2015年7月8日
1南アフリカランド=約10円
ケープタウンと言えばアフリカの最西南端にある喜望峰(アフリカの最南端には、アグラス岬があるらしいです!)。
英語名はCape of Good Hopeと言うなんだか素敵な響きです。
僕はケープタウンに来たからには喜望峰に行ってみたかった。
しかもその途中にはペンギンの保護区で有名なボルダーズビーチもあります。
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ケープタウンから喜望峰に行くには、
1.ツアーに参加
2.タクシーチャーター
3.サイモンズタウンまで電車で行きタクシーもしくはレンタサイクル
4.レンタカー
以上4つの手段があります。
節約旅行者としては3か4しかないのですが、レンタサイクルは辛い。
前回、自転車で観光した時は妻に大きく引き離され(関連記事 :ウブド観光part2〜ゴアガジャやモンキーフォレストを自転車で巡る!)、しかも昨日テーブルマウンテン登山をしたので朝から足はパンパンで本当は動きたくない。
レンタカーを調べてみると、市内にはHertzやEuropecarなどたくさんの会社があるよう。
1日250ランド前後で借りることが出来るみたい。安くていい。
しかし南部アフリカではマニュアルの方が安いらしいが、マニュアル車なんて教習所で乗って以来だから10年以上は運転していない。
まあ次に行く予定のナミビアでもマニュアル車を運転する可能性が高いし、道のきれいな南アフリカで練習しとこう!
ケープタウンから喜望峰までの道のり
当日、Bloem Streetにあるレンタカー会社Around About Carsに行く。
コンパクトカー2台に空きがあった。
以前日本人がマニュアル車をかりて壊したことがあるらしく、何度も何度もAT車を勧められた。しかし、今後のこともあるので安いマニュアル車(手数料込みで255ランド)を選択。
免許証等を提示し、保険などについての説明を受ける。
ちなみにここの保険は車体の損害についてだけ。
事故があったり傷がついた時は、3,500ランドを限度として客が負担するというもの。
以前は100%免責のものがあったが、少し前に現行のものに変えたそうです。
この3,500ランドについてはクレジットカードでの保障を求められました。
それにしてもこの保険契約で、人をはねたりしたらどうするんだろう。。
さて、車体の傷を確認し、注意事項の説明を受けてから車に乗り込む。
今日の車はCHEVROLET、初めて運転する車です。
本日のお伴
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久しぶりのマニュアル車に最初は四苦八苦。
一旦止まると発車するのが難しい。
坂道発進になったらどうしよう。
天気がよくない
妻は助手席で案内役
マニュアル
悪戦苦闘しつつケープ半島西側の海沿いの道を進もうとすると、工事中。
内陸に入ってもう一度海に出ようとするも、また工事中。
なぜこんなに??と迷いながら、気が付くと両側はバラックの掘立小屋ばかり。
!!!!!
?スラム?
!!!!!
みんな汚れた身なりでこっちを見ている。
犬も道沿いにたくさんいて、ワンワン吠えている。
この風景を是非とも写真におさめたいが、カメラを出すと誰かが襲ってくるかもしれない…
怖くてカメラを出すこともできない。
バックで逃げ出したいが、マニュアル車でバックなどしたらエンストするのは目に見えている。
とにかく窓を閉じ、ドアの鍵が閉まっているのを確認する。
一刻も早く走り抜けたい。
と、子どもが連れた犬が目の前に飛び出してきてブレーキ!
Ohh、止まってしまった。。しかも坂道。
なぜ坂道発進の練習を南アフリカのスラムの中でやらなければならないのか。
冷や汗をかきながらなんとか一発で成功。
人間やれば出来るもんですね。
10分ほどでどうにかこうにかスラムを抜けた時には両脇が汗でぐっしょり濡れていました。
気を取り直し、サイモンズタウンを目指します。
本来1時間程度で着くはずだったのに到着したのはなんと2時間後。
サイモンズタウンには美味しいと評判のフィッシュ&チップスのお店があるらしいのですが、場所を控えるの忘れて行けず。
さらに走ること約30分、ようやくCape of Good Hopeの入口が見えてきました!
入場料110ランド/一人を支払い、まずはケープポイントに向かいます。
自転車のツアー客も大勢
ビジターセンターと駐車場があり、車を停め、まずは灯台へ向かって歩き始めます。
ケープポイントは断崖絶壁!
テーブルマウンテンも崖が切り立っていましたが、ここも少し似ている気がします。
続いて喜望峰を目指しトレッキングコースを歩く。
花や植物
ビーチもあります
遠くの方でダチョウもみかけました。
この辺りはダチョウがたくさんいるらしいです。
30分ほどで到着。
昨日のテーブルマウンテンに続き天気が良くないのであまり眺めはよくありません。
それでも歴史の授業で習った場所に自分が立っているというのはなんだか不思議な感じがします。
雨が降り出してきたので早々に退散。
次はペンギンのいるボルダーズビーチ目指して走り始めます。
すると。。
大量のヒヒ!車の前をノシノシ優雅に歩く
次の目的地、ボルダーズビーチはサイモンズタウンの近く。
20分ほど走ると到着し、駐車場に車を停めて入場口につながるボードウォークを歩き始める。
するとあちこちにペンギンの姿が見えます。
三羽の子ペンギン
あまりにキュートなので、片っ端から写真を載せてみます!
こっちにはダシー
ダシーとペンギン
ボルダーズビーチは入場料60ランド/一人がかかるのですが、手前のボードウォークで十分満足できたので、ビーチ自体には入りませんでした。
手を少し伸ばせば触れるぐらい近い距離でたくさんのペンギンを見ることが出来ました!
※触っちゃだめです、法律で禁止されています、確か。
こんなにたくさんのペンギンを見たのはオーストラリアのフィリップ島以来。
しかもあの時は遠くから見るだけで、写真撮影も全面的に不可でした。
ボルダーズビーチではこんなに近くで見ることができて、写真もたくさん撮ることが出来て大興奮でした♪
中に入ればペンギンが泳ぐ姿やビーチを歩く姿を見ることが出来ます。
ケープタウン近郊は自然が豊富で、ペンギンだけでなくアシカやバードサンクチュアリもあります。
まだまだ行きたいところはたくさんありますが、ケープタウンでやりたかったことは一通り出来ました。
名残惜しいのですが、明日からはナミビアに移動します。
ナミビアもナミブ砂漠やエトーシャ国立公園など大自然を堪能できるようなのでとても楽しみです♪
Travel Info.
◯喜望峰 Cape of Good Hope
アフリカ最西南端の岬。
周囲は自然保護区になっており、ダチョウやヒヒなども見ることが出来る。
【アクセス】
ケープタウン市内からのアクセスは4通り。
1.ケープ半島ツアーに参加
2.ケープタウンからタクシー
3.最寄りのサイモンズタウンまで電車で行き、そこからタクシーもしくはレンタサイクル
4.レンタカー
なお車だと片道約2時間。
【入場料】110ランド/一人
【その他】
・7月はかなり寒いので防寒着があったほうがベター。
•トレッキングコースもあり結構デコボコしていたので、歩きたい人は運動靴などがベター。
◯ボルダーズビーチ Boulders Beach
ケ-プ半島東側の中ほどにあるペンギンの自然保護区。
手を伸ばせば届くほど近い距離にペンギンがいて、また子育ての様子も見ることが出来る。
ビーチには入らず周りのボードウォークだけでも数十匹のペンギンの姿を楽しめた。
【アクセス】サイモンズタウンから車で5分。ケープタウン市内からは約1時間。
【入場料】60ランド/一人(駐車場代 5ランド/1台)
お店info
◯「Around About Cars」
【HP】http://www.aroundaboutcars.com
【営業時間】~17:00 5分ほど過ぎても開いていた。
【費用】レンタカー24時間254ランド~(マニュアル車。手数料、保険込)
【必要書類】パスポート、日本の免許証、翻訳証明書(詳しくはこちら)、クレジットカード
【その他】
・保障として3,500ランドのデポジットが求められる(クレジットカード可)。
・受付の男性スタッフはフレンドリー。返却後のチェックの時もいちゃもんをつけられることはなく、あっさり終了。
ナミビアなどではレンタカーで問題が起こることが多いようだが、南アフリカでは特に何もなかった。
・返却時にガソリンを満タンにする必要はなく、返却後、スタッフと一緒に近くのスタンドに行って給油する。今回市内から喜望峰までの往復でガソリンは約9L使ったようです。給油代は130ランドかかりました。
Hiro
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