2015年4月
1ラリ=約55円
歴史あるクタイシの町並みや秘境メスティアを回り、アルメニアに引き続いて美味しい食事とハマムに癒されたジョージアの旅のまとめ。
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【日程】
2015年4月8~19日(11泊12日間)
【ルート】
1:トビリシ(4/8~12)
2:クタイシ(4/12~17)
3:メスティア(4/17~19)
4:バトゥミ(4/19)
【費用】
特に断りがない限り、金額は二人分です。
また国際移動にかかる代金(エレヴァン/アルメニア→トビリシの約1,600円(6,500ドラム)/一人、バトゥミ→イスタンブール/トルコの約3,300円(60ラリ)/一人)は除いています。
費用集計 | ラリ | 円 | 割合 |
---|---|---|---|
食費 | 357 | 19621 | 44% |
宿泊費 | 312 | 17160 | 39% |
交通費 | 122 | 6732 | 15% |
その他 | 16 | 880 | 2% |
合計 | 807 | 44393 |
11泊12日間で、合計約44,400円/807ラリ、一日あたり約3,700円。予算として考えていた一日6千円の2/3程度で済んだ。
内訳は好きに食べて飲んだ食費が約4割強で、一日あたり約1,600円/30ラリ。基本的には外食で、よくビールなども飲んでいた割に安く上がった。続いては4割弱の宿泊費で一日あたり約1,550円/28ラリ。こちらは全体的な物価に比べると少し高い印象。その他はあわせても2割弱で、やはり物価は安い!
食事、酒代はクオリティの割にとても安く、ここは正に長期旅行者にとっての天国。ドミを使えばはるかに安くあげられると思うし、沈没者が多いというのも頷ける。アルメニアもそうだったけど、物価はとっても重要ですね!
【総評】
観光★★★☆☆:回ったのはトビリシ、クタイシ、メスティアと、最後に立ち寄ったバトゥミのみ。トビリシのハマムや世界遺産メスティアの町並みなどは二人ともとってもお気に入り。イスラム圏を抜けてきたばかりということもあって、アルメニアに続いてキリスト教的な建物や町並みも新鮮で楽しい。
参考記事:【ジョージア02】ハマムのある町トビリシ いい国に来た予感♪、【ジョージア04 世界遺産】バグラティ大聖堂とゲラティ修道院 クタイシ観光、【ジョージア06 世界遺産】息をのむほど美しいジョージアの大自然 メスティア観光
物価★★★★★:上にも書いたが、とにかく安い!小籠包のようなヒンカリは一個0.5ラリ(約25円)ぐらいで、2~3個食べれば小腹が膨れる。ビールはレストランで飲んでも1.5~3ラリ(約80~160円)。宿は個室で20ラリ(約1,100円)~、ドミで7ラリ(約400円)~。移動も安く、物価の面ではパラダイス。
治安★★★☆☆:日中は一切危険を感じず、夜も近場まで食事に行くことはあったが、問題なし。僕らとしては治安は良いと感じたが、中には危険という人にも会ったので、星3つとした。
食事★★★★★:ジョージアの料理はとにかく美味しい。ヒンカリの他、ジョージア風ピザのハチャプリ、肉をトロトロに煮込んだビーフシチューのオストリ、ビールのつまみにたまらないポテトの入ったオジャフリ、ガッツリお肉のバーベキュー・カバビ(牛)とシャシリク(羊)…今までの国で最も美味しかったかも?また焼き立てパンも美味しく、ヨーロッパに近づいてるんだなぁと感じさせてくれる。
交通★★☆☆☆:トビリシ市内にはなんとメトロが走るのでとても便利。それ以外はバスやマルシュルートカに頼らざるを得ず、中長距離移動はやや不便。
参考記事:【ジョージア03 移動情報】トビリシからクタイシ、【ジョージア05 移動情報】クタイシからメスティア(アッパー・スヴァネティ)
宿泊★★☆☆☆:初日に泊まった日本人(と韓国人)に人気のHostel Comfort Plusは快適だったが、それ以外はイマイチ。その他の物価に比べるとやや値段も高い印象で、全体的にあんまり。ですが日本人に有名なクタイシの「スリコの家」やトビリシの「Hostel Georgia」などには行っていないので、他の日本人旅行者の感想とは異なるかもしれない。
【ジョージアの食寝飲笑】
食:オスタリ(Sho)、ヒンカリ(Hiro)
とにかくジョージア料理は何を食べても美味しい。日本人の口に合う気がする。その中でShoのお気に入りはジョージア風ビーフシチューのオスタリ。トマトベースのスープでトロトロに煮込んだオスタリはビールに最高に合う!一方、僕のお気に入りはジョージア風小籠包ヒンカリ。小腹がすいたときに丁度よく、中身も挽肉からマッシュポテト、キノコなどなど、バラエティに富んでいるのも素晴らしい。本当、美味しいものがたくさんあるうえ、お酒も安くて、言うことなし!の国。
ハチャプリ モノによっては卵&チーズが乗っていて濃すぎることも…
オスタリ
ヒンカリ
寝:Hostel Comfort Plus
予約の関係で一日しか宿泊できなかったが、ジョージア初日、トビリシで泊まったHostel Comfort Plusはサービス満点、設備も素晴らしく、日本人旅行者に人気があるのも納得の宿。場所が分かりづらいのが難点だが、それ以外はほぼ満点。
参考記事:【ジョージア08 宿情報】トビリシ、クタイシ、メスティアの宿
飲:ビール、ワイン
ジョージアは食も素晴らしいが、お酒も素晴らしい。ビールもワインも安い上、味もバツグン。料理にも合うし、酒好きの僕にとっては離れたくない国の一つ。ジョージアの人々もアルコールが大好きなようで、ハマムの中で次から次へとビールを飲んでいる姿には圧倒された。また、僕らは飲むことがなかったけど、町中にはビールサーバーを置いた店もあるらしい。
笑:ハマム
シェムリアップ/カンボジアの宿以来、久しぶりの浴槽。トビリシで入ったハマムは、男性用3ラリ(約160円)~、女性用2ラリ(約110円)~とリーズナブル。3か月ぶりに旅の垢と疲れを洗い流すことができ、最高の気分だった。
参考記事:【ジョージア02】ハマムのある町トビリシ いい国に来た予感♪
(最後に)
アルメニア同様、訪れる前はほとんど知識のなかったジョージア。事前に調べたところだと治安が悪く、強盗が出るなどといった噂もあり、少し不安がありました。しかしながら実際に来てみると、(個人的には)治安もよく、また出会った中では親日的な人が多いこともあり、とても楽しく過ごすことが出来ました。散々書いてきましたが、歴史あるキリスト教の建物、コーカサスの大自然に囲まれた美しい町並みの他に、ハマムの心地よさや、食事と酒の美味しさと安さもたまらない魅力。これだけ魅力的な国なのに、どうして日本ではあまり知られていないのか不思議なほどです。
クタイシにあるバグラティ大聖堂
アッパー・スヴァネティにあるメスティアの復讐の塔 幻想的な雰囲気が素晴らしい
フィリピン、インドネシア(フローレス島)、キルギス…これまで訪れた場所の中でも、行った後でイメージがガラッと変わった国はいくつかありますが、ジョージアもその中の一つ。アルメニアもそうでしたが、コーカサスという地域は日本で知られている以上に素晴らしい国があるようです。こうやって、戻ってきたい国がドンドン増えていくのは幸せなのか、困ったことなのか…
Hiro
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