2015年4月7日
1ドル=480ドラム
アルメニアでの感動話。
今回は費用や時間など、参考になることは書かれていません。
私たちが経験した、アルメニア人からのおもてなしを紹介したいと思います。
行った先は、ガルニ宮殿と、世界遺産ゲハルト修道院です。
◯ガルニ神殿
エレヴァンの南東約28Kmのところに位置する。
アルメニア王の夏の離宮として使われていた。
17世紀の地震で破滅してしまったが、現在は1976年に再建された太陽の神殿だけ見ることができる。
◯ゲハルト修道院
ガルニ神殿のさらに6km行ったところにある洞窟修道院。
アルメニアは石の国だと納得する造りになっている。
「ギガルド」は槍を意味する言葉で、キリストの脇腹を突いた聖槍の一部がここで発見されたことにちなんでいる。
2000年世界遺産登録。
(地球の歩き方・wikipedia参照)
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バスターミナルまで向かいました。市内バス200ドラム/一人。
バスターミナルまで行ったのに、そこから先、どのバスに乗れば良いのかさっぱりわからない。
周りに聞いても曖昧。。
調べた通りのバスに乗り換え、英語ができる人をまず探す…
満員のバスの中、英語が話せる人がやっと一人いた!
しかしガイドブックの写真を見せても、どこで降りるか分からない、と。
友人に電話してもらったが結局分からず、私たちはただただバスに乗っているだけの人になってしまった。
そこへ、新しく乗ってきたおじさんが、
「英語ができる!
ガルニ神殿までの行き方も知っている!
俺についてこい!」
かっこいい!おじさんの名前はハイクさん。
しかも乗っていたバスの運賃はハイクおじさんがすでに払っておいてくれていた。
おー!この人誰ー!?でも救世主に間違いない!着いて行きます!
降りた先で待っていたのはタクシー。
え?タクシーで行けっていうことー??
と思っていると、
「タクシー代は俺が払う!
運転手は俺の友人だ!」
え!?親切すぎて戸惑います…
よくわからない、着いて行って大丈夫なのか不安がよぎる…
ハイクおじさんは、歯医者に行くからと途中でタクシーを降り、
「大丈夫、大丈夫、連れて行ってくれるから」と満面の笑み。
こんなやりとりがあった後、結局そのタクシーでまずはガルニ神殿へ向かってもらうことに。
運転手のアルトュールおじさんを待たせつつ、入場料1,000ドラム/一人を払い中へ。
たった一つの神殿がドーンと建っている。
Hiroは、ここ一つのためだけなら行かなくてもいいかな、と。
神殿の中はこんな感じ。
お土産屋さんも出ていました。
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アルトュールおじさん、お待たせしました!と車に戻ると、
「次はゲハルトに行くでしょ?」
と。
アルトュールおじさんは英語が少ししか話せないようで、そのため口数が少なかったのですが、ハイクおじさんと同様親切な感じが伝わる人。
行ってくれるのですか!?
お言葉に甘えて、さらに奥地にあるゲハルト修道院まで行ってもらいました。
結構山あいにあるのですね。
お気に入りの写真はこちら。
トンネルをくぐれば。。。修道院。
修道院の中にも入ることができます。
光の射し方や、ろうそくの明かりが何とも印象的。
帰り道では、山と花の写真を撮りたくて、車を停めてもらいました。
大所を2カ所観光し終え、市内に無事戻ってくると、
「サプライズ、サプライズ〜!」
とアルトュールおじさんが路地へ入って行くのです。
ここへ来て変なところへ連れて行かれるのか!?と思ったら、着いた先には、あのハイクおじさんの姿が。
ハイクおじさんは、またまた満面の笑みで、
「家にあがって〜!ご飯を一緒に食べよう!今家族は出かけていていないから!」
いやいやいや…!とまたまた戸惑いながらも着いて行ってしまう私たち。
(イランでもこんな感じでお家まで着いて行って、素敵なおもてなしを経験したのです。その時のことはこちらの記事をご覧ください♪
参考記事:聖地マシュハドにて新年のお祭りノウルーズ!!
家に上がると、テーブルにはピザやらドリンクが並んでいましたよ。
アルメニア風ピザは、生地が薄い!
運転手のアルトュールおじさんも来て、四人でワイワイお昼ご飯。
おじさん2人は幼馴染で、家もお隣なんですって。
こんな本を見せてもらったり、
クルミの甘いお菓子をいただいたり、
最後はコーヒーまでいただきまして、
みんなで記念撮影♪
こんな出会いがあるものなのか!このお二人本当に親切でした。
帰りは、宿まで歩いて帰れる距離の共和国広場まで送ってもらいました。
バスの中で困っていた私たちを助けてくれて、タクシーに乗せてくれることは、想像できます。
しかし、そのタクシーがおじさんの友人、しかもタダで観光に行ってくれる、帰ってきたらお昼をご馳走してくれる…
こんなサプライズ、おもてなし、簡単にできることではありません。
本当に感謝です。
Sho
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