【スペイン10】スペインの旅　費用、日程等まとめ

2015年6月
1ユーロ=約140円

イタリア、フランス等に並び見どころの多い国ながら、僕が昔来たこともあってマドリード、バルセロナなど数都市しか訪れなかったスペインの旅についての費用等まとめ。

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【日程】

2015年6月7～15日（8泊9日）

【ルート】

1：マドリード（6/6～10）
→2：セゴビア（6/9）
→3：バルセロナ（6/11～13）
→4：セビリア（6/13～15）
→5：カルモナ（6/14）

【費用】

特に断りがない限り、金額は二人分です。
また国際移動にかかる以下の代金は除いています。
・パリ/フランス→マドリード/スペイン：約12,800円/95ユーロ（一人）
・セビリア→タンジェ/モロッコ：約4,200円/30ユーロ（一人）

費用集計	ユーロ	円	割合
食費	188	26,285	22%
宿泊費	242	33,880	28%
交通費	323	45,259	37%
観光費用	80	11,200	9%
その他	30	4,235	4%
合計	863	120,859

8泊9日間の滞在で合計120,859円/863ユーロ、一日あたり約13,400円。予算の12,000円を1割程度オーバーしてしまった。

内訳をみると、なんと最も高いのが全体の4割近くを占める交通費で約45,300円/323ユーロ。マドリードからバルセロナに行き、さらにそこからセビリアに行くといっためちゃくちゃな動き方をしたからかもしれないが、スペインのバス代は高い（例えばマドリード→バルセロナが約4,500円/約32ユーロ（一人）、バルセロナ→セビリアが約9,500円/約68ユーロ（一人）など）。飛行機使ってもそこまで変わらないかもしれないが、宿泊費を浮かすために夜行バスを使いました…しかしながらwifiもコンセントもなく、フランスを中心によくお世話になったidBUSとの差が激しかった。

その次に来るのが3割弱を占める宿泊費で約33,900円/242ユーロ、一泊当たり約5,600円（夜行バスの2泊を除いた6泊で計算）。バルセロナの宿が高かったが（58ユーロ/一泊）、マドリード、セビリアは大分下がり、フランスなどと比べると安い印象。

3番目は2割強の食費で26,300円/88ユーロ、一日あたり約2,900円。フィリピン留学時代の友人と飲みに行ったことや、それまでの物価の高さが一段落したことから、ついつい飲みすぎてしまった。でも…ビール1.5リットルで約110円/0.78ユーロって、ヨーロッパの物価にしたら安すぎるんですもの。

なお観光費用の約11,200円/80ユーロは、バルセロナのガウディ建築やカンプノウの入場料など。

総じてみると、フランス、ベルギー、オランダなどと比べると物価は少し安い。特に宿泊費や食費に顕著に現れていて、ここはより節約できるところ。一方、スペインで悩ましいのが交通費の高さ。特にバス代が高いのがネック。交通費を抑えるには無駄なく効率的に回るのがいいですね。

予算の12,000円をオーバーしたのは、この交通費に加え、ヨーロッパに入って以来の反動である僕の酒代のせいですね。。

【総評】

観光★★★★★：バルセロナのガウディ建築やカルモナのヒマワリ畑など、ここでしか見ることの出来ない景色がたくさんある。また僕たちが回った場所の他にも、バレンシアやサンティアゴ・デ・コンポステーラ、コルドバやイビサ島などなど、まだまだたくさんの見どころがある。

参考記事：【スペイン03】マドリードから日帰り旅行！世界遺産ローマ水道橋のあるセゴビアへ！、【スペイン05】バルセロナでガウディ建築に感動。、【スペイン06】憧れのカンプノウ！、【スペイン08】セビリアから日帰り旅行！ヒマワリ畑のカルモナへ！

物価★★☆☆☆：イタリア北部以来、ようやく落ち着いてきた印象。物価の高いフランス、ドイツなどと比べると、食費、宿泊費がガクンと落ちる。一方でバス代が高いのがかなり堪える。
治安★★★☆☆：ヨーロッパの中ではあまりよくないという話も聞くが、マドリード、バルセロナの中心部は夜になっても人通りが絶えない。一方でセビリアの町はやや汚く、治安はあまり良くないかも？と感じた。実害はなし。
食事★★★★★：生ハムやパエリアに代表されるスペイン料理は、やはりレベルが高い。どこで食べてもそれなりに美味しく、またシーフードが多いのもいいところ。

参考記事：【スペイン02】マドリードで食べて飲む

交通★★★☆☆：移動は主にバスか飛行機。何度も書いてきたがバスが割高で、質も低い。移動に困ることはないが、周辺の国に比べると質・値段ともに下がる。

参考記事：【スペイン01】パリ/フランスからマドリード/スペインへのバス移動情報、【スペイン03】マドリードから日帰り旅行！世界遺産ローマ水道橋のあるセゴビアへ！、【スペイン04移動情報】マドリードからバルセロナ、【スペイン07移動情報】バルセロナからセビリア、【モロッコ01移動情報】セビリア/スペインからシャウエン/モロッコ

宿泊★★★☆☆：フランス、ベルギーなどに比べると値段は下がり、質は向上した印象。フレンドリーなスタッフも多く、全体的に好印象。

参考記事：【スペイン09】スペイン宿情報まとめ

【スペインの食寝飲笑】

食：CERVECERIA 100 MONTADITOS
いくつかのお店でスペイン料理を食べたけれど、最も頻繁にお世話になったということで、こちらのお店をチョイス。1ユーロ程度からつまみやビールがあり、昼間からお手頃に飲める天国のような場所。チェーン店らしく、あちこちにあって使い勝手も良かった。

寝：全体的に良かったものの、特筆すべきほどではないかな。

飲：セルベッサ
何といってもセルベッサ（ビール）！ヨーロッパは全体的に酒が安いが、スペインも安い。暑い国で昼から飲むセルベッサは最高！

笑：カルモナのヒマワリ畑
一面に広がるヒマワリ畑は、まさにスペイン！というイメージ。時期が少しズレてしまったため、満開とまではいかなかったけれど、それでも美しいヒマワリに癒されました。

（最後に）

引き続き急ぎ足になってしまい、ほんの少ししか回ることができなかったスペイン。特に、今回を逃したらもうなかなか行けないであろうサンティアゴ・デ・コンポステーラは悔いが残っています。闘牛やフラメンコ、そして本場バレンシアのパエリアも食べてみたかった…

ガウディ建築は一通り見ることができ、また僕が行きたかったカンプノウにも行くことができたので、バルセロナは大所をカバーすることはできたものの、それ以外はまだまだ。
見所も多く、食事も美味しく、そしてヨーロッパの中では比較的物価の安い国。全くと言っていいほど時間とお金が足りず、ここもまた訪れたい国になってしまいました。ほんと、ヨーロッパはそんな国ばかり。

もうちょっと買い物なんかも楽しみたかったなぁと思うことはありますが、また年をとってから来ようかな。

セゴビア　ローマ水道橋