【ペルー08】マチュピチュ アクセス、チケット情報などまとめ

【ペルー08】マチュピチュ アクセス、チケット情報などまとめ

2015年12月
1ソル=約35円

マチュピチュについて調べたことをまとめておきます。

1.マチュピチュとは

南米ペルーのアンデス山麓にある、インカ帝国時代の遺跡。
古都クスコの北西約70kmのところに位置し、15世紀に造られたとされる。
インカ帝国がスペインの侵略により滅亡した後、20世紀初頭にアメリカ人学者ハイラム・ビンガムによって発見されるまで数百年間、歴史から消えていた。
山の裾野からではその様子をうかがうことが出来ず、「空中都市」「インカの失われた都市」などとも呼ばれる。
何のために切り立った山頂に造られたのか、どう使われていたのか、どこからどのようにして巨石を運んだのか、、多くの謎が今日でも解明されていない。
1983年、世界遺産(複合遺産)に登録、2007年には新・世界七不思議の一つに認定されている。

2.マチュピチュへのアクセス

マチュピチュ観光の拠点となるマチュピチュ村(旧アグアス・カリエンテス村)には空港がない。
そのため、まずはクスコに行き、そこから以下の方法でマチュピチュ村へと向かうことになる。


A:マチュピチュ、B:クスコ、C:リマ

(1)マチュピチュ村まで電車
+pros:楽。早い(約4時間)。
-cons:とにかく高い(安くても往復18,000円/150ドルなど)
(2)クスコからオリャンタイタンボまでバスで行き、そこから1と同じ電車
+pros:まあまあ楽。まあまあ早い(バス約2時間、電車約2時間。乗り換え等あわせて4時間強)。
-cons:それでもまだ高い。
(3)クスコから水力発電所までミニバンで行き、そこから電車
+pros:1、2に比べると安い(片道約4千円(約30ソレス+24ドル))。
-cons:合計9時間程度かかる。
(4)3と同じく発電所まで行き、そこから線路沿いをマチュピチュ村まで約10km歩く
+pros:安い(片道約30ソレス)。軽いトレッキング気分を味わえる。
-cons:歩く。合計9時間程度かかる。
(5)クスコから約125km、ひたすら歩く(インカトレイル)
+pros:欧米人いわく、インカトレイルのトレッキングは楽しいらしい
-cons:高い(200ドル前後)。2泊3日とか、体力がいる。欧米人に人気らしく、早めの予約が必要(一ヶ月前~)。

⇒ツアーなどでは(1)電車がほとんどで、一方、節約派の旅行者には(4)単体や(2)~(4)の組み合わせなどが好まれるよう。
僕らは行きは(3)、帰りは(4)で行きました。

参考記事:【ペルー05 移動情報】クスコからマチュピチュ

【ペルー08】マチュピチュ アクセス、チケット情報などまとめ (2)
水力発電所から徒歩 別名スタンド・バイ・ミー・コース

【ペルー08】マチュピチュ アクセス、チケット情報などまとめ (1)
PERU Railの電車 高いけど豪華

 

またマチュピチュ村から遺跡に行くまでにも2つの方法がある。

(6)バス(片道12ドル、往復24ドル)
+pros:楽。早い(約20分)。
-cons:高い。
(7)徒歩
+pros:無料。
-cons:特に行きはひたすら登りなので疲れる。

⇒こちらも節約するのであれば往復共に徒歩だったり、行きはバスで帰りは徒歩など、組み合わせることも可能。

【ペルー08】マチュピチュ アクセス、チケット情報などまとめ (5)
右手に見えるのが遺跡行きのバス

 

なお、日本からリマに飛行機で行く場合などは、クスコに移動する必要がある。
この場合、

(8)飛行機
+pros:早い。楽。
-cons:高い。
(9)バス
+pros:夜行バスで時間がかかる(約21時間)。
-cons:(8)に比べれば安い(例えばCruz del Sur社で175ソレス)。

が代表的な移動方法。
ここまで、移動するだけなのに結構なお金がかかります。

例えばクスコからマチュピチュまで、なるべく出費を抑えるケース(クスコからマチュピチュ村まではバス+徒歩で行き、村からマチュピチュまでは行きのみバスを使う(4)と(6)(7)の組み合わせ)を想定すると、
村までのバス往復60ソレス(約2,150円)+遺跡までのバス片道12ドル(約1,450円)で、約3,600円。

もちろん日本の水準で考えると大した金額ではないけれど、一食200円以下で済ますことが出来るペルーの物価水準からすると大分高い。

もう一つ、マチュピチュ村まで電車を使い、さらに遺跡まで往復バスを使う最も楽で速いケース((1)と(6))だと、
村までの電車往復150ドル(約18,000円 ※金額は12/21時点の最安の席)+遺跡までのバス往復24ドル(約2,900円)で、約20,900円。

たかだか交通費で2万を越えるとなると、短期で旅行に来ている人でも高く感じるような。

そしてもちろん、ここに入場料が加わります。
詳しくは次に。


世界最大の旅行サイト【トリップアドバイザー】



24時間オンライン予約可能★世界中のオプショナルツアー取扱VELTRA

くねくねと曲がりくねった山道をバスで登り(往復24ドル/一人)、入場口を過

3.チケット

マチュピチュ、そしてワイナピチュは一日の入場者数が決まっており、事前に予約する必要があります。
なお、遺跡の入口ではチケットが買えないよう。

特にワイナピチュは早くに売り切れになってしまうことが多いので、日程が決まっている人は一カ月前など、早めに予約してしまうのがベター。
チケットは、直接予約サイトで購入するか、旅行代理店などで依頼するか、もしくはクスコの文化庁でも直接購入できるようです。


A:アルマス広場、B:文化庁

とは言え、特に雨季(11~3月)のマチュピチュは雨が降りやすい。
僕らもまさに雨にあたってしまい、事前に予約していたこともあって無理して行きましたが、翌日晴れるという残念な結果に。
まあ天候ばかりはどうにもならないので仕方ない。

参考記事:【ペルー06 世界遺産】雨降りしきる空中都市マチュピチュ

【ペルー08】マチュピチュ アクセス、チケット情報などまとめ (3)

予約サイトで購入する場合、クレジット決済はVISAのみのよう。
また原則、チケットはプリントアウトしていく必要があります(タブレットにEチケットを入れて行ったら、向こうでプリントアウトしてくれましたが、時間がかかった)。

肝心の値段は、マチュピチュのみで128ソレス(約4,500円)、ワイナピチュ込みだと152ソレス(約5,300円)
さらに手数料が5.16ソレスかかります(約200円)。
本当、ペルーの物価水準からするとマチュピチュ関連の費用はとても高い。

4.費用

マチュピチュ観光にかかる費用を大体で算出してみます(クスコ発)。

節約型(マチュピチュ村まではバス+徒歩、遺跡までは行きのみバスを使い、マチュピチュのみ観光);約8,300円
短期勝負(マチュピチュ村まで往復電車、遺跡までも往復バスで、マチュピチュ+ワイナピチュ観光):約26,400円

これに宿泊費、食費などの滞在費を考慮するとなかなかの金額になってきます(僕らの場合だとツイン一泊40ソレス/一部屋、食費1回10ソレス/一人程度)。
ペルー政府、なかなか儲かってますね!というところでしょうか。

Hiro

ブログランキングに参加しています。
良かったら一日一回の応援クリックを宜しくお願いします♪
↓↓↓
にほんブログ村 旅行ブログ 親子・夫婦世界一周へ

↓↓↓携帯・スマホの方はこちら↓↓↓
にほんブログ村



【裏ワザ】覚えやすいメールアドレスでEメール上級者の仲間入り!