2015年3月28日
1ドル=約33,000リアル
ペルセポリスやピンク・モスクを楽しんだシーラーズからやってきたのはエスファハーン。
ここは「イランの真珠」とも称えられるほど美しく、イランの人々にとっては一種の誇りのようなものであるとか。
まずは世界遺産にも登録されているエマーム広場から。
かつて「世界の半分」とたたえられたエスファハーンの中心は、ここエマーム広場。
「ところで世界の半分ってどういう意味だろうね?」と話しながら二人で向かう。
まあ行ってみれば分かるかな。
宿Amir Kabirから歩くこと約20分、どーんと広場が登場。
どーん
こちらはマスジェデ・エマーム 着工は1612年、完成したのは1638年で、建築に26年を要したそう
噴水越し
馬車も走っている
玉ねぎ型のドームが美しいマスジェデ・シェイフ・ロトゥフォッラー
青いタイルがきれいで、サマルカンドを思い出させる
アーリー・ガープー宮殿 イランで最初の高層建築だそう
確かにとても美しく、しかも芝生もたくさんあってのんびり出来そう。
その辺りで寝転がったり、ご飯を食べたりしているイラン人もたくさんいてのどかな雰囲気。
イランの人たちもたくさん お弁当を持ち寄ったりしてのんびりしている
僕たちもお弁当を買ってきて一休み
ですが「世界の半分」とはどういう意味?
「?」が頭から離れない。
残念なことにその言葉の意味は、来ても良く分からなかったです…
ご飯を食べながらゴロゴロして過ごしていると、近くにいたイラン人の女子学生に話しかけられる。
彼女はアメリカや日本、中国に行きたいらしく、「アメリカが好き、イランは嫌い」と言っている。
ん?この国は反米なんじゃなかったか?
クーチャンからマシュハドに向かうバスの中で話しかけられたおじさんは「ファックアメリカ!ジャパングーッド♪」とご機嫌に叫んでいたので、てっきり国民レベルでもアメリカ嫌いなのかと思っていたのだけれど。
ペルシャ語を書いてもらったり、彼女の名前を漢字で書いてプレゼントしたりと、少し喋った後、バイバイ。
エマーム広場を離れて町を歩いてみると…
むっ!
イランのマネキンは変わったものが多い。
シーラーズの記事にも書きましたが、ここエスファハーンでもたくさん見かけました。
右は禿げかけてる
子どもの表情が怖いよ…チャッキーを思い出す
エスファハーンは夜でも治安に問題なさそう。
僕たちは普段、夜は外出しないのですが、せっかくなのでライトアップされるというスィー・オ・セ橋に行ってみた。
川面にライトアップされた橋が反射してきれい
暗くなってもたくさんの人が歩いていて、観光客も大勢います。
むしろ混みすぎていて、スリとかが気になる。
まあこれなら歩いてても大丈夫かな。
エマーム広場の建物の中はだいたいがお土産屋になっています。
あんまり風情は感じられないですが、観光客で賑わっていてイラン随一の観光地と言うのも納得。
Shoはイラン雑貨屋絨毯のデザインが気に入ったようで、色々と物色していました。 何を買おうかな? 雑貨、靴、それにキリム(遊牧民族が作った布)やペルシャ絨毯を取り扱っているお店 上のお店で見つけたかわいい靴 悩んだものの買わず 青い時計は部屋に置いたら映えそう 手前にあるのは水煙草用 長々と悩み、時計を一つ購入!ほとんど交渉の余地なく、少しだけ値切り、400,000リアル。 中央アジアのお土産に加え、イランでも買い物をして大分お土産が増えてきたので、荷物を日本に郵送することに。 マドラセイェ・チャハール・バーグの近くにあるDHLに行って日本までの郵送代を聞いてみると、とても高い! ここイランからは飛行機便しかないらしく、そのため高額になるとか。 DHL せっかく見つけたのに。 お土産よりはるかに高くなってしまうので、続いてネシャート通りにある郵便局に行ってみる。
が、ここでも船便はなく、航空便のみでやはり高い。あちゃー。。という感じ。 値段で悩んでいると、カウンターの後ろにいたおばちゃんの係員が少しでも荷物を軽くするべく包装を減らしたり、色々やってくれる。 郵便局員と言えば公務員かそれに近いものだと思っていたので、こんなに協力的なことにびっくり。
イランに来て以来、驚かされることがたくさんあるわ。
先程のDHLに比べれば安いし、対応もよかったためこちらでお願いすることにしました。
約2.5kgで1,080,000リアル(約4,000円)。高い。
中央郵便局
無事届いておくれよ。
無事郵送も終わったところで、お次はエスファハーンで食べたもの。
初日の宿Mihan Hostelでオススメされたレストラン(左)
いつも通りチキンのキャバーブ
それと野菜スープ
以上で170,000リアル
こちらはエマーム広場の裏手にあるレストラン
豆のスープとサフランライス、ナン(100,000リアル)
テイクアウトもあちこちにあるので少しずつの食べ歩きもできます。
ピロシキ20,000リアル 揚げパンのようで、ケチャップをかけて食べる イランではケチャップをよく使う
これは…キャプテン翼??中身はアンズ
最後になりますが、エスファハーンで泊まった宿を少しだけ。
「Mihan Hostel」
チャハール・バーグ・アッバースィ通りにあるローカル宿。
ツイン640,000リアル/一部屋。
wifiがなく一泊で移動。
「Amir Kabir」
同じくチャハール・バーグ・アッバースィ通り沿いで、地球の歩き方にも載っている安宿。
ツイン650,000リアル/一部屋。
wifiありと言うことでこちらに移動してきたが、なぜか使えず(普段は使えるみたいです)。
※後日、宿の詳細情報についてはまとめてアップします。
エスファハーンは、「世界の半分」という意味こそ分からなかったけれど、エマーム広場を始めとしてのんびり出来る素敵な町です。
実質的に1日ちょっとしか滞在しなかったけれど、時間があればエマーム広場で丸一日でものんびり過ごしたかった。
明日は首都テヘランに向かいます。
おまけ もらったエスファハーンの地図
Hiro
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