184ワインの揃っているバーIMG_5964

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日本食も選べるほどあります。

ーデメリット
・治安が良くない

IMG_20141227_130432現地の人たちが良く使う交通手段、ジプニー。
学校からは「危険なので乗らないように」と言われました。

◯地方都市(バコロド)
+メリット
・治安が比較的良い

ーデメリット
・大きなショッピングモールは少ない
・遊ぶところは少ない

僕たちは、最初は治安に不安があったため、比較的安全と言われる地方都市のバコロドを選びました。

参考記事:【フィリピン留学編5】フィリピンの治安情報

なおバコロドにもショッピングモール自体はいくつかあります。
またセブンイレブンやサリサリ(小さな商店)はあちこちにありますので、普段の買い物に困ったことはないです。
クラブやカラオケもありますが、数は少ないようです。
日本食レストランもあるくらいなので、外食にも困りません。

IMG_5499バコロドにある韓国料理屋。サムギョプサルを食べに数回通いました。

バコロドで二ヶ月生活した後、治安が特に気にならなかったので、セブに移ることにしました。

セブではアヤラモールなど綺麗な大規模ショッピングモールがいくつもあるので買い物には不自由しません。
近郊にはマクタン島、ボホールなどがあるので勉強に飽きても観光するところはたくさんあります。

IMG_6298一度だけ行ったマクタン島のホテル。土日の休みを使ってリゾートに行けるのはセブのいいところ。

さらにレストランも多く、種類も豊富にあります。
セブだと観光客が多いからか高級なお店も色々あるようです。
バコロドでは普段の食事には困らないものの、高級レストランのようなところは数が少ないように感じました。

ちなみに、エージェントの説明会では物価に関しては都会は高い、地方は安いということでした。
ですがなんでもショッピングモールで買うと高く、露天のような店で買うと安い。

いずれにせよ個人的には日本から行くと気にしない程度の差かなあと。金銭感覚次第ですが。


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②校則
大きく分けて二つあります。
スパルタとスパルタじゃない学校です。

ここでいうスパルタは、日本で言うような授業の厳しい学校とい うよりも、校則の厳しい学校を指します。
校則は、例えば門限や平日外出禁止などの日常生活に関するものや、毎日の単語テストや義務自習など勉強に関するものがあります。

私たちが行った二つの学校の実例を書きます。


バコロド(E-Room)

◯生活面
・門限は平日12時、休前日は午前2時
。。だったと思います。
というのもこの学校は、そもそも校則自体緩いのに、運用はさらに緩い。
何時に帰ろうが誰もチェックしてなかったです。
おそらく全ての生徒が気にしてなかったでしょう。

◯勉強面
・授業開始から20分遅刻したら、その授業は欠席扱いになる。
・授業を休む回数によってペナルティが課されていた気もしますが…
覚えていません。
簡単な手順を守れば、先生を途中で変えることもできます。

この緩さは私たちにとっては良かったですが、長期の学生やそもそも勉強のモチベーションが低い(と思われる)生徒の中には、休みがちになるケースも見かけました。


セブ(PELIS)

◯生活面
・金曜除く平日は外出禁止。
・門限は休前日は午前1時。日曜は午後9時。
・門限を破るとペナルティがあり休日外出禁止等になる。
・さらには寮内での飲酒禁止 ※要は月~木禁酒。これがもっとも辛い。

 

◯勉強面
・最初の一ヶ月は平日夕食後、10分間の義務マンツーマンクラスあり。
・コースによっては平日2時間前後の義務自習及び毎日の単語テストあり。
・単語テストは合格点を取れるまで繰り返し。
・授業を休む場合には正当な理由が必要で、休める回数も週単位で上限あり。
・先生を変更する場合には事前に面談が必要で、認められないと変更できない。
などなど。色々あって書ききれません。

思い出すだけで気分が悪くなる。

この環境では平日は勉強せざるを得ませんので、勉強する時間は必然的に長くなります。
私たちはバコロドから来たのであまりの落差に驚き、ぐったりとしてしまいました。
バコロドでは毎日のように外食したり、外に出てましたので。
義務自習なんて言葉は知らなかった。

なおこれでもスパルタではありません。
セミスパルタです。


③資本
資本という言葉では分かりづらいですが、要はどこ国の人がその学校を経営しているか。
資本の違いにより食事の種類や留学生の国籍の割合に影響が出るようです。

主に韓国資本、日本資本、欧米資本があり、一番多いのが韓国資本です。
基本的には韓国資本の学校の場合、食事は韓国料理が多く、韓国人留学生が多くなる傾向にあるようです。

私たちはセブ、バコロドいずれも韓国資本の学校でした。

食事は日本資本の学校の方が口に合うそうですが、値段もあがるため、残念ながら検討対象になりませんでした。
韓国資本の学校では毎食キムチが出る等、辛いものが多いです。
辛いものが苦手なShoは苦労してました。

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生徒の国籍についてはバコロドの学校では韓国:日本:台湾での比率が4:5:1ぐらい、セブは2:5:3ぐらいでした。
セブでは韓国の学生が少なかったです。
時期の影響もあるのかもしれません。

日本人の割合が少ない方が授業以外で英語を使う機会が多いので、勉強の点ではいいのかなと思います。

④授業内容
学校毎に授業に特徴があり、会話重視の学校、TOEIC/TOEFL/IELTS 等の試験対策コースがある学校、ビジネス英語を得意とする学校などなど。
私たちは旅行で日常的に使う英語力が必要だったので、会話重視のところを選びました。
また少しでも話す機会を増やしたかったので、マンツーマン授業が多いかどうかも重視しました。

3ヶ月過ごしての感想ですが、やはりマンツーマン授業が多いところを選んで良かったと感じます。

というのもグループ授業では英語を使う時間が相対的に少なく、基本的に日本の教育現場で行われているようなプリント学習・教科書を読んでいくようなスタイル。
また生徒間のレベルのばらつきが避けられないためどうしても無駄が出てきてしまいます。

この点、マンツーマン授業だと、一時間なら一時間ずっと英語を使うことができますし、自分のレベルに合う授業が受けられます。
内容についても、 こちらのリクエストでアレンジしてもらえるのが大きなメリット。
旅行で使う場面を想定した会話の授業や、リフレッシュのための英語の歌の授業など、色々アレンジしてもらえました。



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学校選びはかなり重要ですが、どこの学校が自分に合うのか、行ってみないと分からないというのが現実かなと思います。
僕らは途中でやめたくなるリスクを避けるため、一ヶ月ごとに契約を更新する方法にしました。
これだと登録金などが追加でかかってしまいますが、途中解約などの事態は避けられます。

どうしても学校や町が合わなかったり、突然体調を崩してしまって留学期間を短縮して帰国する生徒の方もいましたので(払い込んだお金はほとんど帰ってこなかったそうです)、慎重に検討する必要があると感じました。

ちなみに僕たちは、最初は治安とマンツーマンの多さ、会話重視の授業内容を優先し、バコロドという町のE-ROOMを選びました。
その後、環境を変えたくなったため、同じく会話重視でセブ島にあるPELISという学校に移りました。

E-ROOM: http://www.philippine-r.com/eroom01.htm
PELIS: http://www.philippine-r.com/pelis01.htm
※いずれもフィリピン留学ドットコムの紹介ページ

なおもう一つ、学校選びのポイントとして日本人スタッフの存在があるかと思います。
私たちの通っていた二校とも、日本人スタッフが常駐していて、何か困ったことがあれば(もちろん日本語で)対応してくれました。
海外留学において、日本人スタッフの存在は有難いですね。

Hiro、Sho

 

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