再びメルボルンへ。。フィリップ島のペンギンパレード!

【オーストラリア12】再びメルボルンへ。フィリップ島のペンギンパレード!

2014年8月21~22日
1オーストラリアドル=約95円

8月21日

朝早くにシドニーを立ち、再びメルボルンへと向かう。
ようやく戻ってきたな~と少し感慨深い。

前回はメルボルン市内に滞在しましたが、今回はフィリップ島というところを目指します。

フィリップ島はメルボルンの南東に位置し、海岸一帯が自然保護区になっています。
見どころはなんといってもペンギンパレード。
ここには世界一小さいと言われる野生のフェアリーペンギンが生息しており、その数なんと30,000羽以上!
フィリップ島自然公園ではこのフェアリーペンギンが海から陸に上がり、巣へ帰っていく姿を見ることが出来ます。

再びメルボルンへ。。フィリップ島のペンギンパレード!
フィリップ島

フィリップ島まではメルボルンから車で約2時間。
レンタカーだとこういうところに行くのが便利ですね。
さて、まずはメルボルンに行かなくてはならない。

再びメルボルンへ。。フィリップ島のペンギンパレード!
シドニー→メルボルン

シドニーからは距離にして約880km、のんびり二日かけて移動する計画。
今日は途中のAlburyという町を目指して運転する。

夕方まで何事もなく走ったが、途中で明日運転するの嫌だなあと思い始める。
ほぼ一ヶ月、毎日のように運転してきて大分飽きてしまった。

そこで予定を変更し、今日は走り続けてメルボルンを目指すことにする。
恐らく夜中にならないと到着しないが、今日頑張って運転し、明日はのんびりしたい!

何度か休憩をはさみ、夜中も運転し続ける。
横で嫁はスヤスヤ寝ている。

山道は街灯もほとんどない。
頼りになるのはヘッドライトのみ。
何度も道を間違えながら真っ暗な中を前に進む。
これまで多くの野生動物、特にカンガルーの死体をたくさん見ているのでスピードを出すことが出来ない。
ここまできて事故を起こすのは嫌だ。

実際、夜中に運転しているとあちこちから動物が道路に出てくる。
出てくるのはカンガルーやウサギだけでなく、なんとウォンバットまで!
これがまたかわいい、ヘッドライトで照らすと焦って草むらに逃げていくのがさらにいい。

シドニーのコアラパークでウォンバットを見て以来、すっかりファンになってしまいました。

朝3時過ぎまで運転し、メルボルン郊外に到着。
マクドナルドを見つけ、軽く食事を取って駐車場で休むことにする。

明日、ではなくて今日、夜が明けたらフィリップ島だ!

本日の運転時間16時間、距離881km

***

8月22日

6時ごろ目が覚め、メルボルン郊外にあるフィリップ島へ向かう。
結局2時間程度しか眠れなかった。

フィリップ島までは約140km。
2時間ほど運転し、フィリップ島に到着。
まずはメインのペンギンパレードのチケットを買うべく、ツーリストインフォメーションへ行く。
ここでチケットが買えます。20.6ドル/一人。

チケットを購入してすぐにキャンプ場に向かい、着いてすぐテントを組み立て、すぐに眠りにつく。

夕方にセットしていた携帯のアラームが鳴り、ペンギンパレードが始まる17時15分に合わせてキャンプ場を出発する。

なおペンギンパレードのスタートの時間は季節によって異なります。
僕らが行った8月だと17時半前後でしたが、夏は20時頃のようです。
下記のフィリップ島自然公園のウエブサイトで予定時間を確認することが出来ます。
http://www.penguins.org.au/

再びメルボルンへ。。フィリップ島のペンギンパレード!
フィリップ島はビーチもきれい

再びメルボルンへ。。フィリップ島のペンギンパレード!
サーフィンも出来ます

再びメルボルンへ。。フィリップ島のペンギンパレード!
サー…フィン?

再びメルボルンへ。。フィリップ島のペンギンパレード!動物や現地のゆかいな人たちと写真を撮ることもできます

フィリップ島にはペンギンだけでなく他の野生動物もたくさんいます。

再びメルボルンへ。。フィリップ島のペンギンパレード!
写真はワラビー?
他にもウサギやカンガルーを見かけました。

キャンプ場からは20分ほどで到着。
開場と同時に入場でき、ボードウォークを通って海岸沿いに設置されている席(スタンドのような席)に座る。
一番前に座れてよかった!

しかし、しばらく待つも何も始まらない。
どんどん気温が下がり、海風も冷たく、座って待っているとビーサンしか履いていない足がとても冷える。

日が暮れかけたころ、ようやく係員が登場し、説明開始。

そして日が暮れて。。
一羽のペンギンが海からあがってきた!

続いて2羽、3羽と続々とあがってきます。

なぜか海に戻っていくペンギンがいたり、群れから離れてしまって頑張って急いで歩いていくペンギンがいたり。
よちよち歩きというのがふさわしい歩き方です。

ペンギンたちは海岸を過ぎると岩場の方へ進み、そのまま岩を上がって草むらの方へ進んでいきます。
これはどうやら巣に帰っていくよう。
近くで人間がじっと見ていると、立ち止まって逆に人間を眺めている姿もまた愛らしい。

15分ほどでほとんどのペンギンが陸に上がったようで、ペンギンパレード終了。
僕たちも寒さに耐え切れず、先ほど来た道を戻ります。
途中で何匹かのペンギンが草むらで歩いていたりのんびりしていたりするところを見ることが出来ました。

※フィリップ島のペンギンパレードではペンギン保護のため写真撮影は禁止されています。
写真を撮っている人もいましたが、係員に注意されていました。

さて、明日は一日のんびりし、あさって24日にオーストラリアを発ちます!
本当はタスマニア島にも行きたかったのですが、お金の関係で断念。

次はインドネシア/バリ島に行くことに決めました!
冬のオーストラリアは予想以上に寒かったので、暖かいところに行きたい。
ビーチでのんびりし、リゾートでキャンプ生活の疲れを癒したい。

ということで、次回からは東南アジア編です!

本日の運転時間3時間、距離141km

***


メルボルン/フィリップ島でお世話になったキャンプ場をご紹介。

「BIG4 Phillip Island Caravan Park」
【総評】
★★★★☆(4点)
フィリップ島への橋を渡って少し車で走ったところにあるキャンプ場。
設備やセキュリティはしっかりしており、さすがBIG4といったところ。
wifiもスムーズで全体的に清潔、スタッフの対応もよく特に目立って悪いところは無し。
また野ウサギ?がキャンプ場内をウロウロするなど自然がいっぱいでのんびりできる。
【HP】
http://www.big4.com.au/caravan-parks/vic/phillip-island/philip-island-caravan-park
【費用】
テントサイト 25ドル
(※1泊のみだと30ドル、2泊以上すると25ドル/一泊)

Hiro

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