2015年5月
1ユーロ=約135円
バーリからスタートし、ナポリ、ローマ、フィレンツェ、ピサ、ヴェネツィア、ミラノ(、及びヴァチカン市国)と駆け足で回った見どころたっぷりのイタリアの旅のまとめ。
【日程】
2015年5月12日~23日(11泊12日間)
【ルート】
1.バーリ(5/12、13)
→2.アルベロベッロ(5/12)
→3.ナポリ(5/13~15)
→4.ローマ(5/15~18)
→5.ヴァチカン市国(5/17)
→6.フィレンツェ(5/18~20)
→7.ピサ(5/19)
→8.ヴェネツィア(5/20~22)
→9.ミラノ(5/22~23)
【費用】
費用明細 | ユーロ | 円 | 割合 |
---|---|---|---|
食費 | 253 | 34,132 | 22% |
宿泊費 | 391 | 52,734 | 33% |
交通費 | 344 | 46,454 | 29% |
その他 | 187 | 25,304 | 16% |
合計 | 1,175 | 158,624 |
11泊12日間の滞在で、合計約158,600円/1,175ユーロ、一日あたり約13,200円。予算の12,000円を10%ほどオーバーしてしまった。
内訳をみると、最もかかったのが3割を超える宿泊費で約52,700円/391ユーロ。一泊当たり約4,800円で、ここはほぼ想定通り。2番目にかかったのが3割弱の交通費で、約46,500円/344ユーロ。バス移動はまだしも、ヴェネツィア→ミラノが38ユーロ/一人、ローマ→フィレンツェが約21ユーロと鉄道が高い。事前に予約しておけば安くなるので、日程が決まっていれば前もって予約すればグッと抑えられる。3番目は2割強の食費で、約34,100円/253ユーロ。一日あたりにすると約2,800円でかなり贅沢した印象だが、食の都イタリアでこれ以上抑えるのは悲しい。
ここまでは、高いとはいえほぼ想定内。なぜ予算を越えてしまったかというと、イタリアでは二人の服を新調したため。日本を出て10か月、お互い服がボロボロになり、併せて100ユーロを使ってしまった。この衣装代を除くと1,075ユーロ、一日あたりにすると約11,600円と、予算内。
まぁナポリのピザは3~5ユーロ、ローマの宿は8ユーロ程度と、節約できるところは節約したので、これぐらいでも使いすぎたかな?という印象だけれど…
【総評】
観光★★★★★:もはや言うことは何もなく、満点。見れてないところも多々あり、改めて訪れる必要がある国。
参考記事:【イタリア02】イタリア上陸!まずはトンガリ屋根の世界遺産アルベロベッロ!、【イタリア05】ちょっと危険な香りが漂う!?ナポリ町歩き!、【イタリア10】「永遠の都」ローマの町歩き、【イタリア12】花の都フィレンツェ!レストラン、土産物情報も少しだけ。、【イタリア13】ルネサンス名画の宝庫ウフィツィ美術館へ!予約方法も。、【イタリア14】フィレンツェから日帰りでピサの斜塔を観光♪、【イタリア16】やってきました!水の都ヴェネチア~どこを切り取っても絵になる街~、【イタリア17】ヴェネチアへ来たら島巡りもオススメ。カラフル好き必見!ブラーノ島!、【イタリア19】さらっとミラノ街歩き♪
物価★★☆☆☆:バーリ、ナポリなど南部は比較的安く、ヴェネツィア、ミラノなど北部は比較的高い。とは言え上記の通り、絶品ピザが400円/3ユーロ程度で食べれるのは驚き。
治安★★★☆☆:こちらも南部ほど悪く、北部は落ち着いている。ナポリ旧市街などは東南アジアのようだった。
スカッパ・ナポリ(旧市街)
食事★★★★★:こちらも言うことなし。特にナポリの食事が美味しく、ピザ、パスタ、シーフードなどなど、どれも美味しかった。
交通★★★★☆:大きな都市へは電車やバスですぐに行ける。一方でアマルフィなどは行き辛いらしいが、今回の旅ではそういったところには行っていないため、星4つ。
宿泊★★★☆☆:可もなく不可もなく。ローマなどは予約が取りづらいので、日程が決まっているのであれば早めの予約がベター。
参考記事:【イタリア21】イタリア宿情報まとめ
【イタリアの食寝飲笑】
食:ナポリピザ
何を食べても大抵美味しいイタリアだが、やはりナポリのピザは別格。生地のモチモチ感と表面のパリパリ感、チーズとトマトソースのバランス、どれもが素晴らしい。今までいろいろな国でピザを食べてきたけれど、やはり本場は違う!ということを実感。恐らくこの旅でのNo.1。
寝:ローマのSeven Hills Village 18-35’s
ローマの宿探しに苦労していた時、Shoが見つけたのがこのSeven Hills Village 18-35’s。ローマ中心部から1時間ということはあるが、宿の高いローマでツイン約8ユーロというのは驚異的。永遠の都ローマで、オーストラリア以来のキャンプ場というのもオツなものでした。
飲:節約のために飲酒は控えており、特になし…涙
笑:ヴェネツィア&ブラーノ島
アルベロベッロから始まり、選ぶのが難しいほど多くの観光名所を回ったが、ここでは水の都ヴェネツィアとカラフルな町ブラーノ島をチョイス。天気が悪かったのは残念だったが、いずれもとても美しく、イタリアの都市は「一度行ったらもう観光はいいかな…」というところも多い印象だが、この2つはまた訪れたい。特にブラーノ島のカラフルな町並みはこの旅で初めて見る眺めで、チンクエテッレには訪れる余裕がなかったが、ここでも十分に楽しめた。
(最後に)
12日間で9都市を回るという、大急ぎだったイタリアの旅。前回のクロアチア同様、圧倒的に日数と予算が足りなかったのが残念です。それでも、何とか南のバーリから、北のミラノまで無事に回ることが出来ました。特に南部は治安に不安もあったけれど、特に事件に巻き込まれることもなく無事でよかった。
上記の通り、ヴェネツィアはもちろん、永遠の都ローマ、美しい街並みのフィレンツェ、雑然としたナポリ、奇妙なトンガリ建物のアルベロベッロ、そして何より美味しいナポリピザ!これでワインでも飲めれば完璧だったけれど、貧乏旅行ではまあ仕方ない。
他にもシチリア島やコルシカ島、ヴェローナやコモ、そしてチンクエテッレやアマルフィなどなどまだまだ行きたいところがあり、イタリアも再訪必至な国になってしまった。
アルベロベッロのトゥルッリ
ローマのコロッセオ
ヴァチカン市国
フィレンツェのポンテ・ヴェッキオ
ウフィツィ美術館にある「ヴィーナスの誕生」
ピサの斜塔
Hiro
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